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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
昨日のお昼ごろ、ソニー銀行から Sony Bank WALLETが利用できない加盟店のリストに”Revolut”を追加したというメールが届きました。
Reovolutへのチャージができなくなるのは、「4月17日」からです。
そこで、今回の記事では、Sony Bank WALLETがReovolutへのチャージを出来なくした理由や背景を解説するとともに、今後の対応策について紹介します。
Revolutの過去の改悪については、こちらの記事をご覧ください。
ソニー銀行からのメール
ソニー銀行から送られてきたメールの内容は、次のとおりです。
平素はソニー銀行をご利用いただき、厚く御礼申し上げます。
Sony Bank WALLET の国内ショッピングについて、2023年4月17日(月)より次の加盟店のご利用ができなくなります。あわせて「ご利用できない加盟店一覧」に追加しますので、ご案内します。
【対象加盟店】
REVOLUT
REVOLUTへのご入金は振込にて引き続きご利用できます。
Revolutとは、イギリス発のフィンテック企業が提供するスマホアプリで、海外送金や両替などのサービスを利用できるものです。日本では2020年10月に正式にサービスを開始しました。
Sony Bank Walletとは、ソニー銀行が発行するVisaデビットカード兼キャッシュカードのことです。ソニー銀行の口座残高に応じてキャッシュバックがもらえるという特典があります。
これらのカードを組み合わせて使うと、0.5~2%のキャッシュバックをもらいながら、手数料なしにお得に海外送金や両替などができるということで、多くのユーザーが利用していました。
これまでソニー銀行は、Sony Bank WalletからRevolutへのチャージを、国内ショッピングの決済と同じように扱い、キャッシュバックをしてきました。
Revolutへチャージすることで、キャッシュバックやポイントが付与されるデビットカードについては、昨年から相次いでそうした特典の対象外にしたり、対象加盟店から除外されてきました。
今回の対象加盟店からの除外は、Revolutユーザーにとっては、チャージができなくなるという最も痛い措置です。
対象加盟店除外の理由・背景は?
今回の措置に関する理由については、ソニー銀行からの説明が一切ありませんので、推測するしかありません。
4月17日(月)からは、Sony Bank WalletからRevolutへのチャージができなくなるわけですが、この日は、Revolutへの各種クレジットカードからのチャージ時に1.7%の手数料を徴取する日と同日です。
恐らく、ソニー銀行はこの日に合わせてきたものだと思われます。クレジットカードからのチャージに手数料が発生するということは、この日を境にクレジットカードからのチャージは激減するはずです。
一方、Sony Bank Walletは、デビットカードなので、引き続き手数料が不要です。しかもキャッシュバックがあるとなれば、一気に利用者が増えることになります。
キャッシュバックの元手となる手数料は、加盟店側であるRevolutが支払うわけで、利用者が増えることは、一見、手数料収入が増え、ソニー銀行側にメリットがあるように思えます。
しかし、一気に利用者が増えることは、それに対応した人員を配置したり、様々な対応のための投資が必要になり、コストアップにつながり、必ずしも収益面ではプラスになるとは限りません。
それに加え、ソニー銀行とRevolutの関係は、そもそも競合関係(ライバル)にあります。両替や海外送金などはまさにそれにあたります。
Revolut側からみて、加盟店の手数料を支払ってまで、ソニー銀行のSony Bank WALLETでチャージをさせているのは、ソニー銀行の預金を獲得するということでもあります。
それらのことを総合的に考えて、4月17日というタイミングで対象加盟店から除外したのではないかと推察します。
今後の対応策
4月17日からは、Sony Bank WALLET からチャージができなくなりますので、Sony Bank WALLETをお持ちの方は、4月16日までにチャージをしておきましょう。チャージできる金額は、30日ごとに1回、最大100万円までとなります。
Revolutへチャージできるデビットカードは、Sony Bank WALLETしか持っていないという場合、4月17日以降にチャージできる、新たなVISAデビットカードを探す必要があります。
キャッシュバックやポイント付与されないものであれば、これまでにこのブログでも紹介した「楽天銀行デビットカード(VISA)」や「GMOあおぞらネット銀行VISAデビット」などがあります。(「住信SBIネット銀行デビットカードは、利用不可です。)
キャッシュバックやポイント付与されるものも、地方銀行などが発行しているVISAデビットカードを中心にまだ残っているようですので、そうしたものを探すという手もあります。
ただし、こうした特典のあるものは、他のデビットカード同様、特典付与が廃止されるいう可能性が付きまといます。折角、新規カードを発行したものの、すぐに特典廃止といこともあり得ます。
Revolutが、無料のスタンダード会員として金額(月75万円まで)の縛りはあるものの、両替や外国送金において最もお得であるという事実は依然かわりませんので、これらの利用に関しては、特典あるなしに関わらず、チャージできるVISAデビット、あるいは、手数料無料で使える銀行からの振込により、Revolutを引き続き利用すべきです。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、Sony Bank WALLETがReovolutへのチャージを出来なくした理由や背景を解説するとともに、今後の対応策について紹介しました。
今回記事のまとめは、次のとおりです。
- 2023年4月17日(月)から、Sony Bank WALLETからRevolutへのチャージができなくなる。
- 今回の措置の理由については、ソニー銀行からの説明はない。
- 理由や背景としては、Revolut利用者への対応に対するコスト増の可能性や、競合関係にあるRevolutとの関係の見直しがあったのではないか。
- Sony Bank WALLETからRevolutへチャージしていた利用者は、両替や海外送金への優位性に変わりはないので、チャージできる新たなVISAデビットカードか振込を使って、引き続きRevolutを利用するのがよい。
ソニー銀行が、Revolutを対象加盟店から除外した件について、一つの仮説を記事にしましたが、この点に関してご意見がありましたら、是非コメントをお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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