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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
昨日、Revolutから「国内送金の振込手数料を変更する」とのメールが送られてきました。
Revolutでは、半年に1度ぐらいのペースで規約の見直しが行われています。
今回の記事では、このことについて解説します。
変更点
今回の国内振込手数料に関する変更点は、次のとおりです。
1 無料国内送金枠の回数
(スタンダード会員) 月1回→月5回
(プレミアム会員) 月5回→月10回
(メタル会員) 月10回→月15回
2 無料国内送金枠の金額枠 月額100万円(新設)
3 無料国内送金枠の使用後の手数料
1回の送金取引につき220円→送金金額の2%
「1」については、どの会員種別にとっても回数が増えるので、良いことなのですが、「2」と「3」については、利用者にとって良くないことです。
これまでは、1回の取引あたり100万円という金額の制限はありましたが、その他の上限設定はありませんでした。
したがって、プレミアム会員でしたら、月あたり最大5回✕100万円=500万円を、またメタル会員でしたら、月あたり最大10回✕100万円=1,000万円を送金することができました。
しかし、今回の変更で新設されたこの送金枠によって、月額合計100万円までしか送金することができなくなりました。
また、無料送金枠を超える送金にに対しては、これまで220円という比較的低額な手数料でしたが、今回の変更でこれが送金金額の2%になります。
つまり、11,000円超える送金金額だと手数料がアップすることになります。
例えば、すでに月額合計100万円送金している人が、さらに100万円を送金した場合、手数料は100万円✕2%=2万円とかなり高額となります。
従来の回数枠に加えて、金額枠が設けられましたが、どちらかの枠を超過すると、送金の都度振込手数料が発生することになります。
「2」と「3」の変更は、プランの種類に関わらず適用されます。
これらのルール変更は、2022年4月25日(月)から施行されます。
変更した理由
今回のメールには、変更理由に関して記載はありません。
しかし、理由は明らかで、いわゆる「ぐるぐる」対策です。
Revolutから送金する場合、デビットカードを使ってチャージをする必要があります。
デビットカードの中には、Revolutにチャージするとポイントが付くものやキャッシュバックが行われるものがあります。
Revolutにチャージするオススメデビットカードは、こちらの記事をご覧ください。
例えば、ソニー銀行のSony Walletなら、ソニー銀行口座の月末残高が300万円以上あれば、1%のキャッシュバックを受けることができます。
ソニー銀行の口座からデビットカードでRevolutにチャージし、その資金をソニー銀行の口座に戻すことを繰り返せば無限に1%のキャッシュバックを受けることができます。
この一連の行為のことを「ぐるぐる」と呼んでいます。
実際は、キャッシュバック金額にも上限が付されていますので、無限にキャッシュバックされるというわけではありませんが、上限金額まではキャッシュバックを受けるこができます。
このキャッシュバックやポイントの付与の原資になるのは、Revolutがデビットカード会社に支払う手数料ですので、これをやられるとRevolutにとっては痛手となります。
これまでもこの「ぐるぐる」をやらせないようにするため、Revolutではデビットカードと紐づけされている銀行口座への送金は禁止するなどの措置をしてきました。
しかし、別の銀行を迂回すれば、この対策も有効ではありません。
そこで、今回のような変更を行ったというわけです。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回の変更は、「ぐるぐる」をやっていたユーザーにとっては、死活問題ということになります。
しかし、海外送金や外国通貨の両替を格安で提供するといったRevolutのすばらしいサービスを継続させるためには必要な措置かと考えます。
デビットカードのアカウント開設をするには、こちらの記事をご覧ください。
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