YSky_channel’s blog

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【2023年7月最新】Revolut(レボリュート)海外送金手数料の無料が近いうちに終了か?そう思う理由について

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この記事は、4分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

Revolutを利用すれば、会費無料のスタンダード会員でも、為替市場営業時間内であれは、月75万円までならお得なインターバンクレートで手数料無料で両替ができ、しかも海外の銀行に送金しても送金手数料も無料です。

例えば、三菱UFJ銀行など大手都銀から米国にある銀行に送金する場合、1万円だけ送金するにしても6,000円ほどの送金手数料が取られます。それがRevolutなら、現在、手数料無料で送金できてしまうのです。

しかし、この送金手数料無料というのも雲行きが怪しくなってきたと思われる事柄がいくつか生じてきました。

今回は、海外送金手数料の無料が近い将来なくなるのではないかと思われる理由について説明します。

不正利用により大きな損失が発生

昨日、英国の経済紙である「フィナンシャル・タイムズ」が、事件に詳しい匿名の複数の情報筋の話として、  犯罪組織がRevolutの決済システムの欠陥を悪用して2,000万ドル以上を盗んだと報じました。

この問題は、 Revolutの米国と欧州のシステムの違いにより発生したもので、一部の取引が拒否されたにもかかわらず、その後誤って返金されたという事案が生じました。これに目をつけた犯罪組織が、2021年後半から2022年初めにかけてこのシステムの欠陥を悪用し始めました。

この問題は、米国の提携銀行が英国に本拠を置く同社に対し、保有する現金が予想よりも少ないと連絡したことで発覚しました。その後、米国子会社は親会社に現金注入を要求し、システムの欠陥は2022年春に解消されたと同紙は報じています。

同紙は、総額約2,300万ドルが盗まれ、一部の資金は現金を引き出した者を追って回収され、純損失は約2,000万ドル(約28億円)になったと付け加えています。この金額は2021年の年間純利益のほぼ3分の2に相当します。

同紙の取材に対して、Revolut側はコメントを拒否しています。否定していないと言ことはおそらく事実であると思われます。

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昨年あたりから、使えるデビットカードが少なくなったり、クレジットカードからの入金に手数料をとるようになったりとRevolutの改悪が続いていますが、こうしたことの背景には不正利用による大きな損失があったように思われます。

今後も、こうした手数料を有料化する動きは続いていくものとみられます。

海外送金手数料の無料化は日本版だけ

2023年7月現在、Revolutは37か国、約3,000万人に利用されています。この37か国のうちで海外送金手数料が無料なのは、実は日本版だけです。

例えば、米国版のスタンダードプランで、両替後日本円を日本の銀行に送金した場合、Revolutへ支払う手数料は金額の0.40%かかります。(最低は1,25ドルで、最高は150ドル)1,000ドルを円に両替して送金したら、Revolutには、4ドルの手数料を支払うことにになります。

これは、ほんの一例ですが、Revolutの場合、どの国のアプリを使うかによって、また、受取り側の通貨がなんであるかによって細かく手数料の設定がされています。

ちなみに、Revolutでは、もし、日本から米国に移住した場合は、日本版は使用することはできず、新たに米国版をダウンロードして、セットアップし直さなければならいというルールになっています。(他の国も同様)

日本だけが海外送金手数料無料になっているといういう事実は、利用者を増やすための広告宣伝であり、あくまで期限限定のものだと考えておくべきです。

Pay All Fees機能の追加

6月30日付で、日本版の料金に関する規約が改定されました。この改定により「Pay All Fees機能」の項目が新たに追加されました。

SWIFTを利用して国際送金をする際、仲介銀行が送金額から手数料を差し引くことがあります。送金した金額から手数料が差し引かれてしまうので、当初予定していた金額が受取人の口座に入金されないことになります。

前払いにより定額手数料を支払うことで、受取人が当初の送金額を全額受けれるようにするというのが、Pay All Fees機能です。

本来、送金手数料を無料を謳っているRevolutの日本版にこの機能を追加することの意味が理解しがたいのですが、これが近い将来、海外送金手数料を有料化するための布石ということならその意味は理解できます。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、海外送金手数料の無料が近い将来終了するのではないかと思われる理由について説明しました。

利用者としては、1日でも長くこのサービスが続くことを願うしかありません。もし終了した場合は、WISEが対抗馬になると思いますが、どちらの手数料が安いのかを比較したうえで利用していくことになることでしょう。

 

今回の記事がお役に立てれば、うれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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