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【2023年4月最新】朗報それとも悲報?Revolut クレジットカード等によるチャージ手数料の導入延期に!

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この記事は、4分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

昨日(4月17日)の夜に、Revolutから「【重要】各種カードによるチャージ手数料の導入延期のお知らせ」というメールが送られてきました。

Revolutは、ユーザーに対して、クレジットカードやプリペイドカードからのチャージに対して、4月17日から「1.7%」の手数料を導入することを告知していました。それが、突然、当日の夜に延期を伝えてきました。

延期した理由や今後の具体的なスケジュールについても言及がありませんでした。

そこで、今回は、Reovolutへのチャージ手数料の導入しようとした経緯とともに、どうして今回導入を延期したのか考えてみたいと思います。

今回のお知らせの内容

Revolutから4月17日18時12分に送られたきたメールの内容は、次のとおりです。

3月16日(木)にご案内いたしました各種カードによるチャージ手数料導入につきまして、当初4月17日(月)より適用開始とご案内しておりましたが、急遽延期することとなりましたのでお知らせいたします。

チャージ手数料の導入日が決定いたしましたら改めて弊社よりご案内差し上げます。直前でのご連絡となりご迷惑おかけいたしますことをお詫び申し上げます。

引き続き、Revolutをよろしくお願いいたします。

Revolutチーム

「3月16日(木)にご案内いたしました各種カード・・・」とありますが、各種カードとは、「クレジットカード」と「プリペイドカード」のことで、これらのカードからチャージした場合、4月17日からは、1.7%のチャージ手数料が発生するということでした。(デビットカードは、引き続き手数料なしで利用できる)

メールには、「急遽延期することになりました」との記載だけで理由は説明していません。新たな導入日の記載はなく、決定したら改めて告知するとだけ書いてありました。

3月16日の告知に関しては、こちらの記事をご覧ください。

www.ysky.info

なぜチャージ手数料を導入しようとしたか?

Revolutのビジネスモデルは、既存の銀行よりも両替、送金、カード決済に関する手数料を無料ないし格安で提供することで、既存の銀行から顧客を獲得したうえで、これらの顧客に対して、株式取引、コモディティ、保険などあらゆる金融商品などを販売して収益をあげていくというものです。

両替、送金の手数料などからは利益があがらないRevolutにとっては、「プレミアム」や「メタル」といったサブスクリプションプランからの収益に加えて、企業とタイアップして割引価格での特典販売によるコミッションや、株式・仮想通貨・金などの取引、さらには、個人や企業への貸し出しが主な収益になります。

英国を拠点にしているRevolutは、欧州でこのようなビジネスモデルで顧客を増やし、それなりに利益を上げていますが、残念ながら、日本では、実質カード事業しか行っていない状況にあります。

カード事業の収益は、カードを利用してもらった加盟店からの手数料です。一方、経費は、①Visaの決済の基盤を利用に伴う費用、②クレジットカード等の入金手段に関する費用(この場合、Revolutが加盟店として支払う手数料等)、③カード発行に関する費用などです。これら見てわかるように、クレジットカードやデビットなどからの入金が多いRevolutにとっては、カード事業だけで利益を上げていくということ自体かなり厳しいことがわかります。

Revolutが日本に進出してから2年半ほど経ちますが、これまでかなりの赤字を出してきたのでないかと想像します。

今回、クレジットカード等によるチャージ手数料の導入は、こうした厳しい経営状況のなかで、入金手段に関する経費をカットすることで、少しでも収益構造を改善しようとする狙いがあると思われます。

突然の導入延期はなぜか?

これについても、説明がないので、推測するしかありません。公表が当日のしかも、18時過ぎだったことを考えると、システムに何らかのトラブルが発生したためではないかと推測します。

各種カードの中で、クレジットカードとプリペードカードにだけ手数料を課し、デビットカードには手数料を課さないというシステムに改めなければならなかったわけですが、こうした改良は想像以上に難しいように思います。

クレジットカードとプリペイドカードにだけ手数料を課すという取り扱いは、日本独自のものです。世界中で使われているRevolutのアプリです。日本独自のカスタマイズが、告知してから1カ月という短期間で問題なく稼働できると思う方が無理があります。

Revolutは、導入延期に対する理由をしっかり説明するべきでした。理由がわからないと、ここで書いているように、憶測が憶測を呼び、信用不安につながります。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、Reovolutへのチャージ手数料の導入延期に関して、導入しようとした経緯や今回導入を延期した理由に関して考えてみました。

こういうことがあると、正直、Revolutは使えないですね。

ここ1週間、ネットでは、Revolutユーザーらが不正利用されたということが話題になっています。この件に関しては、Revolutは、すぐに返金に応じるなど、日本の他の金融機関に比べると明らかにスピーディな対応を見せています。

こうした面に加え、両替・送金手数料が無料、セキュリティ面などのアプリ機能など、チャレンジバンクの先頭を走っているだけに、ここ1年ぐらいのドタバタにはがっかりさせられました。

当面は、カードはアプリから凍結し利用できないようにしておきます。

 

今回の記事がお役に立てればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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