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【2023年10月最新】藤井聡太名人 八冠を達成した会場「ウエスティン都ホテル京都」は、満足度の高い、由緒正しい老舗ホテルだった!

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この記事は、10分で読めます。

こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。

2023年10月11日に行われ「第71期王座戦五番勝負第4局」に勝利した藤井聡太名人は見事八冠を達成しました。

その対戦が行われたのが、京都東山にある「ウエスティン都ホテル京都」です。

130年以上前に保養遊園地「吉水園」として創業したこのホテル、アインシュタイン博士、チャップリン、ヘレンケラー、エリザベス女王、ダライ・ラマなど世界中の著名人が訪れるなど、京都の迎賓館としての役割を果たしてきた老舗の最高級ホテルです。

マリオット・インターナショナルのラグジュアリーホテルの一つでもある「ウエスティン都ホテル京都」ですが、宿泊者は併設する大きなスパやフィットネス・ジムも無料で利用することができます。

この「ウエスティン都京都」に先週宿泊してきましたので、最新の状況をご紹介します。

ホテルの格式

ウエスティン都ホテル京都は、京都市東山区にある、都ホテルズ&リゾーツの中心ホテルであり、マリオット・インターナショナルが展開するウェスティン・ホテルズ&リゾーツの1つです。運営自体はは近鉄・都ホテルズが行っています。

「ウエスティン都ホテル京都」は、高級ホテルグループ「マリオット・インターナショナル」の系列ホテルであり、同グループにおける1~8の旧カテゴリー(カテゴリー制は、2022年に廃止)では、カテゴリー6の位置付けでした。

2023年10月~3月における標準的なデラックスキングの部屋で約45,000円からです。ポイント宿泊の場合は、73,000ポイントからとなります。

海外の著名人の宿泊も多く、こうしたインフルエンサーを通じて外国人にもその存在よく知られていることから、外国人の宿泊客も非常に多いホテルです。

これまでに宿泊した著名人の一例を挙げると、次のとおりです。

・アインシュタイン

・ヘレンケラー

・ダライ ラマ

・チャップリン

・オードリーヘップバーン

・吉田茂

・ロナルド レーガン

・鄧小平

施設の概要

場所

場所は、京都市の東山にあります。寄り駅は、京都市営地下鉄蹴上駅で、駅から徒歩で2分ほどです。

ホテル周辺には、南禅寺、平安神宮、京都国立近代美術館などがあり、観光にとても便利なホテルです。

JR京都駅八条口から無料送迎バスが出ています。ホテルまでは約25分ほどで到着。
(平日:1時間に2本、土日祝:1時間に2本)

帰りの送迎バスでは、三条京阪や祇園四条で下車することも可能です。

IR京都駅には、「サテライトコンシェルジュ」があり、荷物を預ければ、ホテルまで届けてもらえます。また、帰りも荷物をホテルから京都駅まで届けてもらえるという非常にありがたいサービスがあります。

外観・ロビー

1900年に「都ホテル」として創業しており、外観大変歴史のあるホテルですが、2020 年に大規模リニューアル工事が行われたことから、ホテル内はとてもきれいです。

2020年に全面改装をした室内は、ロビーは2階まで吹き抜けでとても開放感があり、テーブルやいすなどは新しく、まったく古さを感じません。

ただ、建物の構造が増築を繰り返しているせいか、位置関係が複雑になっており、ホテル内を移動する際は、迷うこともあるかもしれません。

チェックイン

送迎バスを降りると、スタッフが受付カウンターまで案内をしてくれます。

受付カウンターは、3つあります。

通常、チェックインは、15時からとなります。

Marriott Bonvoyの会員は、リクエストをすれば「アーリーチェックイン」をさせてもらえます。

スマホアプリで希望を事前にホテル側に伝えることはできますが、アーリーチェックインは宿泊日当日の空き室状況により決まるので、ホテルに到着し、チェックイン手続きを行うまでは利用できるかどうかわかりません。今回は、運よくすぐに部屋を用意してくれました。

レイトチェックアウト

ゴールドエリートなら14時まで、プラチナエリート以上なら16時までレイトチェックアウトができます。

レイトチェックアウトしたければ、チェックインの際にお願いする必要があります。金曜日に宿泊だったせいか、今回は、13時までのレイトチェックアウトとなりました。

アップグレード

ゴールドエリート以上の会員特典として、部屋のアップグレードがあります。

部屋が空いていれば、アップグレードをしてもらえる可能性があります。

今回は、普通の「デラックス・ツイン」を予約していましたが、山側の部屋から南禅寺や平安神宮などを一望できる眺望のよい部屋である「デラックス・ツイン 平安京ビュー」にアップグレードしてくれました。しかもテラス付きのお部屋でした。

テラス付きは、本館5階のみとなります。それ以外の階は、バルコニーになります。

「クラブラウンジ」は、ホテル3階にあり、スイートルーム以上の部屋を予約した人やプラチナエリート以上は、利用することができます。

デラックス・ツイン平安京ビューの場合、部屋の大きさは、38㎡と広い間取りとなっています。テラスからは、南禅寺、平安神宮など周辺の景色を楽しむことができます。

入口を入ると、右手にバスルームがあり、その際に、大きな鏡台と椅子が、さらにその先にはベッドがおいてあります。

室内はモダンな感じで、温かみのある空間になっています。

ベッドは、並べて置かれており、ほぼダブルベッド状態です。

隣に寝る人の存在が気になるかもしれません。

ベッドの下には、スペースがあるので、荷物を収納することも可能です。

ベッドの横には、電話、時計、メモ帳、ボールペン、ルームサービスのメニュー、寝香水が置かれています。

ベッドの前には、パナソニック製のテレビがあります。

テレビの下には、通常のコンセントのほか、USBコンセント、外国人向けにマルチプラグコンセントが設置されていました。

テレビの横に、シャープ製の加湿空気清浄機がありました。

部屋には、丸テーブルと背もたれ付きの椅子と背もたれのない椅子がそれぞれ1つずつあります。

ミニバー・冷蔵庫

カフェコーナーはクローゼットの横にある、木製の収納ケースの上段にあります。


右側上段に、赤ワイン(有料)、湯呑み、ティパック(日本茶)、コーヒーマシンの説明書きがありました。

その下には、電気ケトル、コーヒーマシン、水ペットボトル(無料)コーヒーカプセル、無料のミネラルウォーター が置いてあります。

左側上段は冷蔵庫です。

ビール、白ワイン、ソフトドリンクなどが入っています。(いずれも有料)

扉には、コーヒーマシンに使うカプセルや砂糖、粉末ミルクがありました。

下にある引き出しの中には、コーヒカップ、グラス、スプーンなどがありました。

バスルーム

浴室には、日本旅館のお風呂のように、洗い場があり、椅子と風呂桶が備え付けてあります。

その分、昔の日本の家庭のお風呂のように浴槽は少し高さがあります。

シャワーは、レインシャワーもついています。

バスルームの浴槽、トイレ、洗面台などはいずれもTOTO製でした。

浴槽は自動給湯システムになっており、ボタンを押せば、12分程度でお湯はりをしてくれます。これは便利でした。

シェアタイプのシャンプー・コンディショナー・ボディソープが備え付けてあります。

洗面台のスペースは、それほどひろくありませんが、収納スペースをうまくとっており、タオルやアメニティをたくさん置いてくれていました。

洗面台の引き出しには、アメニティがぎっしり詰まっていました。

使用済みのタオルやバスローブを入れるかごがあります。

これは意外とありがたかったです。加点ポイントです。

タニタの体重計もありました。

トイレは、洗面場の中にあります。

その他設備

クローゼットの中には、バスローブ、ハンガー、ブラシ、靴ベラ、アイロン台、アイロン、セーフティボックス付きの木製のクローゼットがありました。

クローゼットの引き出しを開けると、上段には、部屋着。

部屋着は、リバーシブルになっており、好きなお好みの色を選ぶことができます。

スパには、これを着て、スリッパで行くことができます。

中段には、ナイトウエア。

下段には、スリッパとランドリーカバー。

セーフティボックスは、暗証番号を設定して、使用するタイプでした。

眺望

「デラックス・ツイン 平安京ビュー」の部屋にアップグレードしていただきましたので、眺望はとてもよかったです。

バルコニーからは京都市内が一望できます。

近くにある南禅寺や平安神宮などが良く見えました。

SP華頂(スパ)

リニューアルした際出来た施設で、京都市内で最大級のスパになります。

スパだけの利用は不可で、宿泊客とフィットネスクラブの会員のみ利用可能です。

場所は、本館6階にあります。

スパ「華頂」の概要

営業時間:6:30~23:00
受付場所:6階

源泉名:京都けあげ温泉
泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)

客室からは、部屋着とスリッパで専用エレベーターを使って、行くことができます。

受付の手前に下駄箱があり、そこで、スリッパを脱ぎます。

受付では、消毒・検温・健康調査票の記入を行います。

その後、下駄箱のカギを預けると、ロッカールームのカギをもらえます。

使い切りタイプの基礎化粧品(雪肌粋)が受付カウンター端に置いてますので、必要な方はこれをもらって、ロッカールームがある5階へ下ります。
受付後、ロッカールーム・温泉がある5階へ降ります

ロッカールームやスパ内部は撮影禁止です。

ロッカールームは、広々としており、快適な空間になっています。

ロッカーの中には、セーフティボックスも完備しています。バスタオルも用意されています。

男性側、女性側ともに、露天風呂と内湯があります。

サウナは、男性側がドライサウナ、女性側にはミストサウナとなっています。

露天風呂、半露天になっており、適度に外気を感じられ、クライニングチェアに座りつつ時間をかけて入浴することができます。

パウダールームには、髭剃りやタオル、化粧品などのアメニティもしっかりあり、とても気持ちよくスパに入ることができました。

風呂上がりに、少し休憩がしたければ、ロッカールーム前に、テーブルやいすが置かれたスペースがあります。

ウォーターサーバーや水のペットボトルも設置されています。

スパ内部の様子は、こちらのビデオでご覧ください。

youtu.be

プール

プールは、本館3階にあります。

利用に際しては、フィットネススタジオの受付で手続きを行います。

20mのコースが4本用意されています。

屋外プールもあります。(夏季限定)

宿泊者は無料で使えます。

タオル、スイミングキャップ、ゴーグルも無料で貸してもらえます。

プールエリアには、ジャグジーがあります。

フィットネスジム

フィットネスジムも本館3階にあります。

こちらも宿泊者は無料で利用できます。

ただし、15歳以下は利用できません。

ウエア、シューズ、靴下をまとめてレンタルできます。

料金は500円。安いので、レンタルするのがいいかもしれません。

ホテルのジムとしては、マシンの数も多く、様々なトレーニングができます。

ウォーターサーバーが設置されており、自由に利用できます。

数寄屋風別館「佳水園」

ウエスティン都ホテル京都には、1959年に建設された数寄屋風建築の「佳水園」があります。ノーベル賞文学賞を受賞した川端康成もよく利用していたそうです。

宿泊料金は、2名1室で30万円ほどとお高いですが、お庭がとてもきれいで非常にくつろげる空間になっています。

土日に開催される「ホテル館内ツアー」に参加すれば、宿泊せずとも、内部を見学することができます。

館内ツアーは、宿泊のお客様向けに実施されており、9時から1時間ほどで行われます。

無料で参加できますので、参加してみてはいかがでしょうか。(要予約)

可楽庵

佳水園のそばに「可楽庵」という建物があります。こちらは、藤井聡太名人が八冠を達成した、「王座戦」五番勝負の第4局が行われた場所です。

昔は宿泊ができたそうですが、現在は宿泊はできません。普段は玄関は閉まっており、室内の見学はできません。

現在、ウエスティン都ホテル京都では、王座戦で両棋士が食した「勝負めし」を2023年10月31日(火)までの期間限定で提供しています。

 ・海老天重(お吸い物付き) 4,500 円
・ビーフカレー温野菜添え(サラダ付き) 4,500 円
・寿司盛り合わせ(お吸い物付き) 5,000 円 ほか

www.miyakohotels.ne.jp

朝食

朝食は、本館3階のオールダイニング「洛空」でいただきます。

朝食の営業時間は6:30〜10:00となっています。

料金は、大人/5,000円 小学生以下/2,500円
※0~3歳時は無料です
※表記料金には、消費税とサービス料が含まれています

レストランの中は、広々としており、窓からは京都市内の景色がみえ、とても開放的な空間です。大宴会場だったところを改装してレストランにしました。

客室同様、ナチュラルモダンな内装になっています。

朝食は、「セットメニュー」か「ビュッフェ」かどちらかを選択します。

実は、セットメニューのおかずの大半は、ビュッフェでも提供されているので、ビュッフェを選択されることをオススメします。

まず、目にとまるのは、おにぎりバーです。

お好みの具材を言えば、それでにぎってもらえます。

こちらでは、京都祇園の老舗米屋が展開する米料亭八代目儀兵衛の「お米マイスター」が目利きした都ホテルオリジナルブレンド米が使われています。

おにぎりコーナーの横には、麺コーナーが用意されており、にゅう麺、うどん、そばを注文できます。

オムレツもシェフが好きな具材でつくってくれます。

オーダー可能なものは、オムレツほかに、スクランブルエッグ、目玉焼きです。

料理も、洋食、和食、カレーなどあり、豊富なメニューから選ぶことができます。

こちらは、洋食のコーナー。

スモークサーモン、蒸し鶏、ソーセージなど。

奥は、和食の「小鉢」のコーナー。煮物や漬物、納豆などがずらずらっと並べられています。

サラダバーもしっかりあります。

ドレッシングもおしゃれ。

こちらは、和食のコーナー。お漬物が充実しています。

パンは、職人さんがその場で焼いており、焼きたてをいただけます。

焼きたてのパンも種類が豊富です。

クロワッサンやデニッシュ、ドーナツなどがずらずらっと並んでいます。

ビニール袋で個包装されており、とても衛生的です。

「デザート」のライブキッチンもあり、フルーツ、アイス、ヨーグルトなどが提供されます。

フレンチトーストもオーダーでき、出来立てを食べることができます。

果物に。

ジェラート。

コーヒーや紅茶については、お持ち帰り用のカップが用意されているため、お部屋でも楽しめます。

どれも美味しかったです。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、「ウエスティン都ホテル京都」 をご紹介しました。

国内のマリオット系列のホテルの中では、価格とサービスを考え合わせると、満足度はトップ5に入るホテルではないかと思います。

誕生日に宿泊すれば、小さめのイチゴのホールケーキがいただけます。とてもイチゴの香りがする美味しいケーキです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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