おはようございます。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
ユニオンバンクは、「日本在住者が自宅で開設できる唯一海外銀行」です。
口座開設のメリットは、多数あるのですが、一方で、慣れるまでは、知りたい情報がサイトのどこに掲載しているのかがわかりにくかったり、米国銀行であるが故、日本人からしてわからないシステムがあったりして、使いづらいと思われるかもしれません。
今回の記事では、ユニオンバンクを開設したばかりの人が、疑問に思うことやわかりにくいと感じる点、それらに対する回答や対処方法について整理し、シェアしたいと思います。
ユニオンバンクの開設のメリットについては、こちらをご覧ください。
- サイト内で知りたい情報を見つけづらい
- デビットカードの手数料や利用できるATMがわからない
- 送金処理はいつ完了するのか
- 休眠による口座凍結を回避するためには何をしたらよいのか
- Bill Payとは
- まとめ
サイト内で知りたい情報を見つけづらい
口座を開設した人が、まず面食らうのは、オンラインバンキングのサイトのつくりが、日本の銀行のものとかなり違う点です。
一番困るのは、自分が知りたい情報がどこに掲載しているのかわかりずらいことです。
例えば、「現在の金利は、何%だったけ」と疑問に思えば、日本の銀行のサイトなら、トップ画面にある検索欄に「金利」と入れてクリックすると、金利一覧表のあるページを教えてくれ、簡単に該当のページを探すことができます。
また、日本の銀行のサイトなら、ログイン後のトップ画面には、「よくある質問」や「よくあるお問い合わせ」といったボタンが、目立つところに配置されています。
ところが、ユニオンバンクのサイトのトップ画面にアクセスした際、それらしいものが見当たらないのです。
ユニオンバンクの場合、ログイン前の画面では、上段に”Personal”と記載されているところに、カーソルを持ってくると急に、次のようなメニューが現れます。
右中段にFAQの項目がありますが、ここをクリックするよくある質問とその回答を確認することができます。
このことを知らない初めて利用者の多くは、まず、FAQ画面にたどりつくことは不可能です。
また、ユニオンバンクの場合、ログイン後の画面の上段にある”Help”をクリックすると、ここにもQ&Aの一覧がでてきます。
しかし、日本の銀行の場合は、Helpのところは、通常、画面の操作方法が書かれていることが多く、このことになれていると見落としてしまいがちです。
英語だけの表記に加え、このようなサイトのわかりずらさは、日本人利用者にはかなりのストレスです。ぜひ、改善してもらいところです。
ちなみに、よく利用される思われるページのURLを以下に記載しておきます。
「ジャパニーズ・カスタマーサービス」のページ
https://www.unionbank.com/personal/japanese-services-jp
「よくある質問」のページ
https://www.unionbank.com/personal/japanese-services-jp/self-service
「セービング口座の金利」のページ
https://www.unionbank.com/personal/savings-accounts/bank-freely
デビットカードの手数料や利用できるATMがわからない
口座開設し、口座に入金すれば、デビットカードを申し込むことができます。
このデビットカードがあれば、ユニオンバンクのATMはもちろん、提携している「STAR®」、「MasterCard®」および「Maestro®」のマークのある世界中のATMで利用することができます。
ただし、手数料に関する詳細な記載がサイトには見あたりません。
また、日本国内で利用できるATMに関する案内もサイトにはありません。
商品やサービスを購入した場合
・米国内であれば、手数料はなし
・米国外であれば、手数料は代金の2% です。
購入金額は、2,500ドルの上限が設定されています。
もしこれを超える買い物をする場合は、当日、カスタマーズサービスに電話をし、申し込めば、残高まで上限をあげることができます。
ATMでの現金引出しや残高照会の手数料
・ユニオンバンクのATM なし
・ユニオンバンク以外のATM(米国内)2ドル+α
・同(米国外) 5ドル+α です。
なお、現金引出しは、500ドルの上限が設定されています。(2021年4月10現在)
日本国内で引出しができるATMは、セブン銀行とイオン銀行です。
以前は、ゆうちょ銀行やローソン銀行などで引出しができましたが、2021年4月10日現在はできません。
送金処理はいつ完了するのか
日本からユニオンバンクに送金した際、オンライン・バンキングのサイトで入金を確認しようとしたら、”Pendeing"の記載があるのをよく見かけます。
これはまだ、決済処理ができていないことを意味しています。
ユニオンバンクの場合は、決済処理の完了は、ユニオンバンクに着金した当日の深夜、日付(米国太平洋標準時)が変わるころまで待たなければなりません。
日本時間でいうと、17時から18時頃になります。
休眠による口座凍結を回避するためには何をしたらよいのか
ユニオンバンクでは、「一定期間、口座の活動がないと判断された場合」には、「休眠口座扱い」となり、さらにその後、カルフォルニア州が指定する期間が経過すると資金は州に没収されてしまいます。
休眠扱いになる一定期間は、
チェッキング口座は、12カ月
セービング口座は、 18カ月 です。
「口座の活動がない」とは、入出金がないのはもちろん、オンラインバンキングへのアクセスがない、カスタマーズセンターへの問い合わせがないなども含まれます。
したがって、入出金をしなくとも、年1回はカスタマーズセンターに電話をかけるか、オンラインバンキングにログインすれば、休眠扱いは回避できます。
Bill Payとは
オンラインバンキングにログインにログインすると、トップ画面に"Bill Pay"というタブがあります。これはいった何なのか?疑問に思われた口座開設者は多いのではないかと思います。
”Bill Pay”とは、銀行がチェック(小切手)を発行し、支払い先に郵送してくれるサービスのことです。
日本では、個人が小切手を使うことなどまずありませんが、米国では、今なお、小切手でやり取りがあります。特に、米国では、小切手を同封した封筒を郵送して支払いをするという機会がかなりあります。
小切手に慣れない日本人にとっては、ありがたいサービスです。
しかも、無料で利用することができます。
利用方法は次のとおりです。
まずは、オンラインバンキングにログインして、メニューバーにある、”Bill Pay”をクリックします。
次に、”Make Payees”をクリックし、
・支払先
・支払元の口座
・日付
・金額
・メモ(任意)
を入力します。
もし、再利用する場合は、”Recurring”にチェックを入れ、Submitボタンを押せば、完了です。
転勤や留学で現地に行く方は、是非知っておきたいサービスです。
小切手に関しては、受け取って小切手をモバイルアプリを使って、口座に入金するというサービスもあります。
米国内で発行された小切手を受け取った場合は、是非利用しましょう。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
口座を開設したばかりの利用者にとっては、サイトが英語のみでしかもわかりにくいため、最初混乱することがあるかもしれません。
今回の記事が、少しでもお役に立てれば、幸いです。
ユニオンバンクは、日本語のカスタマーズセンターが、充実しており、国際ダイヤルが無料で利用でき、つながりやすく、担当者も丁寧に対応してくれますので、どうしてもわからないことがあれば、是非電話で問い合わせてみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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