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こんばんわ。当サイト管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
EU(欧州連合)統計局が、2024年6月20日に、2023年のヨーロッパにおける消費財とサービスの価格を国別に比較したデータ分析を発表しました。
今回の記事では、このことについて、紹介します。
分析方法
今回発表された分析記事のタイトルは、「Comparative price levels of consumer goods and services」です。
今回の分析は、OECD購買力平価(PPP)プログラムに参加しているヨーロッパの36 のヨーロッパ諸国で実施された、2,000 を超える消費財とサービスを対象とした価格調査に基づいています。
対象国には、27 の EU 諸国、3 つのEFTA諸国 (アイスランド、ノルウェー、スイス)、および 6 つの候補国(アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、北マケドニア、セルビア、トルコ) が含まれます。
食品、非アルコール飲料、アルコール飲料、衣類、エネルギー(ガス、電気、その他の燃料)、家具、家電製品、輸送サービス、レストラン、ホテルなどのカテゴリーに分けて分析が行われました。
分析結果は、価格水準指数(PLI)で示されています。PLIは、購買力平価(PPP)と為替レートの比率です。これらは、EUの平均に対する各国の価格レベルを表します。
価格レベルが100を超える場合、該当国はEUの平均と比較して物価が高く、100未満の場合、該当国はEU平均に比べて物価が安いということです。
物価が高い国
分析結果から、物価が高い国トップ10は、次のとおりです。
- スイス (1)ー
- アイスランド (2)ー
- デンマーク (5)↗
- アイルランド (4)ー
- ルクセンブルグ (6)↗
- ノルウェー (3)↘
- フィンランド (7)ー
- オランダ (9)↗
- ベルギー (10)-
- スウェーデン (8)↘
トップ10の顔ぶれは昨年と変わらずです。EU加盟国の「デンマーク」が3位に食い込んできました。
レストランとホテルの費用がが最も高かったのは、「スイス」です。もしスイスでマックのセットを注文すると、4,000円近くするそうです。
世界で1番物価の高いスイスでマックのセット買ってみた🇨🇭
— Voltic-ak (@VolticAK) 2024年6月21日
これでなんと20.3CHF(約3,650円)😱😱
マジでちびった pic.twitter.com/OAzDMYj143
スイスの最大の都市チューリッヒでは、1泊2万円以下で泊まれるところはないと言われています。共用部屋のホステルでも3万円近くするところもあるようです。
9月に行くスイスのホテルを検索してみたら、安くても3、4万円汗
— よーすけ@30代旅好き日韓夫婦|各国試住しながら世界一周(2025年予定) (@yosuke_jkfufu) 2024年5月27日
両親を連れて行くのでさすがにドミトリーやゲストハウスには泊まれずある程度良いホテル、かつ2部屋となると普通に1泊10万円笑
6泊すると約60万円。。
今しかできない親孝行だもんね!🥹
アイスランドも外食費などはとても高いです。日本では、1,000円もしない、ケンタッキー・フライド・チキンのセットメニューが、2,000~2,500円します。
KFC inアイスランド🇮🇸
— ソラトブ@情弱 (@soratobu_san) 2024年4月9日
大学の先輩と友人と3人で車を借りて一周した。
渡航前に友人はお金がないと言ってたので
カードを2枚作らせて連れて行くことに成功。
アイスランドは物価が高すぎてKFCが唯一の贅沢でした。
そんな彼は今年結婚し、
神奈川で9000万の家を購入する。
※実は一緒に働いてます pic.twitter.com/hocTEOEuW4
アイスランドの物価笑笑笑笑笑笑笑笑
— 剣太郎 (@Kentaro_Poker) 2024年4月18日
これで7,000円です笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑 pic.twitter.com/RRDVLinDvZ
EU諸国の中で、レストランとホテルの費用が最も高かったのはデンマークです
こちらで約2400円、、数年前より円安でさらに物価が高く感じる🥲デンマークのコーヒーやパンは基本的に単価1000円以上で考えた方がいいかなという印象だけど、デフォのサイズがグランデくらいあるのでまあ妥当か…?全てが大きいです pic.twitter.com/iiFu6H1eke
— 石川瑛子(編集者) (@mogumogunote) 2024年3月31日
物価の安い国
一方、物価の安い国トップ10は、次のとおりです。
- トルコ (1) ー
- 北マケドニア (2)ー
- ボスニア・ヘルツェゴビナ (3)ー
- ブルガリア (5) ↗
- ルーマニア (4) ↘
- モンテネグロ (7)↗
- ポーランド (8)↗
- アルバニア (7) ↘
- セルビア (8) ー
- ハンガリー (10)-
上位3か国に変動はありません。トップ10の中に、旧ユーゴスラビアが5か国(北マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、セルビア、アルバニア)入っています。
1位の「トルコ」は、食品とノンアルコール飲料、衣類、履物に関して、対象国中で最も価格が安いです。ただし、これはユーロで見た場合です。日本円に換算すると、数年前と比べると割高感があるようです。
トルコの物価がどれだけ上がったかがわかる比較
— もも(しょへもも)🌎トルコ🇹🇷 (@shohemomo_momo) 2024年6月15日
↑2021年
ジェラート 130円
鯖サンド 230円
↓2024年
ジェラート 240円
鯖サンド 670円 pic.twitter.com/rqzA87J8eV
イスタンブールの物価、東京より少し安いかな?くらいなので朝食付きのホテルにしてよかった。数も多いし全部美味しい。トルコすごい。スイカたべまくる。 pic.twitter.com/4ajIWZWxQx
— カロリにゃん (@karorinyan) 2024年6月6日
なお、EU諸国の中で、レストランとホテルの費用が最も安かったのは「ブルガリア」でした。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、EU(欧州連合)統計局が先日発表した「消費財とサービスの価格を国別に比較したデータ分析」を紹介しました。
2023年におけるヨーロッパで
- 最も物価が高いのは、スイスでした。
- 最も物価が安いのは、トルコでした。
いずれも2022の結果と変わらずでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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