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こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。
日本在住者でも口座が開設できる米国証券会社”Firtrade”では、毎月、取引高上位25銘柄を発表しています。
先日、2月分の発表がありました。
そこで、今回の記事では、この"Firstrade Top25 February"をご紹介します。
取引高上位25銘柄
2022年2月の取引高上位25銘柄は、次のとおりです。
なお、銘柄の右側の数字は、前月1月のランキングです。
矢印は、ランキングのアップ・ダウンを示しています。
- Tesla Inc. (TSLA) 1
- NVIDIA Corporation (NVDA) 2
- Meta Platforms Inc. (FB) 10↑
- Apple Inc. (APPL) 4↓
- Advanced Micro Devices, Inc. (AMD) 圏外↑
- Taiwan Semiconductor Mfg. Co. Ltd. (TSM) 圏外↑
- Palantir Technologies Inc. (PLTR) 6↓
- Microsoft Corporation (MSFT) 4↓
- Paypal Holdings Inc. (PYPL) 24↑
- 10 Netflix Inc. (NFLX) 7↓
- Block Inc. (SQ) 14↑
- Amazon.com Inc. (AMZN) 12
- Upstart Holdings Inc. (UPST) 23↑
- Roblox Corp. (RBLX) 17↑
- Alibaba Group Holding Ltd. (BABA) 13↓
- Alphabet Inc Class A (GOOGL) 圏外↑
- Alphabet Inc Class C (GOOG) 圏外↑
- Intel Corporation (INTC) 圏外↑
- Rivian Automotive Inc. (RIVN) 19
- Sea Ltd. (SE) 8↓
- Ford Motor Company (F) 9↓
- Walt Disney Co. (DIS) 15↓
- Unity Software Inc. (U) 21↓
- American Airlines Group Inc. (AAL) 16↓
- Senseonics Holdings Inc. (SENS) 圏外↑
今年はグロース株ではなく、バリュー株だと言われていますが、2月の結果をみると、圧倒的にグロース株銘柄が目立ちます。
グロース株のなかでも半導体関連銘柄のランクアップが目立ちます。
例えば、AMD、TSMC、インテルなどです。
今年1月からハイテク銘柄大きく値を下げました。
半導体関連銘柄で構成されているSOX(フィラデルフィア半導体株指数)も、ナスダック指数とともに下落していました。
しかし、半導体ベンダーの世界大手の収益見通しや設備投資計画を見るとここ4年で20%近く増えていく見通しです。
2月は、半導体関連銘柄の株価が低迷する中、投資妙味があると判断した投資家たちが積極的に買いに行ったあらわれだと思います。
気になる銘柄
以上の25銘柄のうち特に気になった銘柄は、次の3つです。
- Meta Platforms Inc. (FB)
- Taiwan Semiconductor Mfg. Co. Ltd.(TSM)
- Paypal Holdings Inc. (PYPL)
Meta Platforms Inc. (FB)
フェイスブックでおなじみの「メタ」ですが、前回の決算をミスしてしまい、大きく値を下げていました。
しかし、今後のメタバース社会へ転換、それを実現するための量子コンピュータの開発を先駆けて行っていることに対する期待などから、株価が安い局面で大きく取引が行われたようです。
昨年9月から50%以上大暴落していた株価は、現在、直近の底値から16%程度上昇してきています。
Taiwan Semiconductor Mfg. Co. Ltd.(TSM)
TSMCは、ご存知のとおり、NVIDEAやAMDなどの世界のファブレス会社から半導体の製造委託を受けている台湾の会社です。
2022年12月期、2023年12月期は大型設備投資の効果が本格化すると予想されるため、30%以上の増収増益が予想されています。
半導体関連のなかでは、投資を検討するにあたって外せない銘柄ではありますが、国際情勢の不安定化に伴い、台湾企業というカントリーリスクがあります。
半導体産業は、国と国との戦いという側面があるので、米国政府が米国企業ではないTSMCに対して横やりを入れてくるリスクがあります。
台湾企業には頑張ってほしいという思いもありますが、投資するにあたってはやや慎重になってしまいます。
年初来から30%以上下落していた株価は、現在反転し、10%程度上昇しています。
Paypal Holdings Inc. (PYPL)
ペイパルは、アメリカに本拠を置く、決済サービスを提供する企業です。
名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、実際に使っている人は日本ではそれほど多くないと思います。
ぺイパルを簡単に紹介すると、インターネット決済サービスの大手で、口座間でのクレジット決済や入金・送金サービスを提供しています。
クレジットカード、デビットカード、電子マネー、ビットコインなど幅広い決済手段が利用できるのも魅力です。
金銭の遣り取りをPayPalが仲介するため、取引先にクレジットカード番号や口座番号を知らせる必要がない点で安全性メリットがあります。
こちらもMeta同様、前回の決算でミスしてしまい、大きく値を下げていた銘柄です。
具体的には、10-12月期の売上は13%増の69.2億ドル、予想の68.6億ドルより強かったものの、2022年上半期に、世界一のグローバルECモール”E-bey”との業務提携が解消される影響により、売上見通しが6億ドルほど下がってしまったためです。
ただ、この6億ドルというのは、年間売上高300億ドルに対して5%ほどです。
高値から70%と大暴落していた株価も、現在は反転し底値から20%上昇しています。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、”Firstrade top25 february”と気になる銘柄3つをご紹介しました。
ご覧いただいた皆さんは、どの銘柄が気になりましたでしょうか。
もしよろしければ、コメントいただければありがたいです。
Firstradeの口座開設については、こちらの記事をご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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