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【2021年11月1日現在】10月を過ぎても新規申請受付再開されず!マレーシアMM2Hの今後の見通し?

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この記事は、2分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

MM2Hに関して、10月から新規受付を再開すると発表しましたが、結局、いまだ、新規申請受付については、再開していません。

今回の記事では、MM2Hの現状を整理するとともに、今後の見通しについて検討したいと思います。

過去の経緯については、こちらの記事をご覧ください。

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MM2Hの現状

マレーシア政府は、MM2Hの新条件適用と新規申請受付再開を10月からはじめるとの発表が8月にありましたが、新条件の内容に関して、州や業界団体などからの猛烈な反発を受け、担当大臣が「再検討」することを約束しました。

その後、国会での何度となく質疑応答が繰り広げられたものの、何ら一切の正式な公式発表は行われておらず、新規申請受付の再開には至っていません。

ジョホールバル州のイブラヒム皇太子や国会での野党議員の反対意見などがあったことやサラワク州やサバ州の独自のMM2Hとの調整が必要であることなどの理由から政府内で再検討していると思われます。

現在、マレーシアでは、国会が開会中です。

前半の国会の終了日である10月12日に何らかの発表があるのではないかと考えていましたが、特段何もありませんでした。

既存MM2Hビザ保有者の更新や延長手続きに関しては、以前の条件で手続きが行われているようです。 

これらの手続きは、9月15日以降、これまでの観光芸術文化省ではなく、入国管理局で行うようになっています。

このことについては、マレーシア政府観光局のサイトをご覧ください。

www.tourismmalaysia.or.jp

今後の見通し

10月中にマレーシア政府から新規受付再開がなかったのは、やはり反対する州や野党等との調整ができなかったこと原因のようです。

とりわけ、独自のMM2Hを実施しているサラワク州やサバ州が同一条件で実施することとに関して調整ができないのが一番の原因だと思います。

野党や業界団体などの反対は、押し切れば済むことかもしれませんが、サラワク州やサバ州の独自制度をその意に反して変えてしまうことは歴史的経緯からみて不可能ではないかと思います。

歴史的経緯については、こちらの記事をご覧ください。

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再開に関して、マレーシア政府から何らかの発表があるタイミングとしては、ビザ発行手数料の見直しが予定されている11月15日の直前か、その後ととなる、国会が閉会となる12月17日以降にずれ込むかもしれません。

マレーシア政府は、先週、リゾート地ランカウイ島に限り外国人観光客の受け入れを11月15日に再開すると発表しました。

ワクチン接種をしていれば、隔離なしで入国できます。

マレーシアでは、成人のワクチン接種の完了率が9割を超えており、ランカウイ島の状況を見ながら受け入れ地域を順次拡大し、経済活動のもとに戻そうとしています。

外国人観光客の受け入れが進めば、いつまでもMM2Hの新規申請受付を止めておくというのは難しくなるでしょう。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

結論がなかなか出ない、MM2Hの新条件と新規受付再開。

MM2Hのこの変更の結果が、他の国の長期滞在ビザにも影響する可能性があります。

引き続き、注視していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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