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【2021年10月19日】米国で取引が開始した「ビットコイン先物ETF」とはなにか?メリット・デメリットは?どうやったら買えるのか?

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この記事は、2分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

ついに、米国で「ビットコインETF」が上場しました。

上場に併せて、ビットコインの価格も上がっており、その期待の大きさがわかります。

このビットコインETFに興味を持っている方も多いのではないかと思います。

そこで、今回の記事では、ビットコインETFの概要、メリット・デメリット、購入できる証券会社などについて解説していきます。

ビットコインETFとは

ビットコインETFとは、価格がビットコインと連動するように設計された上場投資信託です。

ETFであるため、株式と同じように証券取引所で売買できます。

米国では、2017年からビットコインETFの申請が行われていましたが、これまですべて却下されてきました。

しかし、2021年10月19日にようやく、米国ETF大手の「プロシェアーズ(ProShares)社」のビットコインETFが、ニューヨーク証券取引所のArcaに上場し、取引が開始されました。

このビットコインETFのティッカーは、「BITO」です。

現物ではなく、先物のビットコイン価格と連動しています。

先物は、英語で「Futures」といい、未来の価格を予想して売買します。

先物価格は、現物価格と乖離しやすいという特性があります。

先物取引は、3ヶ月毎の期日ごとに乗換え(ロールーオーバー)を行う必要があります。

長期のもののほうが直近のものより価格が高い傾向があります。

ロール―オーバーを行うことは、価格の安いものを売って、価格の高いもの買うことになるので、長期的には減価してしまうことになります。

そのため、先物は、基本的には短期取引で利益を上げるための商品であり、長期保有には不向きと言われています。

BITOの管理手数料は、0.95%に設定されており、通常の株式ETFに比べて、高い部類に入ります。

ブルームバーグによると、取引開始後2時間ほどで1200万口、4億8000万ドル(約550億円)相当が取引されました。

メリット・デメリット

現物のビットコインを買うのではなく、ビットコインETFに投資することは、以下のようなメリットがあります。

  • 暗号資産を自分で安全に保管する必要がない。
  • 証券取引所は暗号資産取引所よりも流動性が高い。
  • 税制面でも、総合課税ではなく、分離課税として処理できる。

反面、次のようなデメリットもあります。

  • 米国証券市場の取引時間中しか取引できない
     →土日、祝日は取引ができない。暗号取引所は、24時間365日取引可能。
  • 管理手数料がかかる
  • 長期取引に向かない(先物ETF特有のデメリット)

購入できる証券会社

現状、残念ながら、国内証券会社では、購入できません。

米国証券会社で口座を開設していれば、購入できます。

日本在住者でも口座を開設できる米国証券会社である、FirstaradeとInteractive Brokersについて確認したところ、Firstradeでは購入できますが、Interactive Brokersでは購入できません。

両者の対応の違いは、企業ポリシーの差のようです。

Firstradeで本当に購入できるのか、試しに1株だけ購入してみました。

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上の写真のとおり確かに購入できました。

購入するべきか?

私は、上場後、調整局面に入り、価格が下がるのではないかと考えています。

ショート(空売り)ができるのなら、試しに短期で少額取引しようかと思ったのですが、残念ながらFirstradeでは、空売り銘柄対象外でした。

既に上場初日からビットコイン先物価格と先物ETF価格には乖離が生じています。

試しに購入したものの、すぐに売却しました。

やはり、先物ではなく、現物のETFがあらわれるまで購入は見合わせるつもりです。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

2021年10月19日、ついに、米国で「ビットコインETF」が上場しました。

ETFとして購入できるようになり、取引の流動性や安全性が高るなどのメリットがある反面、取引時間が短い、管理コストの発生などのデメリットもあります。

これらを考慮したうえで、ETFで購入するかしないかを判断すべきだと思います。

ビットコイン現物ETFの上場申請がされていますので、こちらの結果を待って、ビットコインETFの購入を検討するのもいいかもしれません。

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www.ysky.info

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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