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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
今年のゴールデンウイークや夏休みに海外旅行を計画している人も多いかと思います。
海外旅行中、病気やけがの可能性も十分あります。そんな時、助かるのが「海外旅行傷害保険」です。
海外旅行傷害保険は、代理店やネットでも加入できますが、1回の旅行ごとに保険料を支払わなければなりません。
それに対して、クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険なら、カード入会していれば保険料は掛かりません。
そこで、私が持っている海外傷害保険付帯のクレジットカードの中でおススメのものをいくつか紹介したいと思います。
前回は、年会費なしで自動付帯のものを紹介しましたが、今回は、年会費ありで自動付帯のものを紹介します
コスパの良いこの2枚
アメックスプラチナやダイナースクラブのような年会費10万円以上もするものなら、最高1億円の傷害死亡・後遺傷害補償や国内旅行でも補償があったりと至れり尽くせりの保険が付帯しています。
しかし、こんな年会費10万円もするカードは、だれしもが保有できるわけではありません。年会費が、普通のサラリーマンでも支払える額のカードでしかも補償内容が充実している「コスパの良い」2枚のカードを紹介します。
それが、この2枚です。
楽天プレミアムカード
カードの特徴
- 年会費 11,000円(税込)※家族カード年会費550円
- 国際ブランド(VISA、mastercard、JCB、AMEX)
- 利用可能額 最高300万円
- 海外旅行傷害保険:最高4,000万円 (自動付帯)※公共交通乗用具等を本カードで支払った場合は最高5,000万円
- 国内旅行傷害保険:最高1,000万円(自動付帯)
- 動産総合保険…年間最高300万円
- カード盗難保険
- 空港ラウンジ無料: 国内:29ヵ所
- 海外ラウンジ無料:世界500都市1,200ヵ所(プライオリティパス無料発行)
- ETCカード 無料
海外旅行傷害保険の詳細
- 保険金額保険の対象:本人、家族カード会員
- (傷害)死亡・後遺障害 最高4,000万円(利用条件で+1,000万円)※「利用条件」は、日本を出国する以前に、公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金を本カードで支払った場合
- 傷害治療費用 最高300万円
- 疾病治療費用 最高300万円
- 賠償責任 最高3000万円
- 携行品損害 最高30万円(利用条件で+20万円)
- 救援者費用 最高200万円
カード発行者本人だけではなく、家族会員(年会費550円)も補償対象です。
なお、楽天プレミアムカードの場合、適用条件対象となるには、「出国前の決済」であることが必要です。エポスカードのように、渡航現地の交通費の支払いなど出国後の決済は対象になりませんので、ご注意を!
補償内容の詳細に関しては、こちらから確認できます。
このカードの場合、海外旅行に関する特典としては、旅行傷害保険の付帯以外にも、「トラベルコース」を選択すれば、楽天トラベルの決済でポイントが最大3倍になったり、対象空港での手荷物宅配サービスが無料(年間2回まで)で利用できます。(成田、羽田、中部、関西)
また、プライオリティパスも無料で発行できます。ただし、現在、利用回数制限はありませんが、2025年1月1日(水)からは年間5回までとなります。
なお、年会費11,000円かかりますが、新規入会と利用で10,000Pがもらえるキャンペーンが行われています。
さらに、楽天証券で投資信託をクレカ積立すれば、最大年間1万2千P(還元率1%)を獲得することができます。値動きの少ない投資信託を即売りすれば、それほど損を出さずに、年会費を上回る1万2千Pを獲得することができます。
dカードゴールド
カードの特徴
- 年会費 11,000円(税込) ※家族カード 1枚目が1枚目が年会費無料、2枚目以降は1枚につき1,100円(税込)
- 毎月のドコモのケータイ/「ドコモ光」ご利用料金1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%ポイント還元(ahamo/irumo/ahamo光 利用料金・端末代金・事務手数料等一部対象外あり)
- ケータイ補償3年間で最大10万円
- 国内・ハワイの主要空港ラウンジ利用無料
- ショッピングでいつでもdポイント1%たまる
- 国際ブランド VISA mastercard
- 海外旅行傷害保険 最高5,000万円(自動付帯)※旅行費用を本カードで支払った場合は、最高1億円
- 国内旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
- お買物あんしん保険 年間300万円まで
海外旅行傷害保険の詳細
- 保険の対象:カード会員本人・家族会員、本人会員と生計を同一ににする、配偶者・19歳未満で同居の親族・19歳未満で別居の未婚のお子様
- 補償期間:会員として登録された日の翌日以降の会員期間
- 取扱保険代理店:株式会社NTTドコモ/株式会社ドコモ・インシュアランス/キューアンドエー株式会社
- 幹事引受保険会社:東京海上日動火災保険株式会社
- 補償内容:本人会員/家族会員の場合
障害死亡・後遺障害 最高5,000万円 ※旅行費用を本カードで支払った場合は、最高1億円
傷害治療費用 最高300万円(1事故の限度額)
疾病治療費用 最高300万円(1疾病の限度額)
賠償責任 最高5,000万円(1事故の限度額)
携行品費用 最高50万円/盗難時30万円(自己負担額3,000円)
救護者費用 最高500万円(年間限度額)
航空便遅延費用:以下のいずれか高い金額を定額で支払う。宿泊施設の客室料(3万円)、交通費or旅行サービス取消料(1万円)、食事代(5,000円)、手荷物遅延:3万円
補償内容の詳細に関しては、こちらから確認できます。
このカードの優れたところは、家族カード会員でなくとも、「本人会員と生計を同一ににする、配偶者・19歳未満で同居の親族・19歳未満で別居の未婚の子」であれば、補償額は低くなるものの補償対象になることです。
この点は、家族カードを発行していないと補償の対象とならない楽天プレミアムカードとは大きく異なります。小さなお子さんがいる場合は、家族カードを発行できないので、楽天プレミアムカードの場合は補償の対象外となってしまいます。
また、「航空便遅延費用補償」がある点も、楽天プレミアムカードにはないメリットです。しかも、宿泊費、交通費、食事代などから選択できるようになっており、しかも定額で支給されます。
定額でもらえるということは、それ以下の料金で押さえれば、その分得になります。他の多くのカード会社では、こうした補償が付加されている場合、上限が設定された上で実費支給です。
また、このカードの場合、家族カード1枚なら無料で発行できます。 本人と同等の補償が受けることができるので、絶対発行しておくべきです。
ahamoの利用料金の支払いを本カードで行えば、毎月5GB増量してもらえるというサービスがあります。ahamoを利用している人にはうれしいサービスです。
今なら、モッピーを通じてこのカードを発行すれば、2万5,000Pが、さらに、条件をクリアすれば1万1,000P入ってくるので、合計で最大で3万6,000Pを獲得することができます。(2024年4月3日現在)ですので、今このカードを作成するのがおススメです。
なお、この夏からマネックス証券で「dカードによるクレカ積立」が可能になるようです。もしクレカ積立で即売りをすれば、年会費の大半はポイントでカバーすることもできます。
もしカードを作成するなら、ポイントサイトを通じてお得に作成しましょう!紹介用URLからモッピーに入会した場合、+2,000PをGETできます!
お得な使い方
補償期間を無料で追加する
どちらのカードも補償期間がありますが、もし万一1カ月や90日を超えてしまう旅行をする場合はどうしたらよいのでしょうか。
そうした場合は、現地の公共交通機関の利用代金をカードで支払うことで、海外傷害保険の適用を認めてくれるカードがありますので、そうしたカードを利用することがさらに最長90日の補償期間を追加することができます。
例えば、エポスカードの公式サイトによると、
日本出国後にエポスカードで「旅行料金(公共交通乗用具のみ対象)」をはじめて支払った場合については、料金を支払った日から最長90日となります。
つまり、ANA マイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカードとエポスカードを持っていれば、出国日前日から90日後に現地の鉄道やバスの料金をエポスカードで支払えば、最大180日間の補償をカバーすることができるわけです。
ただし、すべてのクレジットカードに付帯する海外傷害保険が、エポスカードのような使い方ができるわけではないので、注意してください。
こうし点から、これらの年会費無料・自動付帯のカードに加えて、利用付帯ではありますが、エポスカードを1枚発行しておくことをおススメします。
補償上限を合算して引き上げる
もし海外で新型コロナに感染し、現地で20日以上も入院する羽目となったとします。そこで入院料金の請求額これを見たら、なんと400万円。
Excite Mastercardを持っていたとしても、疾病治療費用 270万円までしか補償されません。
しかし、もし併せて、ANA マイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカードを保有していれば、このカードで補償される疾病治療費用 150万円と併せて、420万円まで補償されますので、400万円の費用すべてカバーすることができます。
複数の海外旅行傷害保険付きクレジットカードを所有している場合、治療費・援護者費用については、それぞれの上限補償額は合算できるとなっています。
ただし、障害死亡・後遺障害保険金は、合算不可です。最高額のカードの上限額が適用されることになります。
このルールに関して、日本損害保険協会の Q & A に詳細に記載されています。こちらを是非ご参照下さい。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、私が持っている海外傷害保険付帯のクレジットカードの中でおススメのものをいくつか紹介しました。
今回紹介したカードの次の2枚です。
- 楽天プレミアムカード
- dカードゴールド
どちらも年会費はかかりますが、充実した海外旅行傷害保険が「自動付帯」しているカードです。海外旅行によく行く人には絶対おススメのカードです。
なお、これまで、自動付帯のカードを紹介しますが、おススメの利用付帯のカードについても近いうちに紹介しますのでご期待ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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