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【2021年最新】Firstrade(ファーストレード証券)のStatement(取引明細書)の解説

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この記事は、1分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

米国証券会社”Firstrade”で株やETFを取り引きすると、毎月1回、”Statement”と呼ばれる取引明細書が発行されます。

英語で書かれていることと、記載内容が日本の証券会社とは違うので、最初、戸惑うかもしれません。

そこで、今回の記事では、Firstadeの取引明細書について解説します。

Firstradeの詳細については、こちらの記事をご覧ください。 

www.ysky.info

取引明細書の構成

取引明細書は、大きく分けて、以下の4項目から構成されています。

  • Account Summary
  • Portfolio Equity allocation
  • Portfolio Summary
  • Account Activity

最初の”Account Summary”は、取引明細書の最初のページに記載されています。

ここでは、口座現金残高、株やETFなど有価証券残高、それらを合計した総資産額が示されています。

"Opning balance(月初残高)"と”Closing balance(月末残高)が2段で記載されています。

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”Portfolio Equity allocation”は、口座内の資産配分の内訳を円グラフで示したものです。

下のグラフでは、現金が32.261%、有価証券が67.739%と記載してあります。

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”Portfolio Summary”と”Account Activity”は、取引明細書の主要部分になります。

これらの見方が少しややこしいので、別項目で説明します。

取引明細書の中に、"Appex cleaning corporation"に関する記述が出てきますが、これはFirstradeが委託している清算会社のことです。この清算会社は、取引の処理と決済、資金の移動に関与しており、実際に顧客の有価証券と現金を保有しています。

 Portfolio Summary

”Portfolio Summary”は、その名のとおりポートフォリオの概要が記載されています。

口座内のすべての資産(株式、その他の証券、現金など)が一覧表示されています。

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主な項目の内容は以下のとおりです。

  • Description =銘柄の名称
  • Symbol/CUSIP =銘柄のシンボル(又は証券コード)
  • Account Type =口座タイプ。「C」は現金口座、「M」はマージン口座
  • Quantity=保有銘柄数
  • Price=取引明細書が発行された月の最後の日の終値
  • Market Value=市場価格。Quantity×Priceの計算結果
  • Last Period's Market Value=前月の市場価格
  • %Change=Last Period's Market Valueと比較したときの、Market Valueの増減率
  • Est. Annual Income=今年1年で受け取れる配当金の見積額
  • % of Total Portfolio =ポートフォリオの全資産に占めるMarket Valueの割合

なお、各銘柄の一番左端にある*マークは、DRIPの適用がある銘柄を表しています。

Account Activity

”Account Activity”は、当月に行われた、個々の取引内容の記録です。

当月にに行われた株などの売買記録、配当の受取りや配当再投資の結果、その他様々な現金の入出を伴ったものが記録されています。

主な項目の内容は以下のとおりです。

  • Transaction=処理内容のこと。BOUGHT(購入)、SOLD(売却)、DIVIDEND(配当)、配当再投資(REINVEST)等の処理名を記載
  • Quantity=銘柄数。
  • Price=1株あたりの価格。Transactionが”DIVIDEND”なら、1株あたり受取配当額を意味する。「WH(Withholdingの略)」と書かれていれば源泉徴収を意味する。
  • Debit=Transactionで発生した口座からの出金額。「BOUGHT」の場合、売買手数料を含めたトータルの購入額を意味する。「WH」と書かれた行の場合は源泉徴収額を意味する。
  • Credit =Transactionで発生した口座への入金額を表します。例えば「SOLD」のときは売買手数料が引かれた後の売却額を意味する。  

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

取引明細書を確認することはめんどくさい作業ではありますが、取引額や手数料に間違えがある可能性もありますので、毎月、確認することをお勧めします。

なお、もし取引明細書に齟齬があった場合、Firstradeの場合、取引明細書が読みうる状態になってから10日以内に 申し出なければなりません。

不審に思った点があれば、サービスエージェントにメールで質問してみましょう。

そうすることで、取引に関する理解も深まり、金融リテラシーもあがります。

Firstradeの口座開設については、こちらの記事をご覧ください。 

www.ysky.info

 
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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