YSky_channel’s blog

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日本ブランドを前面に押し出す中国雑貨店「メイソウ」って見たことありますか?

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写真のお店ご存じでしょうか。

ユニクロのようなロゴマーク。無印良品のような店舗の雰囲気。売っている商品は、ダイソーのような低価格の日用雑貨。

これは、「ダイソーと無印良品とユニクロを足して三で割った雑貨店」と揶揄されている中国の雑貨チェーン「名創優品」(MINISO、メイソウ)です。

商品パッケージの記載に日本語が使われているのですが、出来の悪い翻訳ソフトを使って翻訳したような摩訶不思議な日本語で書かれた商品が売られていたことから、数年前に、ネットやマスコミでも話題になった会社です。

その会社が、なんと2019年末で世界80か国3600店舗展開を達成し、今後3年間でさらに1万店舗まで拡大しようとしています。

今回、発祥の地・広州の店舗を見て来ましたので、報告します。

 

 

メイソウとは

メイソウは、2013年、中国・広東省広州からスタートした企業です。CEOは中国人起業家の葉国富氏。メイソウ創業以前にはアクセサリーショップのチェーン店「哎呀呀(Aiyaya)」を創業し、中国全土に展開して成功した人物です。

メイソウの面白いところは、中国人経営者による中国商品の小売販売にもかかわらず、「日本ブランド・日本デザイン」と銘打ち、世界展開を行なっている点です。

日本製品の品質の良さを消費者に想起させるため、日本語表示を使ったりするのは、菓子などの製品でよくみられ、中国や東南アジアの国のスーパーマーケットで売られているのをよく目にします。

メイソウは、それを徹底的に行っている会社といっていいでしょう。法人登記も、東京・銀座にするといった徹底ぶりです。

ダイソー、無印良品、ユニクロ、メイソウの4社の世界展開を比較してみると、

・ダイソー 29か国 

・無印良品 28カ国

・ユニクロ 20カ国

に対して、メイソウは世界80か国にも店舗を展開しています。

店舗数では、6,000店舗近くあるダイソーにはまだまだ及ばないですが、海外進出を始めた2015年から5年足らずで世界196カ国のうち4割を超える国に展開するというスピードの速さには驚かされるばかりです。

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中国・広州の店舗に行く

広州は、メイソウの発祥の地です。それだけに、広州市内では「道を歩けばメイソウに当たる」と言われるほど沢山の店舗があります。

今回、訪れたのは、天河・新天地という商業ビルのなかにあるメイソウ南華商貿城店です。

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この商業ビルの中には、マクドナルドやスターバックスなどのお店に加え、なんと、パクられた側の「ユニクロ」も入居しております。

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品揃は、ダイソーのように日用雑貨が日本円で200円〜300円のものを多く揃えています。レジ付近は、お菓子や飲み物などが置かれ、ダイソーのそれとよく似ています。

メイソウのロゴの下には、「Japanese Designer Brand」と書かれています。

メイソウは、商品パッケージに日本語を使用しているだけではなく、店舗の内装においても日本語のコピーを多用しています。

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ディズニーやサンリオなどとも提携をしており、キャラクターグッズも多数取り扱っています。同社のHPにもこれらとの提携が紹介されているところをみると、キャラクターは、さすがにパクってはいないようです。

また、イラストやパステルカラーなど可愛い色味を用いた商品や、低価格にしては洗練されたデザインが魅力なラインナップを揃え、若い女性を中心に人気を集めています。

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共同創業者として、三宅順也氏という日本人が同社のHPで紹介されています。

この方、文化服装学院出身のデザイナーだそうです。中国にあるメイソウ店舗では「日本人デザイナー」として紹介され、ご本人の写真が飾られています。

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まとめ

メイソウの躍進は、単に「パクった」「パクられた」というだけの話だけでは済まされないところがあります。

デザインや品質といった、海外における日本のソフトパワーを前面に押し出して事業を展開していこうとしたメイソウの創業者の目のつけどころはすごい。

本来、これは日本人や日本の企業がやらないといけないことではないでしょうか。

日本では”当たり前”なものが、海外だと独自性のあるものとして認識されていることをもっと我々は知るべきです。

そのためには、「井の中の蛙」ではだめで、大いに海外に出て、世界を見る必要があるなあとつぐつぐ思った次第です。

海外旅行にいった際、現地にメイソウがあれば、ぜひ店舗をのぞいてみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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