タイに行った際、空港にあるバンコク銀行のATMからキャッシングをしました。
バンコク銀行のATMは、日本語に対応しているので、タイ語や英語ができない日本人でも簡単に使うことができます。
東アジアや東南アジアなど諸国では、日本語対応してくれているのは少ないです。もしあったとしても、街中にはなく、空港などに設置されているものに限られています。
これまで、東アジアや東南アジアなかでは、タイはずば抜けて日本語対応のATMが多いように思います。
なので、タイでは、タイ語や英語ができない方でも安心してATMをご利用ください。
ただし、そんなタイのATMでも気をつけなければいけない点がいくつかあります。
この記事では、そのことをご紹介します。
銀行レートではなく、クレジット会社レートで両替する
ATMでキャッシングの操作を進めていくと、最後に写真のような画面が表示されます。
この画面で、with conversion(両替する)かwithout conversion(両替しない)と聞いてきます。
ここでよくやってしまうのが、両替するという方を選ぶことです。
こちらを選ぶと、100円=27.65バーツで交換することになります。わかりやすく、1バーツあたりで表記すると、1バーツ=3.62円になります。
実はこの時のレートは、ヤフーファイナンスで調べると1バーツ=3.46でしたので、5%ほど高いレートになっています。
今回は、べらぼうに高いというわけではありませんが、場合によっては、15%もの割り増しされるような場合もあります。「両替しない」を選択するほうが割安でバーツを手に入れることができます。
引き出し額と枚数に上限がある
日本のATMにも引き出し限度額はありますが、タイも同様にあります。銀行によって異なりますが、20,000〜30,000バーツ(約68,000〜102,000円)が限度額の場合が多いようです。
また、枚数にも制限があり、銀行ごとに20~30枚といった制限を設けています。金額の上限の前に枚数で限度枠のなることもあるので、気をつけてください。
クレジットカードがATMに飲み込まれてしまうことがある
タイでは、クレジットカードがATMに飲み込まれてしまうことがあります。その多くが、カードを抜きとるのが遅れた場合に発生します。
日本の場合ですと、現金やカードを抜き取らずそのままにしていると、警告音がなりますが、タイの場合、警告音も鳴らずにしばらくする機械の中に飲み込んでしまうので気をつけましょう。
操作が終わり、現金とカードが出てきたら、ですみやかに機械から取り出しましょう。
もし吸い込まれてしまった場合、コールセンターに連絡するか、機械に記載されているATMの識別番号を写真に撮り、吸い込まれた機械と同じ銀行の窓口に行きましょう。
こうしたことを避けたいのであれば、銀行に設置してあるATMを利用しましょう。万一、そうした事態になっても、すぐに銀行の職員が対応してもらえます。
まとめ
以上に挙げた注意点に気をつけて、タイではATMでキャッシングをして安いレートで現地通貨を手にいれましょう。
キャッシングで使用するクレジットとしておすすめなのは、海外キャッシングで手数料がかからない「セディナカード」です。
セディナカードに関する記事はこちら
最後まで読んでいただきありがとうございました。