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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
昨日、オリックスの株主優待制度の一つ、「ふるさと優待」のパンフレットが届きました。このふるさと優待は、残念ながら今回が最後になります。
そこで、今回は、オリックスのふるさと優待の内容と私が選んだ商品を紹介するとともに、どうして廃止されるのか、今後、オリックスのように「カタログ優待制度」が廃止される可能性がある銘柄などを解説します。
ふるさと優待とは
オリックスの株主優待は、毎年3月末と9月末時点の株主に実施されます。株主優待には、100株以上を保有する株主にオリックスグループの各種サービスが割引になる「株主カード」と自社取引先の取り扱い商品等が掲載された「ふるさと優待」とがあります。
ふるさと優待は、カタログギフトが毎年3月末時点の株主に送られます。3年以上の継続保有の場合Aコース(1万円相当)、3年未満はBコース(5,000円相当)になります。
それぞれのカタログは、こちらからご覧いただけます。
Aコース
https://www.orix.co.jp/grp/pdf/company/ir/individual/investment/furusato_2024_a.pdf
Bコース
https://www.orix.co.jp/grp/pdf/company/ir/individual/investment/furusato_2024_b.pdf
今回、私が受け取ったAコースの商品一覧をみると144種類の商品がラインアップされていました。昨年に比べると20以上増えています。最後ということで気合を入れたということでしょうか?
申込は、「WEB」か「はがき」で第1希望と第2希望の商品を選んで行います。
今回、私は、WEBから、評判のよい以下の商品を選択しました。
第1希望 <キッチン飛騨>黒毛和牛カレー中辛 290g✕9個
第2希望 <近江スエヒロ本店>近江牛合挽生ハンバーグ 120g✕8個
価格だけでみると、「すみた水族館電子年間パスポート(5,500円✕2枚)」、「オリックス株主さま野球観戦(1,000円✕10枚)」や牛肉・お米などの商品がお得に見えます。
取引先の事業拡大をサポートし、日本の成長に貢献することを目指して、2015年からはじまった「ふるさと優待」は、ちょうど10年で幕を引くことになりました。
廃止する理由
オリックスがふるさと優待を廃止する理由は、次のとおりです。
中期的な方向性を設定し、さらなる事業成長に努めるとともに、株主の皆さまへのより公平な利益還元のあり方という観点から慎重に検討を重ねました結果、株主優待制度については廃止し、今後は配当等による利益還元に集約することといたしました。
(第60回 定時株主総会[2022.5.22]招集ご通知より)
オリックスは、「株主優待の廃止」の発表と同時に、2022年3月期の1株あたりの年間配当金を、前回予想より7.6円増配の85.6円とすることも発表しました。2024年3月期の配当金は、1株あたり98.6円と着実に増えています。
2025年3月期の年間配当予想は、配当性向39%もしくは1株あたり98.60円のいずれか高い方とすることが決定されており、毎年、増配はしても減配はしないという意思を示しています。
オリックスの株価も「ふるさと優待」決定後もどんどん上昇し50%増となっています。「ふるさと優待」の廃止を受け、怒りにまかせ今年3月末で売却してしまった個人投資家も多いようですが、私は今後もこの株はガチホする予定です。
Trading Viewで作成
株主優待は、基本的には「海外投資家」を対象としていません。また、国内機関投資家にも金銭に換えられる優待は金銭化しなくてはならないため手間がかかると、株主優待は不評です。
みんかぶの「カタログギフトがもらえる株主優待人気ランキング」をみると、イオンモール <8905> 、ゆうちょ銀 <7182> 、京セラ<6971>、リコーリース <8566> といった有名企業がランクインしています。
こうした銘柄は、海外持株比率、機関投資家比率も高いので、今後、株主優待が廃止される可能性があると思います。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、オリックスのふるさと優待の内容と私が選んだ商品を紹介するとともに、どうして廃止されるのか、今後、オリックスのように「カタログ優待制度」が廃止される可能性がある銘柄などを解説しました。
「株主への公平な利益還元」ということで廃止される、オリックスの「ふるさと優待」。私が最後に選んだ商品は、評判のよい以下の商品を選択しました。
- 第1希望 <キッチン飛騨>黒毛和牛カレー中辛 290g✕9個
- 第2希望 <近江スエヒロ本店>近江牛合挽生ハンバーグ 120g✕8個
今後も、こうしたカタログギフト優待は廃止される方向にありますが、たとえそうなっても、怒りにまかせて売却してしまうのではなく、今後の配当や株価予想などをしっかり確認してから判断することが大切だと思います。
今回の記事がお役に立てれば、うれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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