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こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。
先週9月23日に、このブログで「10月11日から日本の水際対策さらに緩和され、入国上限数の撤廃、外国人個人旅行の解禁、短期滞在ビザなし入国が認めることを岸田首相が発表した」ことを紹介しましたが、昨日、10月11日からの入国制限措置緩和の詳細について、日本政府から発表がありました。
今回は、その内容を確認していきたいと思います。
9月23日のブログ記事は、こちらです。
- ワクチン接種証明書or陰性証明書の提示は継続
- 中華系ワクチンも有効なものとして認められることに
- 入国者健康確認システム(ERFS)による報告が不要
- 68の国・地域に対してビザ免除措置を再開
- 台湾もビザなしで旅行が可能に
- まとめ
ワクチン接種証明書or陰性証明書の提示は継続
9月7日から「3回のワクチン接種証明書の提示」をもって72時間前の陰性証明書提示の免除という入国の際の検疫ルールになっています。
つまり、「3回のワクチン接種証明書」あるいは「72時間前の陰性証明書」のいずれかの提示が必要です。
これに関しては、9月22日深夜の岸田首相の発表では言及がありませんでした。
しかし、今回の日本政府の発表により10月11日以降も継続されることが明らかになりました。
9月23日のブログ記事で予想したとおりの結果でした。
やはりしばらくの間は、この検疫ルールは残りそうです。
中華系ワクチンも有効なものとして認められることに
現在、陰性証明書の代わりとして、3回のワクチン接種証明書の提示が必要です。
しかもこれには、日本政府が承認したワクチンを3回とも接種している必要があるという条件がついていました。
ところが、10月11日からは、対象となるワクチンが、世界保健機構(WHO)緊急使用リスト掲載ワクチンに変わりました。
「中華系ワクチン」の2種も今回OKとなりました。
具体的には、次の8つのワクチンです。
- コミナティ(COMIRNATY)筋注/ファイザー(Pfizer)
- バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネカ(AstraZeneca)
- スパイクバックス(Spikevax)筋注/モデルナ(Moderna)
- ジェコビデン(JCOVDEN)筋注/ヤンセン(Janssen)
- COVAXIN / バ ー ラ ト ・ バ イ オ テ ッ ク ( Bharat Biotech)
- ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス(Novavax)
- The Sinopharm COVID-19 vaccine
- The Sinovac-CoronaVac vaccine
注1:赤のマーカーの2つが中華系ワクチンです。
注2:ジェコビデン(JCOVDEN)筋注/ヤンセン(Janssen)の場合は1回のみをもって2回分相当とみなされます。また、異なる種類のワクチンを接種した場合も有効と認められます。
入国者健康確認システム(ERFS)による報告が不要
「ERFS」は、日本エマージェンシーアシスタンス株式会社が開発し、 検疫の新型コロナウイルス感染症に係る水際対策、各省庁の入国承認手続き、 厚生労働省の入国者健康確認センターの運営に係る業務を提供しているシステムです。
これまで、外国人が日本に入国する場合、必ず、その外国人の健康状態を管理する受入責任者を置き、その人が受入れ外国人の健康を確認し、それをこのシステムで報告しなければなりませんでした。
例えば、外国人が日本旅行を行う場合、団体旅行のみ認められてきましたが、ツアー会社は受入責任者を置き、ツアー参加者の日々の健康状態や行動をこのシステムで報告することが義務付けられていました。
個人旅行の解禁に伴い、それらが10月11日から不要となります。
68の国・地域に対してビザ免除措置を再開
68の国と地域に対してビザ免除措置を再開します。
この68の国・地域というのは、パンデミック前のビザ免除対象と同じです。
すなわち、パンデミック前に戻したということです。
68の国・地域は、次のとおりです。
台湾もビザなしで旅行が可能に
台湾の中央流行感染症指揮センター(CDC)は、9月22日に、9月29日午前0時から1週間の入境上限者数を現行の5万人から6万人に引き上げるとの発表と併せて、日本などからの入境時のビザ免除措置も再開するとの発表を行いました。
前回のブログ記事で予想した通り、9月29日からビザなしで台湾旅行ができるようになります。
ただし、台湾は、9月29日以降も3日間の在宅検疫(隔離検疫)および4日間の自主防疫がつづいているので、現実には、まだしばらくは、気軽に旅行とはいかないようです。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、昨日、日本政府から発表された、10月11日からの入国制限措置緩和の詳細についてご紹介しました。
今回発表された入国制限措置緩和の詳細(主なもの)については、次のとおりです。
- ワクチン接種証明書or陰性証明書の提示は継続
- 中華系ワクチンも有効なものとして認められることになった
- 入国者健康確認システム(ERFS)による報告が不要
- 68の国・地域に対してビザ免除措置を再開
台湾に対してビザ免除措置を再開したことに伴い、台湾側も日本からの入境の際、ビザ免除を9月29日から行うことになりました。
台湾旅行が好きな方には朗報です!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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