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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
米国証券会社Firstradeは、日本在住者でも口座が開設でき、米国株式やETFを空売りできます。
ただし、すべての銘柄を空売りできるわけではありません。
そこで、今回の記事では、このことについて解説します。
空売りについて、こちらの記事をご覧ください。
空売りとは
空売りは、株価の下落局面で利益を得るための投資手法です。
具体的には、証券会社から株を借りて、それを株式市場で売り、株価が下落したら、利益を確定するため、その株を市場から買い戻し、証券会社に返します。
もしこの間、株価が上昇してしまうと、損失が発生することになります。
証券会社は、多くの貸借株は、口座開設者が保有する株を利息を付けて借りて、それを空売りしたい人に貸し出しています。
空売りできない銘柄とは
証券会社が貸借できる株数は、株の借り手と貸し手の需給バランスによって変わります。
A株を借りたりて空売りしたいという人が100人いても、貸すことができる人が50人しかいなければ、50人の人は借りることができず、空売りができません。
普段からの取引量の多い銘柄であれば、大概いつでも空売りができますが、逆に取引量が少ない銘柄は、日によっては空売りできないということがあります。
先月からコモディティが下落局面だったので、Firstradeの口座で、銀のETFである「SLV」を空売りしようとスマホを操作しましたが、”This symbol can't be shorted.”というメッセージが出てしまい、空売りすることができませんでした。
空売りできるか、できないかの確認方法
Firstradeの場合、空売り対象銘柄をアカウントサイトにアップデートしており、アカウントから確認できます。
アカウントにログイン後、
Trading > Stocks/ETFs > Quick Links > Easy to Borrow Listの順で進んでいきます。
まず、Tradingのメニューを見ます。
メニューの中に、Stocks/ETFsをクリックします。
画面を下にスクロールすると、右側に"Easy to Borrow List"という文字がありますので、ここをクリックします。
すると、検索画面が出てきますので、ここで確認した銘柄のシンボル(ティッカー)を入力します。
試しに、”SPY”と入力してみました。すると検索欄の下に”SPY”と表示されました。
表示された銘柄は、空売りができる銘柄です。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
空売りができる銘柄は、本文でも書いたとおり需給バランスによって日によって変化します。
私の場合も、”SLV”を空売りできなかった翌日には、空売りすることができました。
その日に空売りできる銘柄は、もちろん証券会社によっても異なります。
その日、Firstradeでは空売り対象銘柄でなかったとしても、Interactive Brokersでは対象銘柄になっていることがあります。
なので、複数の口座を開設しておけば、空売りし損なうリスクを下げるというメリットがあります。
Firstradeの口座開設については、こちらの記事をご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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