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【2024年4月最新】クレジットカードに「国内旅行保険」の付帯は必要か?適用条件などを検討してみた!

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この記事は、7分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

ここ何回か、「海外旅行保険付帯」のクレジットカードを紹介してきました。でも。旅行は、多くの人にとっては、海外よりも国内を旅行する場合が多いはずです。

それなら、海外旅行保険だけではなく国内旅行保険も付帯しているクレジットカードのほうがいいはず。でも国内旅行保険が付帯しているのは年会費がかかるものばかり。

そこで、今回は、クレジットカードの付帯する国内旅行保険が適用条件や補償の範囲などを検討して、クレジットカードに「国内旅行保険」の付帯は必要か考えてみます。

国内保険付帯のクレジットカードとは

海外旅行に関しては、傷害保険が付帯しているケースは、かなり多いのですが、一方、国内旅行保険が付帯しているものはあまりありません。

国内旅行保険が付帯しているカードは、次のような特徴があります。

  • 年会費がかかる、プラチナカードやゴールドカードと呼ばれるもの
  • 航空会社が発行するクレジットカード

航空会社が提携・発行するクレジットカードの中には、一般カードでも、国内旅行保険を付帯しているものもあります。

例えば、みずほマイレージクラブカード(年会費無料(条件あり))の場合、補償が「死亡・後遺傷害」に限定されるものの、1,000万円の補償があります。(利用付帯)ANA一般カード(年会費2,200円)も同様の補償があります。

補償内容

カードに付帯する国内旅行保険の場合、海外旅行と比較したい場合、「自動付帯」がさらに少なくなり、ほとんどが「利用付帯」となります。

補償内容に関しても、海外旅行とは補償内容が異なっており、疾病の場合は補償されないケースがほとんどで、事故による傷害に限定した、「死亡・後遺障害」、「入院保険金」「通院保険金」「手術保険金」となります。

年会費が165,000円もする「アメックスプラチナカード」の場合、国内旅行に関する補償内容は次のとおりです。

死亡・後遺障害:最高5,000万円(利用付帯)
入院保険金日額:日額最高5,000円(利用付帯)
通院保険金日額:日額最高2,000円(利用付帯)
手術保険金:最高20万円(利用付帯)

「アメックスプラチナカード」も、「事故による傷害」のみで、「疾病」は補償の対象となりません。また、旅行代金をカードで決済する必要がある「利用付帯」となっています。

適用条件

クレジットカードの最上位に位置すると「アメックスプラチナカード」ですら、以上のように、適用条件は限定的です。

年会費が10万円を切る、プラチナカードやゴールドカードのほとんどは、さらに補償対象の範囲が次の3つに限定されます。

・公共交通乗用具搭乗中の事故
・宿泊施設内における火災・破裂・爆発による事故
・宿泊を伴う募集型企画旅行参加中の事故

例えば、「公共交通乗用具搭乗中の事故」に関していうと、対象はバス・電車・飛行機・フェリーや高速船などに搭乗中に事故にあった場合に限定されますので、徒歩やマイカー、レンタカーでの移動中の事故は対象になりません。

利用付帯の場合、交通費だけカード決済していているだけでは、宿泊に関する事故はカーバーされないケースがほとんどです。

私が所有しているカードでいうと、「三井住友プラチナプリファード」、「Oliveフレキシブルペイゴールド」、「セゾンアメックスゴールド」、「JQカードゼゾンゴール」、「dカードゴールド」などが、これに当たります。

楽天プレミアムカードも同様の対象制限はありますが、クレジットカードの中ではめずらしく「自動付帯」のため、カード決済をする必要はありません。

国内旅行保険の付帯は必要か

以上みてきたとおり、クレジットカードに付帯する国内旅行保険の適用条件は、かなり限定的です。

しかも、国内でのケガの治療なら健康保険が適用され、海外での治療費と比べれば圧倒的に安く済みます。

また、国内での事故なら、任意で加入している生命保険や医療保険などでもカバーされます。

こうしたことを考え合わせると、あえて、国内旅行保険が充実したカードを選別して所有する必要もないし、また、あえて、旅行の際、そのカードで決済する必要もないように思います。

ただし、自分が所有しているカードに国内旅行保険が付帯している場合は、その内容を把握しておき、万一適用条件に合致するような事態になれば、すみやかにカード会社や引受保険会社に連絡して、手続きをしたいものです。

特徴のあるカード

私が所有する、国内旅行保険が付帯するクレジットのなかで、特徴のあるカードを2枚紹介します。

楽天プレミアムカード

カードの特徴

  • 年会費 11,000円(税込)※家族カード年会費550円
  • 国際ブランド(VISA、mastercard、JCB、AMEX)
  • 利用可能額 最高300万円
  • 海外旅行傷害保険:最高4,000万円 (自動付帯)※公共交通乗用具等を本カードで支払った場合は最高5,000万円
  • 国内旅行傷害保険:最高1,000万円(自動付帯
  • 動産総合保険…年間最高300万円
  • カード盗難保険
  • 空港ラウンジ無料: 国内:29ヵ所
  • 海外ラウンジ無料:世界500都市1,200ヵ所(プライオリティパス無料発行)
  • ETCカード 無料 

国内旅行保険の詳細

  • 保険金額保険の対象:本人、家族カード会員
  • (傷害)死亡・後遺障害 最高5,000万円
  • 入院保険金 日額5,000円
  • 通院保険金 日額3,000円
  • 手術保険金 

このカードの特徴は、国内旅行保険も「自動付帯」である点です。他のカードのほとんどが利用付帯であることを考えると特筆すべき点です。

とりあえず、このカードを所有してさえすれば、なにもせずとも、公共交通機関やホテルでの事故によるケガは補償に対象になります。

国内旅行保険に関しても、カード発行者本人だけではなく、家族会員(年会費550円)も補償対象です。

これにプライオリティパスも付帯しているので、非常にお得なカードですが、利用回数制限が来年から実施されるので、私の場合、現状では、次回のカード更新は微妙です。

dカードゴールド

カードの特徴

  • 年会費    11,000円(税込) ※家族カード 1枚目が1枚目が年会費無料、2枚目以降は1枚につき1,100円(税込)
  • 毎月のドコモのケータイ/「ドコモ光」ご利用料金1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%ポイント還元(ahamo/irumo/ahamo光 利用料金・端末代金・事務手数料等一部対象外あり)
  • ケータイ補償3年間で最大10万円
  • 国内・ハワイの主要空港ラウンジ利用無料
  • ショッピングでいつでもdポイント1%たまる 
  • 国際ブランド    VISA mastercard
  • 海外旅行傷害保険    最高5,000万円(自動付帯)※旅行費用を本カードで支払った場合は、最高1億円
  • 国内旅行傷害保険    最高5,000万円(利用付帯)
  • お買物あんしん保険  年間300万円まで

国内旅行保険の詳細

  • 保険の対象:カード会員本人・家族会員
  • 補償期間:会員として登録された日の翌日以降の会員期間
  • 取扱保険代理店:株式会社NTTドコモ/株式会社ドコモ・インシュアランス/キューアンドエー株式会社
  • 幹事引受保険会社:東京海上日動火災保険株式会社
  • 補償内容:
    傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円 
    入院保険金 日額5,000円
    通院保険金 日額3,000円
    手術保険金 入院保険金日額の5倍または10倍
  • 国内航空便遅延費用特約:
    乗継遅延による宿泊・食事費用 2万円 
    手荷物遅延による衣服・生活必需品購入費用 1万円
    手荷物紛失による衣服・生活必需品購入費用 2万円
    出航遅延・欠航による食事費用 1万円

このカードの特徴は、「国内航空便遅延費用特約」がある点です。年会費が1万円ほどで、こうした航空便の遅延に対して補償してくれるカードは他には聞きません。

海外旅行の場合と違って、食事代や必需品購入費用に限定されているのが残念ですが・。それでもLCCをよく利用する人にとっては、ありがたいカードだと思います。

国内旅行に関しては、利用付帯です。国内航空便遅延費用特約を有効にするためには、あらかじめdカード GOLDで航空便の搭乗費用を支払いをする必要があります。

私の場合、Peachやジェットスターの支払いのためのクレジットカードは、このカードを登録しています。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、クレジットカードの付帯する国内旅行保険が適用条件や補償の範囲などを検討して、クレジットカードに「国内旅行保険」の付帯は必要か考えてみました。

私が所有するクレジットカードを中心に、その付帯する国内旅行保険が適用条件や補償の範囲などを確認しました。

これらとコストであるカードの年会費などから考えあわせると、あえて「国内旅行保険」の付帯しているクレジットカードを選ぶ必要はないというのが、私の結論です。

今後、私は、所有しているカードに付帯する「国内旅行保険」の内容はしっかり把握しておき、万一保険適用条件に合致する事態になれば、保険を忘れずに申請できるようにしておきたいと思います。

あと、最近作成した「dカードゴールド」に関しては、航空機を利用する場合は、その代金の決済はこのカードを利用しようと考えています。

なお、国内旅行保険は、海外旅行保険とは違い、複数の付帯カードがあっても入院保険金や通院保険金などは合算できません。したがって、国内旅行保険付帯のクレジットカードが多数あってもしかたないという面もあります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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