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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
毎年、英国の調査会社「ヘンリー&パートナーズは」が、世界パスポートランキングを発表しています。
そのランキングが先月発表されましたが、2021年は、日本がシンガポールと並び、192カ国・地域で1位となりました。
日本は、これで2018年以降連続で1位を継続しています。
そこで、今回の記事では、世界最強の「日本のパスポート」について解説します。
世界最強のパスポートの意味
毎年、ヘンリー&パートナーズが世界のパスポートランキングを発表しています。
このランキングは、以下のサイトからみることができます。
このランキングは、観光ビザなしで(あるいは到着時のビザ取得により)海外に渡航できる国が多い順に、パスポートをランクづけしています。対象となる渡航先は、227の国と地域です。
ビザなしで行ける国が多いほど旅行の自由度が高いため、パスポートが持つ力は強いと言えます。
今年10月に最新ランキングが発表されて、引き続き日本は、シンガポールとともに1位に輝きましました。
2位はドイツ、韓国で、190カ国。3位はフィンランド、イタリア、ルクセンブルク、スペインで、189カ国。4位がオーストリア、デンマークで、188カ国。5位はフランス、アイルランド、オランダ、ポルトガル、スウェーデンで187カ国。10位以内にランクインした30カ国中、20カ国がEU加盟国でした。
ビザが免除される理由
なぜビザが免除されるかというと、免除して渡航手続きを簡略化すれば、免除した国から観光客が増えるためです。
もちろん、障壁を下げれば、犯罪者が入りやすくなり、治安に影響を与えかねません。
このため、ビザの免除を認めるかどうかは、相手国の犯罪の状況、相手国からの難民申請の実態、経済力、2国間の友好の度合いなどを調べて決められます。
日本は、こうした基準で高い信用を得ており、その結果、日本のパスポートは、世界最強のパスポートになっています。
今後も世界から高い信用を得られるよう、努力していくことが必要です。
最近、海外で犯罪を起こす日本人のニュースを目にしますが、こうした人たちには厳しく対応してほしいと思います。
保持率が低い最強パスポート
ただ、この最強のパスポートの日本人の保持率は、2020年のデータによると、21.8%と、人口の1/5程度しかありません。
コロナ禍ではあるものの、これだけグローバルな時代と声高に言われているにしては、低いと言わざるを得ません。
例えば、アメリカでは、40%以上、同じ英語圏のカナダは66%、イギリスは76%と、いずれも高い水準を示しています。
英語圏の国が高いことから推測すると、日本の低さは、英語ができないという言葉の壁の問題が深く関係しているように思われます。
これ以外にも、長期休暇が取りにくい、日本より治安のいい国が少ないといった不安、島国なので飛行機での移動が必須で交通費がその分余計にかかるなどといったことが、日本人に海外旅行を行く気をなくさせているようです。
まとめ
海外には日本では決して体験できない異文化ならではの驚きや感動があります。
異文化や社会システムの違いなどを体験することで、人としての幅も広げてくれるはずです。
せっかく世界最強のパスポートを持っている日本人なのですから、これを活用しないというのは、とてももったいない話だと思います。
早くコロナが収束し、世界最強のパスポートをもって海外旅行にいきたいものです。
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