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Interactive Brokers(IB証券)で2つ目の口座を開設した理由とその方法

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この記事は、2分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

Interactive Brokers(以下IB)が、2021年7月1日から口座維持手数料の徴収を廃止しました。

現在、IBに口座を一つ持っていますが、これを機に、もう一つ口座を開設することにしました。

そこで、今回の記事では、別口座を開設する理由やそのやり方について説明します。

IBについて、詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 

www.ysky.info

複数口座開設をする理由

私は、長期投資に9割、短期投資に1割という割で投資を行っています。

長期投資とは、毎月、ETFや株を継続的に購入することです。したがって、リバランスやローテーションのため以外には、基本的に売却はしません。

毎月、月末に購入したものを選定し、購入します。

一方、短期投資とは、価格が上昇局面であり、それが継続する可能性が高いETFや株の価格変動の波に乗って売買を行うことです。通常、3カ月以内に手じますることを基本にしています。

短期投資では、購入と売却も繰り返します。

もちろん空売りもします。ヘッジとしての空売りも短期投資として行います。

私の投資は、最善の売買のタイミングはだれにもわからないということを前提にして、毎月コツコツ買い続ける長期投資を基本としています。

それでも10回に1回程度は確率の高い上げ相場を見つけることができるのではないかという考え、投資割合を長期投資9:短期投資1の割合にしています。

以上説明したとおり、私の場合、長期投資と短期投資では、売買の仕方が全く異なります。

なので、長期投資用と短期投資用と口座を別々にしておかないと、それぞれの正確なポジションの把握が難しくなり、取引に混乱が生じてしまいます。

以上が、私が複数の口座を開設する理由です。

私は、米国市場、日本市場、それ以外の市場で2:1:1の割合で投資を行うようにしています。

日本市場についても、長期投資用と短期投資用に分けて、国内証券会社で複数口座を開設し、使い分けをしています。

日本在住者が複数口座開設できる米国証券会社

日本在住者が口座開設できる米国証券会社はいくつかありますが、なかでもよく利用されており、ネット情報も多いのが、Interactive Brokers とFirstradeです。

このうち、Firstradeは、米国在住者が開設できる通常の口座については、複数開設できますが、米国以外の在住者が開設できるInternational Account(日本在住者はこちら)については、複数開設することができません

一方は、IBは複数口座を開設することができます

リスクヘッジという観点からすると、複数口座を持つ場合、別会社にしておくほうよいと思います。

私の場合は、そうした配慮もあり、長期投資はIBの口座、短期投資はFirstradeの口座で運用をしております。

IBと違って、Firstradeは売買手数料・口座維持が無料という面で、利用者にとって、ありがたい証券会社ではあります。

長期投資はIBの口座で、短期投資はFirstradeの口座でということで使い分けをしておりました。

どうしてこのような選択をしたか詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。 

www.ysky.info

ところが、長期投資としてETFや株を売買していますと、分散投資という観点から米国市場以外のもの(ヨーロッパ、香港、オーストリアなど)を購入したりします。

そのリスクヘッジとして、短期投資で空売りしたい場面が時々出てきます。

しかし、残念ながら、Firstradeは、米国市場しか扱っていないため、それ以外の市場の取引はできません。

IBにもうひとつ口座を開設すれば、こうした取引もできるのですが、口座維持手数料がとられるということが私にとって敷居となり、これまでそのための短期投資用口座がない状態でした。

これまでは、やむなく、こうした短期投資もIBの長期投資用口座で行っていました。

ところが、2021年7月から、IBの口座維持手数料が不要になりました。

これを機に、Firstradeの短期投資用口座を補完する口座として、新たにIBにも短期投資用口座を開設することにしました。

IBで複数の口座を開設方法と注意点

IBで複数口座を開設する場合、IBのサイトから新規口座の開設と同様、一から手続きを行う必要があります。

つまり、開設に必要な書類をもう一度用意し、アップロードする必要があります。

必要な書類は以下のとおりです。

  1. マイナンバー
  2. 本人確認等の証明書

      ・運転免許証
      ・パスポート
      ・住民票(写真付きの住民基本台帳カード)
      ・マイナンバーカード 

         のいずれか1つ

また、口座開設には、新たに、運用資金を入金する必要があります。

入金しないといつまでたっても口座開設してくれません。

開設方法については、以前の記事をご覧ください。 

www.ysky.info

二つ目の口座を開設し、アプリでログインする際、指紋認証を利用する場合、再度指紋認証の設定が必要になります。

この設定がややこしいので、手間かもしれません。

やり方については、改めて別の記事で説明したいと思います。

複数口座を開設した際のメリット

IBで複数口座を開設した場合、以下のことができます。

・資金を相互に移管できる

・株やETFなどのポジションを移管できる

これらのことで、長期投資と短期投資の間で、リバランスを行う際、手間がかなり減ります。

資金やポジションの移管方法のやり方についても、改めて別の記事で取り上げたいと思います。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

IBで複数口座を開設した理由やそのやり方について、ご理解いただけたでしょうか。

IBで口座をお持ちの方、米国証券会社に関心のある方のお役に立てたのなら幸いです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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