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【2023年10月最新】新NISA 楽天証券からSBI証券に変更すべきかどうか?検討の結果、楽天証券に決めた理由。

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この記事は、5分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

来年から始まる新NISAにむけて、10月から金融機関の変更手続きの受付が開始しました。新NISAに変わるこのタイミングで、より有利な証券会社に変更しようと考えている人も多いかと思います。

私は、現在楽天証券にNISA口座を開設しています。この機会にSBI証券にしようかと考えたのですが、結局、新NISAも引き続き楽天証券にすることにしました。

今回は、どうして新NISA口座を楽天証券にしようと考えたのかその理由を紹介します。

新NISAはどの証券会社で行うべきか

私の場合、新NISAについては、すべて「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」というインデックス型の投資信託を購入する予定しています。

理由は、①これ一つで全世界(日本を含む先進国・新興国)の約50ヶ国・地域に国際分散投資ができる、②純資産額が1,500億円以上と比較的大きい、②信託報酬率(年率、税込)は、0.05775%以内と極めて低いからです。

大手ネット証券会社ならどこでもこの投資信託を購入できます。しかも「ノーロード」なので、購入時手数料がかかりません。そうした中で、証券会社の選択の決め手になるのは、次の2点だと私は考えています。

・クレカ積立ができ、決済時のポイント還元率が高い

・投信マイレージの還元率が高い

クレカ積立はどこがよいか

SBI、楽天、マネックス、auカブコムの大手ネット証券会社4社の口座とそれらにクレカ積立ができるクレジットカードを持っています。

私が持っているクレジットカードだと、マネックスだけが1.1%、それ以外が1%となり、マネックスが0.1%わずかに還元率が高くなっています。

クレカ積立の上限額は、いずれも5万円までですが、楽天の場合、キャッシュを併用すればさらに5万円まで0.5%のポイントを得ることができます。

上限満額までクレカ積立をした場合に受け取れる年間ポイントは、楽天は、9,000P(楽天キャッシュを含む)と一番多く、以下マネックスが6,600P、SBIとauカブコムが6,000Pとなります。

これらのポイントは、新NISAの投資枠の上限に達するまでの5年間もらえることができます。

楽天とマネックスの5年間でもらえるポイントの差は12,000P、SBIとauカブコムの差は15,000Pとなります。

楽天キャッシュへの入金は、複数のクレジットカードやプリペイドカード等からチャージを行えば、さらにポイントを加算することも可能です。

私はアンドロイドユーザーですが、修行のクレジットカード(0.5+1%)⇒Kyash(0.2%)⇒ANApay(0.5%)⇒楽天edy⇒楽天キャッシュというルートでチャージすれば、2.2%となります。

この場合、SBIと比較すると年間で13,200円も多くポイントがもらえることになります。

クレジットカードの修行をする場合、楽天キャッシュへのチャージが条件クリアのための決済額を増やすことにもつながります。

来年以降もクレジットカードの修行を継続しようと考えていることもあり、私の場合、クレカ積立だけからみれば、「楽天証券」一択となります。

投信マイレージからみた場合

「投信マイレージ」とは、投資信託を保有しているとその保有金額に応じてポイントがたまるサービスのことです。

上記証券会社のうち、オール・カントリーを保有した際、毎年保有投資信託に対して投資マイレージがもらえるのは、SBIとauカブコムです。

しかし、この2社では、SBIは、0,0175%に対して、auカブコムは0.005%とかなりの差があります。

楽天の場合、この2社とは違い、投資信託月末残高が一定額に達した際に1回限りポイントがもらえるサービスがあります。

仮に毎年新NISAの年間投資上限額360万円分の投資信託を購入した場合、もらえるポイント数を3社で比較すると、次のとおりになります。

SBIが、630P、1,260P、1,890P、2,520Pとなり、5年目で上限3150Pとなり、以降毎年3,150Pとなります。

一方、auカブコムは、180P、360P、540P、720Pとなり、5年目で上限900Pとなり、以降毎年900Pとなります。

両社の差を20年間でみると、40,500Pと見逃しがたい差になります。

なお、楽天については、1年目390P、2年目200P、3年目500Pのみで、以降はまったくポイントがもらえません。

投信マイレージだけでみれば、「SBI証券」一択となります。

楽天証券かSBI証券

新NISAの口座は、一つの証券会社でしか持つことができません。よって、楽天証券でクレカ積立で購入し、購入した投信をすぐにSBI証券で移管するといった戦略をとることはできません。

クレカ積立(楽天キャッシュも含む)でもらえるポイントと投信マイレージでもらえるポイントの合計を最大化するには、私の場合、楽天証券がベストな選択となります。

しかし、新NISA枠が埋まる5年後には、クレカ積立によるポイントはもらえなくなるので、それ以降は、SBI証券に口座を移管し、投資マイレージをしっかりもらうというのが現状においては最良の選択となります

※NISA口座を別の金融機関に移管した場合、前の金融機関で保有している株式や投資信託はそのまま変更前の金融機関で管理され、売却も変更前の金融機関で行うことになり、他の金融機関に移管することはできません。本文を訂正します。(2023/11/28)

ただしこれはあくまでクレカ積立や投信マイレージが現行制度が今後も続くということが前提です。もしこれらが改悪(あるいは改善)されれば、その時点で改めて他の証券会社に口座を移管すべきかどうか検討する必要あります。

早速、再検討を要する可能性が?

今月3日に、金融庁が所掌する金融審議会「資産運用に関するタスクフォース」において、クレカ積立の上限額が、利用者の利便性を考えて、現行の5万円から30万円に引き上げてはどうかという提案が事務局があり、審議がされたようです。

金融審議会「資産運用に関するタスクフォース」資料より

議事録はまだ公開されていないので、どういう議論がされたのか現状不明ですが、もしこれが実現され、各証券会社とも30万円に引き上げたとしたら、私も早速結論を変えることになりそうです。

30万円になったとしたら、三井住友カード プラチナプリファード(年会費33,000円)を作成し、SBI証券でクレカ積立を行うことになるでしょう。

なぜならば、毎年180,000Pがもらえることができ、カード年会費を差し引いても、証券会社からもらえるポイントが圧倒的に多くなるからです。

新NISAの口座変更のタイムリミットは、例年のスケジュールからみて、おそらく12月上旬頃になりそうです。余裕をみても11月中ならば十分間に合いそうです。

もう少し時間がありそうなので、クレカ積立の動向をもう少し見定めてから証券会社を決定したほうがよいかもしれません。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、私自身が、どうして新NISA口座を楽天証券にしようと考えたのかその理由を紹介しました。

結論としては、

「証券会社からもらうポイントを最大化するために、NISA枠を埋める5年間は楽天証券で口座を維持し、それ以降は、SBI証券に口座を移管する」です。

こうしたポイント制度は、改悪されるのが常だと思いますが、それはそれとして、もらえるものはしっかりもらっておこうと思っております。

なお、クレカ積立の上限額の引き上げの可能性については、注目です。金融庁になにか動きがあれば、また、記事にする予定です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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