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こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。
日本在住者でも口座が開設できる米国証券会社”Firtrade”では、月間取引高上位25銘柄を翌月に発表しています。
今回は、2023年1月19日に発表のあった"Firstrade Top25 in December "とその中から気になる銘柄3つご紹介します。
取引高上位25銘柄
2022年12月の取引高上位25銘柄は、次のとおりです。
なお、銘柄の右側の数字は、前月11月のランキングです。
矢印は、ランキングのアップ・ダウンを示しています。
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ProShares UltraPro QQQ (TQQQ) 3 ↗
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Direxion Daily Semiconductor Bull 3X Shares (SOXL) 6↗
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ProShares UltraPro Short QQQ ETF (SQQQ) 2↘
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Direxion Daily Semiconductor Bear 3X Shares (SOXS) 7↗
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ProShares UltraPro Short Dow 30 ETF (SDOW) 10↗
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Tesla Inc. (TSLA) 1↘
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Direxion Daily S&P Biotech Bull 3X Shares ETF (LABU) 圏外↑
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Carnival Corp (CCL) 圏外↑
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Mullen Automotive Inc (MULN) 圏外↑
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Lucid Group Inc (LCID) 圏外↑〇
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Bilibili Inc – ADR (BILI) 圏外↑〇
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Cosmos Health Inc (COSM) 圏外↑
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ProShares Ultra VIX Short Term Futures ETF (UVXY) 17↘
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Direxion Daily FTSE China Bear 3X Shares (YANG) 圏外 ↑
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Camber Energy Inc (CEI) 圏外↑
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ProShares UltraShort Bloomberg Natural Gas (KOLD) 圏外↑
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ProShares UltraPro Short S&P500 (SPXU) 25↗
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Intel Corporation (INTC) 圏外↑
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Opendoor Technologies Inc (OPEN) 圏外↑
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NVDIA Corporation (NVDA) 8↓
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Snap Inc (SNAP) 圏外↑
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American Airlines Group Inc (AAL) 圏外↑
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Direxion Daily S&P 500 Bull 3X Shares (SPXL) 圏外↑
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Direxion Daily 20+ Year Treasury Bull 3X Shares ETF (TMF) 圏外
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Nio Inc – ADR (NIO) 圏外↑〇
2022年12月は、トップ25のうち圏外から16銘柄がランクインするなど、先月に引き続き大幅に銘柄が入れ替わりました。
GAFAMが姿を消す一方で、ゼロコロナ政策が終了したことによる影響か、BILI、YANG、NIOなどの中国株ADR・ETFがランキングしました。
今月もナスダック指数のレバレッジETFらがトップ3に入りしたことに加え、半導体セクターのレバレッジETFらもランクアップし、上位入りを果たしました。
先月トップに返り咲いたTSLAは、6位に順位を下げましたが、MULN、LCIDなどのEVメーカー株が圏外からランクインしました。
気になる銘柄
以上の25銘柄のうち特に気になった銘柄は、次の3銘柄です。
- Nio Inc – ADR (NIO)
- Lucid Group Inc (LCID)
- Bilibili Inc – ADR (BILI)
Nio Inc – ADR (NIO)
Nio Inc (NIO)は、2014年11月に設立した、中国上海に本社を置くEVメーカーです。
NIOの競争優位性には、次の3つがあります。
世界最高水準の走行距離です。
走行距離は、350マイル(約560km)以上と言われています。日産リーフが400km程度ですので、4割ほど長いことになります。
2つ目は、「BaaS(バッテリー スワップ ステーション)」と呼ばれるバッテリーの交換システムです。
テスラのスーパーチャージャーでさえ、これまで30分以上かかっていたが充電を、車体のバッテリーを充電済みのバッテリーと交換するという発想の転換によりが所要時間をわずか5分に短縮することができました。
3つ目は、徹底したアフターサービスです。
日本円で年間25万円ほど支払えば、点検・修理・メンテナンスサービスや、洗車サービス、空港での駐車サービス、運転代行サービス、など数多くの充実したアフターサービスを受けることができます。
図書館、ラウンジ、会議室、子供の遊戯施設などが併設された「NIOハウス」をオーナーは自由に利用することができます。
2022年11月10日に発表された2022年Q3の決算は、売上高が前年同期比32.6%増、売上総利益が前年同期比12.9%減。営業損失が前年同期比290%増でした。
一方、納車台数は、第3四半期で31,607台と過去最高を記録しました。
株価は、現状、直近高値から80%以上下落しています。
Lucid Group Inc (LCID)
Lucid Group Inc (LCID)は、2007年に設立した、米国カリフォルニア州ニューアークに本社を置くEVメーカーです。
主に電気自動車、EVパワートレイン、バッテリーシステムの設計・エンジニアリング・製造・販売を行っています。
関係者の間では、「テスラキラー」と呼ばれ、テスラに対抗できる米国EVメーカーは同社であるとの声も多いです。
2016年12月にはEV市販モデルであるルーシッド・エア(Lucid Air)を正式発表し、2021年から納車を開始しました。
ルーシッド・エアは、航続距離が520マイル(837km)以上と米環境保護庁(EPA)の認定を受けています。
先日、パナソニックエナジーから車載用円筒形リチウムイオン電池の供給を受ける契約を締結しました。
2022年Q3の予約台数は、約3万4,000台となり、Q2から3,000台減少しました。
2022年Q3売上高は1億9,550万ドルに増加ししたものの、純損失は前年同期から拡大してしまいました。
現在、株価は直近高値より90%近く下げています。
Bilibili Inc(BILI)
Bilibili Inc(BILI) は、2013年に設立された、ケイマン諸島に設立された中華系オンラインエンターテーメントサービスを提供する企業です。
中国初の動画配信アプリを提供し、日本のアニメなどを配信しています。
中国では、「Z世代」と呼ばれる、1990年代後半から2000年代生まれの世代に圧倒的シェアを誇っています。
2022年11月時点で、月間アクティブユーザー数(MAU)は3億3300万人です。
2018年3月28日、米ナスダックに上場し、評価額は一時、3,000億ドルに達しました。
2022年Q3の売上高は約57.94億元で前年比で11%の増加、売上総利益は10.54億元と前年同期比で4%の増加と前期の増収減益から増収増益となりました。
株価は、直近高値から80%以上低下しています。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、”Firstrade top25 in December”と気になる3銘柄をご紹介しました。
気になる3銘柄は、次のとおりです。
- Nio Inc – ADR (NIO)
- Lucid Group Inc (LCID)
- Bilibili Inc – ADR (BILI)
ご覧いただいた皆さんは、どの銘柄が気になりましたでしょうか。
もしよろしければ、コメントいただければありがたいです。
Firstradeの口座開設については、こちらの記事をご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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