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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
以前、「Revolutで使う、おススメデビットカード4選」をご紹介しました。
デビットカードとは、カードでの支払いと同時に銀行口座から引き落としがされる仕組みのカードです。
ご紹介したデビットカードを発行している銀行では、一定の条件をクリアーすると、優遇特典が受けられます。
そこで、今回の記事では、これらの銀行4社の優遇特典(2021年最新)について、まとめました。
おススメデビットカードについては、こちらをご覧ください。
ソニー銀行(優遇プログラム Club S)
ソニー銀行の「Club S」 とは、各種預金や投資信託などの取引状況に応じて、シルバー、ゴールド、プラチナの3ステージがあたえられます。
月末の残高や取引状況に応じ、ステージが決定します。
ステージの獲得条件は、以下のとおりです。
シルバーなら、「月末の総残高合計が300万円以上」ということで比較的クリアしやすい条件がありますが、ゴールド、プラチナになると、「月末の総残高合計」という条件がなくなり、「月末の外貨預金残高(円換算額)」や「月末の投資信託残高(約定日基準)」など一気にハードルが高くなります。
基準を満たした場合、翌々月の1ヶ月間優遇特典が利用できます。
ただし、基準を満たさなくたった場合、いきなりステージダウンになるわけではありません。
「ステージサポート」という制度があり、判定の結果、前月よりもステージダウンとなった場合であっても、前月のステージを最大で半年間維持されます。
ソニー銀行は、とても顧客フレンドリーな制度を導入していると言えます。
ただし、3月末と9月末の判定はステージサポートが適用されないので、この月に条件がクリアできているか注意が必要です。
各種優遇については、以下のとおりです。
ソニー銀行が凄いのは、ステージなしでも、イーネット、ローソン、ゆうちょ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行でも、入金は何度でも無料で、出金は合計で月4回まで無料です。
また、セブン銀行、イオン銀行のATMなら、入出金手数料が何度でも無料です。
年会費無料のVisaデビットカード「Sony Bank WALLET」を保有しているだけで、他行宛の振込手数料が毎月2回目まで無料となります。
海外で資産運用を行っている人にとっては、ゴールドやプラチナなら、海外送金手数料が「無料」になるのも魅力的です。
楽天銀行(ハッピープログラム)
楽天銀行の「ハッピーポイント」は、エントリーするだけで、取引ごとに楽天ポイントが貯まり、楽天ポイントを振込手数料に利用できます。
また、ステージに応じて、ATM手数料が最大7回/月、振込み手数料が最大3回/月まで無料になります
ハッピープログラムには、「ベーシック」「アドバンスト」「プレミアム」「VIP」「スーパーVIP」の5種類の会員ステージがあります。
会員ステージは「毎月25日終了時点のお預かり資産残高」、または「前月26日~毎月25日の対象商品・サービスの取引件数」で決定します。
会員ステージが上がるとハッピープログラム対象サービスの楽天ポイントの獲得倍率があがります。
例えば、預金残高が100万円以上なら、ハッピープログラム対象のサービスの楽天ポイントが3倍になります。
楽天ポイントの倍率アップするのは、振込や出金・入金などの楽天銀行のサービスが対象です。
楽天カードでの買い物など、他の楽天での商品やサービスが対象になるわけではありませんので、注意が必要です。
また、楽天銀行デビットカード取引も、ハッピープログラムの対象外です。
したがって、デビットカード利用に対するポイント還元は、獲得倍率アップとはなりません。
ステージ獲得条件と優遇特典は、以下のとおりです。
ハッピープログラムで獲得した楽天ポイントは、楽天銀行のサイトにログインし、「ハッピープログラム対象取引履歴」というページから確認できます。
住信SBIネット銀行(スマートプログラム)
住信SBIネット銀行の「スマートプログラム」も、取引実績によってランクが変わり、そのランクによってコンビニATMの出金手数料や他行あて振込み回数が無料になります。
当月のランクは、前々月の商品やサービスの利用状況が判定基準となります。
適用ランクや無料回数は、ウエッブサイトのランク情報ページから確認できます。
各ランクの獲得条件は、以下のとおりです。
スマホアプリをインストールし、「スマート認証NEO」の登録をするだけでランク2を獲得することができます。
ランク3は、ソニー銀行の「Club S」のシルバーと同様、「総預金の月末残高300万円以上」なので、比較的クリアしやすい条件ですが、ランク4は、「外貨預金と仕組債の月末残高が500万円以上」などが条件となり、いっきにハードルが高くなります。
優遇特典は、以下のとおりです。
例えば、スマートプログラムの最高ランクである「ランク4」に到達すると、コンビニATMの出金手数料と他行あて振込手数料が、1カ月に20回まで無料になります。
ちなみにもっとも簡単にランク4を得る方法は、「スマート認証NEO」の登録と「ミライノカードGOLD(年会費3,300円。但し、年間100万円以上の利用で翌年度無料)」の発行をすることです。
SMBC信託銀行(口座維持手数料)
SMBC信託銀行では、口座を開設すると、月額2,200円(税込み)を口座維持手数料として毎月第2営業日に支払わなければなりません。
(口座開設月と口座開設月の翌月が前月にあたる場合、無料)
ただし、以下のいずれかの条件を満たした場合、口座維持手数料は無料になります。
- 前月の月間平均総取引残高の外貨部分が20万円相当額以上
- 前月の月間平均総取引残高が50万円相当額以上
- 前月末時点でローン商品のお借入れがあること(プレスティア マルチマネークレジットは除く)
- 前月最終営業日の当行所定の時点でプレスティア マルチマネークレジット のお借入があること
- 前月25日(25日が土・日・祝休日の場合は前営業日)時点でSMBC信託銀行の提携クレジットカードの会員であること
上記のうちで、最もクリアしやすい条件は、外貨を持っていなければ、「前月の月間平均総取引残高が50万円相当額以上」です。
「月間平均総取引残高」とは、SMBC信託銀行プレスティアで取引している各商品の月間平均残高の合算です。
月末の残高ではないので、注意が必要です。
月間平均総取引残高は、毎月の取引明細書に記載されています。
また、スマホアプリの口座残高画面でも確認できます。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
優遇特典を獲得し、うまく活用すれば、振込・送金・引き出しといった銀行手数料を大幅に削減することができます。
獲得条件、基準日などは、各銀行によって違いますので、よく確認したうえで、優遇特典を しっかり獲得するようにしたいものです。
優遇特典や獲得条件などは、頻繁に見直されますので、各銀行のサイトで定期的にチェックすることが大切です。
このブログでも、変更があればアップデートしていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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