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【2023年5月最新】中国の「72/144時間トランジットビザ免除措置」について解説

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この記事は、3分で読めます。

こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。

中国の水際対策が、2023年4月29日から変更されました。PCR検査ではなく、抗原検査で済ますことが可能になりました。また、航空会社による陰性証明書の確認がなくなりました。

けれども、2020年3月31日から日本人に対するビザ免除措置は停止されています。そのため、現在、中国へ旅行する際、観光ビザが必要です。

ビザ取得には、事前にオンライン予約を行い、予約日時に合わせてビザセンターに来場する必要があります。シングルの場合、手数料が8,000円かかります。

しかし、事前のビザ取得なしで中国へ入国できる裏技があるのをご存知でしょうか。それは、「72/144時間トランジットビザ免除措置」です。

今回は、中国の「72/144時間トランジットビザ免除措置」について、概要、手順及び注意点などを解説します。

ビザ免除措置の概要

中国の「トランジットビザ免除措置」とは、国際線の航空会社が中国を経由して第三国に渡航する場合、中国国務院が指定した一定時間(72時間/144時間)以内であれば特定地域にビザなしで滞在できるという制度です。

第三国は、台湾、香港、マカオを含みます。ですので、成田→北京→台北といったルートでも問題ありません。

特定地域とは、北京、天津、上海、広州、大連、杭州(以上144時間以内)、青島、厦門、西安(以上72時以内)などがあります。

免除措置を受けることができる対象国は、日本を含めた次の「53か国」です。

オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、ロシア、イギリス、アイルランド、キプロス、ブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、セルビア、クロアチア、ボスニア、モンテネグロ、マケドニア、アルバニア、モナコ、バラルーシ、アメリカ、カナダ、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、日本、シンガポール、ブルネイ、アラブ連合共和国、カタール、モナコ、ベラルーシ

日本在住者でも、上記の国のパスポートを有しない外国籍の人は、対象外になります。

コロナ前には、「24時間トランジットビザ免除措置」がありました。これは、53か国以外の国に対して24時間以内の入国が認めるというものです。しかし、現在、これについては、原則許可されていないようです。同伴者に、53か国以外のパスポートをお持ちの人がいる場合は、ご注意ください。

免除措置の手順

免除措置の手順は、次のとおりです。

  1. チェックインの際、航空会社に申し出る。
  2. 空港到着後、入国審査場手前にある一時入境許可申請窓口に行く。
  3. 到着/出境カード、72/144時間入国許可証をもらい、記入
  4. 記入後、入国審査官に、記入した書類、第三国に行く航空券、ホテルの予約を確認できるものを見せて、承認証をパスポートに貼ってもらう
  5. 荷物を受け取り、税関を通過

注意点

利用にあたって、特に注意すべき点は、次の3点です。

  1. 72/144時間以内とは、中国に到着し、入国審査手続きを行ってから、乗継便の出発予定時間までが、72時間ないし144時間以内でなければならない。
  2. 許可された滞在区域を出てはいけない。
  3. ビザ免除措置は、外交政策により簡単に停止される可能性がある。

「2」については、特に気をつける必要があります。例えば、広州白雲空港では、広州省内の移動は可能ですが、他省に移動することは許されていません。もし広範囲での移動をするような旅行を計画する場合は、旅行ビザを取得するしかありません。

「3」については、直近では、今年の1月に日本が一時的に停止されたことがマスコミで大々的に報道されていたので、よくご存じかと思います。そういうものだと理解しておく必要があります。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、中国の「72/144時間トランジットビザ免除措置」について、概要、手順及び注意点などを解説しました。

海外旅行を計画している人で、時間がある人は、このビザ免除措置を使えば、中国に簡単に渡航ができます。

中国の航空会社によっては、トランジットの乗客に対して、無料で宿泊ホテルを提供するサービスを行っているところもあります。これらを利用すれば、お得に中国国内を旅行をすることができます。

 

今回の記事がお役に立てれば、うれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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