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【2021年最新】S&P500連動型ETF SPY, VOO,IVVの比較

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この記事は、1分で読めます 

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

S&Pグローバル社が公表している「S&P500」は、1957年に誕生して以来、世界中で最も注目されている株価指数です。

最近、米国のS&P500連動型のETFが人気です。

しかし、S&P500連動型ETFと言っても、何十種類もあり、どれを選ぶのか迷います。

そこで、今回の記事では、そのうち代表銘柄である、SPY、VOO、IVVを比較検討を行い、どれを選ぶべきか検討しています。

S&P500については、こちらの記事をご覧ください。 

www.ysky.info

 

 

3つの銘柄の概要

運用実績が最も長いのは、SPYです。10年以上前なら、S&P500のETFと言えば、このSPYでした。

規模は、運用実績が長い方が、大きくなりますので、SPYが一番ですが、後発であるVOO,IVVの猛追を受けている状況にあります。

純資産額が大きければ大きいほど、ETFの経費率(純資産額に占める経費の割合)を低く抑えられるメリットがあります。

例えば、運用報告書の作成や会計監査などにかかる費用は、純資産額が10兆ドルを超えるETFも、10億ドルに満たないETFも同じように発生します。

ティッカー SPY VOO IVV
運用会社 ステートストリート バンガード ブラックロック
開始日 1993/01/22 2010/09/07 2000/05/15
純資産額 361.79億ドル 220.11 億ドル 277.72億ドル

 

運用会社比較

ステート・ストリート社は
設立は1792年と3社の中でも最古の資産運用会社です。

運用総資産額は,3.15兆ドル(約350兆円)で、3社の中では見劣りします。

バンガード社は、
1975年に設立された資産運用会社です。

運用総資産額7.1兆ドル(約780兆円)を運用する日本で人気な資産運用会社です。

インデックス投資(指標連動型)を世界で初めて個人投資家に販売した企業として有名です。

ブラックロック・グループは、
1988年にアメリカニューヨークで設立された資産運用会社です。

運用総資産額は、世界最大の9.01兆米ドル(約990兆円)です。

 

組入れ銘柄比較

各ETFの組入れ比率は、以下のとおりです。
数年前までは、IVVが技術や金融セクターの割合が高かったりしていましたが、現在では、ほとんど差はありません。

ティッカー SPY VOO IVV
技術 33.23% 33.29% 33.23%
一般消費財 15.43% 15.46% 15.43%
金融 13.56% 13.57% 13.57%
ヘルスケア 12.55% 12.57% 12.54%
資本財 9.60% 9.62% 9.60%
生活必需品 5.95% 5.94% 5.95%
エネルギー 2.87% 2.86% 2.87%
公益 2.64% 2.62% 2.64%
素材 2.49% 2.37% 2.48%
通信 1.57% 1.57% 1.57%

 

分配金、経費率比較

分配金の時期は、3つとも同じです。
分配金の利回りも、ほとんど変わりません。

経費率はSPYだけ0.09%とと高く、VOOとIVVは0.03%です。

経費率とは、投資信託やETFを運用するために必要な費用が、純資産総額に対してどのぐらいの割合かを表したものです。 

ティッカー SPY VOO IVV
分配金利回り 1.34% 1.40% 1.36%
決算時期 4半期(3,6,9,12) 4半期(3,6,9,12) 4半期(3,6,9,12)
1年リターン 47.61% 47.77% 46.60%
3年リターン 18.23% 18.27% 17.97%
5年リターン 17.42% 17.49% 17.30%
10年リターン 14.29% 14.36% 14.25%
経費率 0.09% 0.03% 0.03%

 

どれを選ぶべきか

長期保有で購入するのなら、やはり経費率が低い、VOOかIVVにすべきでしょう。

短期保有で購入するのなら、経費率よりも、運用資産額が大きく、流動性が高い方を重視して、SPYを選択するほうがよいと思います。(10,000ドルの購入で、6ドルの差)

売りたいタイミングで売れる可能性が高いからです。

ただ、VOOもIVVも運用資産額で猛追していますので、いずれ逆転することがあるかもしれません。 

 

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

私自身も、当面は、長期保有では、VOOかIVV、短期保有では、SPYを購入していこうと考えております。

1株あたりの購入額が高すぎるという方は、ステート・ストリート社のSPLG(SPDRポートフォリオ S&P 500ETF)であれば、約1/10で購入できます。

米国証券口座を開設するなら、こちらの記事をご覧ください。 

www.ysky.info

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