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長期・短期で米国証券口座を使い分け!さて2つ目の口座はどこにするか?

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おはようございます。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

私の投資戦略は、長期と短期に分けて運用をしています。
長期は、資産の7割、短期は、資産の3割をあてています。

長期積み立てに加え、短期投資を行うのは、全体パフォーマンス、シャープレシオを高めるためです。

これらの資産を運用を実践するためには、別々の株式口座を開設し、分けて運用を行うことが必須です。

しかしながら、これまで、諸所の事情から、海外の株式については、Interactive Brokers(以下IB) の1つの口座で両方を行っていましたが、やはり管理が煩雑になることから、別の口座を開設して運用することに決めました。

今回の記事では、2つ目の口座をどこの証券会社にするのか、また、どのような組み合わせで、長期口座と短期口座を設定するのかを検討しました。

 

  

IBで2つの口座を開設する?

IBでは、同一人物が複数の口座を開設することは可能です。

IBで口座を開設することは、別の記事でも解説したように、①世界33カ国の株式、ETF、先物、オプション、債券、金利、23種の外国為替、CFDを単一口座から取引できる、②日本語サポートがある、③手数料が比較的安い、④マージン利率が他社に比べ突出して低いなどのメリットがあります。

それなら、IBに2つ目の口座を開設という結論になるのですが、ここで2つの問題があります。 

www.ysky.info

 

同一証券会社にすることに対するリスク

IBは、預かり資産残高2,320億ドルで、米国オンライン証券会社としては第6位です。

日本のSBI証券が、2020年12月末で、17兆2000億円でしたので、8兆円以上上回っています。

これだけの規模の証券会社ですので、まずつぶれることはないと思いますが、やはりリスク管理という点からは別の証券会社にしておくのが、ベターだと考えます。

というのも、口座を解約させられるリスクがあるからです。

過去、米国証券会社の中には、会社の方針が変わり、日本在住者の開設を認めず、解約させていた時期がありました。

今後、このようなことかが再度あるやもしれません。その場合、別の証券会社の口座があれば、そちらに株を移管するといった措置を講じることができます。

資金面の問題

IBでは、初回の最低入金額が存在します。
最初の入金では10,000ドル以上の入金が必要となります。

また、口座維持手数料が、月額10ドルかかります。これを回避するためには、100,000ドル以上の資産が口座になければなりません。

口座を複数開設する場合、それぞれの口座にこれらの条件が適用されます。

口座維持手数料の月額10ドルについては、売買手数料等と相殺してもらえるので、それほど悩まなくて良いことかもしれませんが、やはり気になるところです。

以上の理由から、IBで2つの口座を持つという選択肢は、とりませんでした。

 

他社で口座を開設する

IB以外の米国証券会社となると、いくつか選択肢はありますが、やはり選ぶとなるとFirstradeになります。

以前の記事にも書きましたが、Firstradeの良いところは、日本語サポートがないものの、①売買手数料・口座維持手数料を完全無料、②口座開設の手続きがオンラインだけで完結することです。

ただし、開設には、本人確認書類として、パスポートが必要になります。パスポートがなければ、口座を開設することはできません。

また、相手とのやり取りは、すべて英語となります。
 *もし中国ができる方は、中国語と広東語はサポートがあります。

口座開設のやり方については、別の記事で詳細に解説する予定です。

 

どちらを長期口座、短期口座にするか?

結論から言うと、IBを長期口座に、Firstradeを短期口座にすることにしました。

理由は以下のとおりです。

  • 資産を多くを預けることになる長期口座は、投資通貨、投資商品がより多様化できる証券会社とする
  • 資産を多く預けることになる長期口座は、安全性の観点から規模が大きい証券会社とるする

以上2つの条件に合致するのは、IBです。

したがって、

IBを長期投資用
Firstradeを短期投資用 とすることにしました。

この選択をした場合、注意すべきことは、短期口座で空売りする場合は、現金残高以内で行うか、短期間でポジションを解消することです。

なぜならば、IBや日本の証券会社などに比べて、Firstradeは、マージン利率が非常に高い(最高で8.75%)からです。もし、万一、借入金で空売りをしてしまうと、IBに比べて3~5倍の利息がとられます。

ただし、米国証券会社で空売りをする場合、現金残高の範囲であれば、利息は取られません。

したがって、今後、短期口座で空売りをする場合は、現金残高をよく確認し、その範囲で行うというルールを設けることにしました。

 

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

株式投資を行う場合、長期口座と短期口座を分けて持つことは必須です。

米国非在住者が口座を開設できる米国証券会社は限られています。

そんな中、Firstradeを短期口座として開設した理由について、説明しました。
みなさんなら、どうされますか。
是非、ご意見を伺いたいです。 


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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