おはようございます。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
先日、日本在住者でも開設できる米国証券会社について、ご紹介しました。
どこの口座を開設したらよいのか迷われる方も多いと思います。
今回は、InteractiveBrockers(IB)、TradeStation、Firstrade、SogoTradeの 4社をとりあげ、比較をしてみました。
前回の記事はこちらをご覧ください。
比較項目
今回は、設立年、ライセンスのある国、取引手数料、マージン利率など、12項目について比較してみました。
項目のうち、「非アクティビティ料」とありますが、これは、休眠料とも呼ばれるもので、一定期間、一定額以上の取引がないと支払わなければいけない料金のことです。
結果は以下のとおりです。
I B | TradeStation | Firstrade | SogoTrade | |
設立年 | 1978年 | 2001年 | 1985年 | 1986年 |
ライセンスある国 | 米国、アイルランド、英国、ルクセンブルグ、ハンガリー、インド、オーストラリア、カナダ、日本、香港 | 米国 | 米国 | 米国 |
取引手数料 | 株、ETF $1 投資信託 $14.95 |
株、ETF $0 投資信託 $14.95 |
株、ETF $0 投資信託 $0 |
株、ETF $0 投資信託 $0 |
最大マージン利率 | 1.59% | 9.5% | 8.75% | 9.25% |
非アクティビティ料 | $10/月 | $50/年 | $0 | $50/年 |
最低初回入金額 | $10,000 | 現金-$500 証拠金-$2,000 |
$0 | $0 |
口座開設日数 | 1~3日 | 1日 | 1~3日 | 1日 |
ACH送金 | 利用可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
ワイヤー引き出し | 月1回無料 2回目以降$10 |
1回$35 | 1回$50 | 1回$50 |
基本通貨数 | 22 | 9 | 1 | 1 |
デモアカウント | あり | あり | なし | なし |
取扱商品 | 株, ETF, FX, ファンド, オプション, 先物, CFD, 暗号通貨, ワラント, 仕組商品 | 株式、ETF、ファンド、オプション、先物、暗号通貨 | 株式、ETF、ファンド、債券、オプション | 株式、ETF、オプション、暗号通貨 |
*2021年7月からIBの口座維持手数料(表では非アクティビティ料として整理)は無料になりました。
どの証券会社を選ぶのか
IBは歴史が一番古く、10か国でライセンスを取得しており、取扱通貨や取扱商品が圧倒的に多いのが改めてよくわかります。
株などの取引手数料が、他が無料なのに対して、1取引1ドルかかるのは、マイナス点ですが、マージン利率が他の1/4以下のなので、マージン取引(信用取引)をするのなら圧倒的にお得です。
また、出金する場合、日本の銀行口座にワイヤーを利用して送金しようとすると他の証券会社が35~50ドルの料金がかかるのに対して、IBは月1回無料で送金してくれます。
こうして全体の手数料を見てみると、IBが他に劣っているとは言えず、むしろ有利なようにもみえます。
Firstradeは、株、ETFに加えて投資信託も取引手数料が無料であり、取り扱っている投信信託が多いのが特徴です。
また、最低初回入金額$0,非アクティビティ料$0というは、初心者にとっては、気楽に口座を開設することができます。
この点は、IBにはない大きな魅力といえるでしょう。
TradeStationとSogoTradeについては、残念ながら前述した2社に比べると、特徴や優位性が少ないのが、表からよくわかります。
まとめ
今回、米国証券会社4社の比較を行いましたが、いかがでしたでしょうか。
やはりIBの利点の多さがが目につきます。
その次に、特長的なのが、Firstradeです。
この2社はブログ投稿などの情報も多く、多くの日本在住者が利用している米国証券会社です。
比較表で取り上げたサービス内容の特長・優位性が続く限り、この2社が支持され続けることになるでしょう。
過去に日本居住者の口座が閉鎖されたということがあったので、リスク分散するために、複数の証券会社で口座を開設しておくのがおススメです。
これらを「長期運用」用と「短期運用」用に分けて、投資を行なえば、「シャープレシオ」を向上させることができます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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