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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
米国証券会社「Firstrade」で取引をはじめて、日本の証券会社とはかなり違った決まりごとがあることに気づきました。
そこで、今回の記事では、取引に関して、注意する点についてシェアします。
Firtradeの口座開設については、こちらの記事をご覧ください。
初回、ACH入金ではすぐに取引を始められない
Firstrade側の事務処理のため、ACH送金(無料)で証券口座に入金した場合、取引が開始できるまで最大5営業日(入金日を含む)かかります。
これは、初回限定で、2回目以降は、入金日にその資金を使って取引はできます。
初回から、すぐに取引を行いたければ、銀行ワイヤで入金をする必要があります。
日本からACH送金する方法は、こちらの記事をご覧ください。
約定しても、すぐに通知メールが送られて来ない
日本国内の証券会社で株の取引を行うと、売買が成立したらすぐに約定メールが送られてきます。
例えば、私が利用するSBI証券の場合は、売買成立と同時に約定メールが配信されます。
この約定メールには、約定日時、約定価格、株数が記載されています。
ところが、firsttradeでは、’trade confirmation email’と呼ばれるものが、取引の翌営業日に送られてきます。
しかも、このメールの内容は、Firstradeのサイトで、約定書を確認できるようになったというお知らせです。
実際のものがこれです。
'View your trade confirmation'をクリックすると、firstradeのサイトに飛び、E-Documentのページから、約定日、約定価格、株数などが記載された約定書を見ることができます。
同じ米国証券会社であるInteractive Brokersの場合は、当日の夕方5頃には約定メールが送られて来ます。
このメールには、HTMファイルが添付されており、これを開くと、約定日時、約定価格、株数を記載した約定書を確認することができます。
翌営業日に確認できるようになるというのは、Firstarde独自のルールのようです。
もちろんPCやスマホのサイトから現時点でのポジションは確認できます。
ただ、即時にメールで知らせてもらえる日本の証券会社のやり方のほうが、顧客としてはありがたいです。
売るときに手数料をとられる
Firstradeは、売買手数料が無料ということをアピールして口座数を増やしてきました
しかし、Firstradeでの株やETFを売却した後、約定書を確認すると、少額ですが、手数料が取られているのに気づきます。
先日、ダウジョーンズの連動型ETFであるDIAを空売りしました。
その時の約定書が以下のものです。
赤字で囲んだところに、Fees $0.02とあります。
「売買手数料無料と違いのか?」と戸惑う人もいるかもしません。
これは、Firstradeの手数料ではなく、米国証券取引委員会(SEC)の手数料です。
‘SEC Fee’と呼ばれるもので、1934年の証券取引法第31条に基づき、米国証券取引所が、証券の数量に応じて取引手数料を課しています。
取引所の規則では、ブローカーが顧客から徴収して支払うことになっているようです。
2021年5月23日の時点で、SECの手数料率は1,000,000ドルの売却代金ごとに5.10ドルです。
計算してみると、確かに、5.1/1,000,000×2,366=0.012≒0.02となっています。
小数点第3位を切り上げているようです。
わずか20万円の売買代金で2円という僅かな金額ですが、手数料が取られます。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したことは、ネットではほとんど紹介されておらず、取引をはじめてから知りました。
今後も、取引をしていく中で、日本の証券会社とは違う、商習慣やルールなどをご紹介できればと思っています。
今回の記事が、Firstradeで口座を開設しようとお考えの方やすでに開設されている方のご参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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