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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
前回、SMBC信託銀行からInteractive Brokers(以下IB)への送金(外為円決済・国内他行あて)についてご紹介しました。
今回の記事では、SMBC信託銀行の海外送金を中心にそのメリットをまとめました。
前回の記事は、こちらをご覧ください。
- ネットや電話から24時間両替・海外送金できる
- 取扱通貨が多い
- リフティングチャージや受取手数料が不要
- 国内非居住者でも口座を維持でき、海外送金をすることができる
- 入金された外貨は、外貨のままで買い物をすれば、手数料は不要
- まとめ
ネットや電話から24時間両替・海外送金できる
500万円までなら、ネットで24時間365日両替・海外送金ができます。
また、PCが苦手な人は、1,000万円までなら、電話でも24時間365日両替・海外送金ができます。
電話も専用電話番号にかければ、携帯からでも無料です。
取扱通貨が多い
USD, AUD, NZD, CAD, EUR, CHF, SGD, HKD, CNY, THB, ZAR, TRY, MXN, TRY, NOK, SEK, DKK 計17通貨
但し、CNYについては、中国本土への送金や中国本土からの送金受領はできません。
また、THD、SGD、CNY、TRY、MXN、TRY、NOK、SEK、DKKの9通貨の海外送金については、ネットでは行うことはできず、支店窓口か電話で問い合わせたうえで行うことが必要です。
リフティングチャージや受取手数料が不要
「リフティングチャージ」とは、海外送金の際に、通貨の両替を伴わない場合に発生する手数料のことを言います。
通常、銀行は両替してもらう際に、為替手数料が発生します。
しかし、両替してもらわないと為替手数料を受け取ることができません。
そこで、リフティングチャージという名目で手数料を徴収するのです。
(参考)
海外送金をする場合、一般に発生する手数料は以下のとおりです。
両替をする場合 為替手数料+送金手数料
両替をしない場合 リフティングチャージ+送金手数料
例えば、SMBC信託銀行の口座から海外他行の口座に外貨を外貨のまま送金した場合、リフティングチャージが不要です。
逆に、海外他行の口座から外貨を外貨のままSMBC信託銀行の外貨口座に送金した場合、リフティングチャージに加え、受取手数料も不要です。
(参考)
海外送金を受取る場合、一般に発生する手数料は以下のとおりです。
両替をする場合 為替手数料+受取手数料
両替をしない場合 リフティングチャージ+受取手数料
国内非居住者でも口座を維持でき、海外送金をすることができる
海外移住、海外勤務、留学などで海外へ転居し、国内非居住者になったた場合、多くの金融機関では、口座の解約を求めます。
しかし、SMBC信託銀行の場合は、国内非居住者になっても、口座は維持できます。
しかも、その口座を使って、海外送金を行うことができます。
非居住者になっても口座を維持できる銀行は、こちらの記事をご覧ください。
入金された外貨は、外貨のままで買い物をすれば、手数料は不要
プレスティア マルチマネー口座を開設しておけば、もし海外送金を受けた場合、外貨を外貨のまま受け取ることができます。
もちろんその場合、為替手数料等は発生しません。
また、GLOBAL PASS(多通貨Visaデビット一体キャッシュカード)を発行すれば、マルチマネー口座にある外貨をそのまま海外で買い物に使用することができます。
しかも手数料は一切発生しません。
通常クレジットカードを使って買い物をした場合、手数料を取られますが、GLOBAL PASSを使って、外貨をそのまま使えば手数料がかからず、お得に買い物ができます。
Global Passを使えば、海外でキャッシングする場合も、ATM手数料が無料になります。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
SMBC信託銀行の海外送金の内容を整理したのが、以下の表です。
項 目 | 概 要 |
為替手数料 | 1USDにつき1円 1AUDにつき1円 1HKDにつき0.4円 |
送金手数料 | 窓口(郵送含む):7,000円/件 電話:7,000円/件 ネット:3,500円/件 |
リフティング チャージ |
仕向送金、被仕向送金とも 口座をもっている場合は無料 |
受取手数料 | 手数料の設定なし(無料) |
取扱通貨 |
17通貨(詳細は本文)
|
送金限度額 | 窓口:特になし 電話:1,000万円相当額以下 ネット:500万円相当額以下 |
送金可能国 | SWIFT加盟の銀行が所在する国 |
送金日数 | 米国、欧州諸国なら2日程度で着金 (目安) |
SMBC信託銀行は、他の国内銀行と比較して、為替手数料や送金手数料が安いわけではありません。
したがって、海外送金するには、Revolutやトランスファーワイズなどのサービスを使うほうが、格安で送金できます。
ただし、海外から外貨を受け取る際は、リフティングチャージや受取手数料が発生しないことや、GLOBAL PASSを合わせて利用すれば、受け取った外貨をそのまま使用できるなど、メリットが多い銀行です。
また、非居住者になっても、そのまま口座を維持できるという点も、その可能性のある人にとっては大きな魅力です。
海外から外貨を受け取る機会が多い方や将来非居住者になる可能性のある方は、口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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