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こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan）です。
日本在住者でも口座が開設できる米国証券会社”Firtrade”では、月間取引高上位25銘柄を翌月に発表しています。
今回は、10月に発表のあった"Firstrade Top25 in September "とその中から気になる銘柄３つご紹介します。
過去のTop25は、こちらの記事をご覧ください。
取引高上位25銘柄
2022年9月の取引高上位25銘柄は、次のとおりです。
なお、銘柄の右側の数字は、前月8月のランキングです。
矢印は、ランキングのアップ・ダウンを示しています。
- ProShares UltraPro Short QQQ ETF (SQQQ) 2↗
- ProShares UltraPro QQQ (TQQQ) 3↗
- Tesla Inc. (TSLA) 1↘
- Apple Inc. (AAPL) 5↗
- NVIDIA Corporation (NVDA) 4↘
- Direxion Daily Semiconductor Bull 3X Shares (SOXL) 7↗
- Advanced Micro Devices, Inc. (AMD) 6↘
- Invesco QQQ Trust Series 1 (QQQ) 8ー
- Vanguard 500 Index Fund ETF (VOO) 12↗
- Direxion Daily Semiconductor Bear 3X Shares (SOXS) 圏外↑
- Taiwan Semiconductor Mfg. Co. Ltd. (TSM) 9↘
- Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF (VTI) 7↘
- Amazon.com, Inc. (AMZN) 11↘
- Microsoft Corporation (MSFT) 18↗
- ProShares Ultra VIX Short Term Futures ETF (UVXY) 13↘
- SPDR S&P 500 ETF Trust (SPY) 圏外↑
- Alphabet Inc Class A (GOOGL) 20↗
- Alphabet Inc Class C (GOOG) 19↗
- Vanguard Total World Stock Index Fund ETF (VT) 圏外↑
- Occidental Petroleum Corporation (OXY) 21↗
- Direxion Daily S&P Biotech Bull 3X Shares ETF (LABU) 圏外↑
- Meta Platforms Inc. (META) 23↗
- ProShares UltraPro Short S&P500 (SPXU) 圏外↑
- Bank of America Corp (BAC) 24－
- Carnival Corp (CCL) 圏外↑
2022年9月は、トップ25のうち圏外から6つの銘柄がランクインしました。
そのうち、個別銘柄は、CCLだけで、それ以外はETF銘柄でした。
2022年8月まで1位に君臨していたTSLAが3位に後退しました。
代わりに、8月いきなり、2位、3位にランキングした、SQQQとTQQQが、1位、2位を占めました。
SPYやVTなどお馴染みのETFが圏外からランクインするなど、先々月以前は見られなかった株価指数と連動したETFがどんどんランキングしてきてます。
今後、企業の業績が不透明な中、個別株の売買が控えられているのではないかと思います。特に、9月は、米国株は下落する時期なので、ETFのショートで利益を上げようとした投資家が多かったのではないでしょうか。
気になる銘柄
以上の25銘柄のうち特に気になった銘柄は、次のプロシェアーズ社３銘柄です。
- ProShares UltraPro QQQ (TQQQ)
- ProShares UltraPro Short QQQ ETF (SQQQ)
- ProShares Ultra VIX Short Term Futures ETF (UVXY)
プロシェアーズ社は、主にレバレッジ、インバース、ボラティリティ商品を強みとするETFを提供するアメリカの運用会社で、総運用資産は7兆円で売上ベースでは世界のETF運用会社の中では第6位にランクされています。
ProShares UltraPro QQQ (TQQQ)
NASDAQ100指数に連動するQQQの値動きの3倍、レバレッジをかけたETFになります。
設定日は2010年2月9日、QQQは1999年が設定日なのでQQQよりも新しく、運用から約12年超のレバレッジETFです。
2022年10月8日時点の基準価格は19.5ドル、資産総額は約1兆4,900億円です。
経費率は、0.95%とやや高めです。
米国レバレッジETFとしてはトップクラスの資産総額を誇っており、数あるレバレッジETFで最も注目されている銘柄の1つといえます。
基準価格は、先月5月中旬に底をつけ、その後はボックス圏で値動きしています。
ProShares UltraPro Short QQQ ETF (SQQQ)
SQQQが、インバース・レバレッジ3倍という特殊なETFになり、NASDAQ 100指数の1日の成果に逆張りをすることで、3倍のリターンを得ることができるETFです。
つまり、TQQQと逆の値動きをするETFということになります。
SQQQは、TQQQと同じく、2010年2月9日が設定日となり、経費率も全く同じ0.95%となっています。
SQQQは、あくまで金利上昇時やリスクイベントが起こった際に、投機的に入るためのデイトレードアイテムとして活用すべき商品です。
長期投資の対象には、まったくの不向きです。
なお、このETFの現物は、日本の三大ネット証券などでは購入できません。
日本在住者が購入するためには、Firstradeなど日本在住者でも口座開設できる米国証券会社に口座を開設する必要があります。
UVXYは、S＆P 500 VIX短期先物指数の変動に対して1.5倍の変動が発生するように設計されたETFです。
VIXが高くなるれば、UVXYも高くなります。
UVXYは、2011年10月3日が設定日となり、経費率は1.71%と非常に高くなっています。
VUVXYを購入する場合は、VIX指数との乖離に注意が必要です。
短期的にはVIX指数と似た動きをしますが、長期的にVIX指数が低下するごとに価格が乖離していきます。
なお、このETFの現物は、日本の三大ネット証券などでは購入できません。
日本在住者が購入するためには、Firstradeなど日本在住者でも口座開設できる米国証券会社に口座を開設する必要があります。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか？
今回は、”Firstrade top25 in May ”と気になる３銘柄をご紹介しました。
気になる３銘柄は、次のとおりです。
いずれもプロシェアーズ社の銘柄です。
- ProShares UltraPro QQQ (TQQQ)
- ProShares UltraPro Short QQQ ETF (SQQQ)
- ProShares Ultra VIX Short Term Futures ETF (UVXY)
いずれも、金利上昇時やリスクイベントが起こった際に、デイトレード向けの金融商品です。
くれぐれも長期での運用はポートフォリオに組み込むというのは避けるべきです。
ご覧いただいた皆さんは、どの銘柄が気になりましたでしょうか。
もしよろしければ、コメントいただければありがたいです。
Firstradeは、日本在住者でも口座を開設できる米国証券会社です。
口座管理料はもちろん、米国株や米国ETFなどの取引手数料も無料です。
この機会にぜひ開設してみてはいかがでしょうか。
Firstradeの口座開設については、こちらの記事をご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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