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【2023年6月最新】USバンクを利用する際の注意点!その1

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この記事は、5分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

ユニオンバンクからUSバンクに口座移行して、1カ月が経ちました。利用してみて、いろいろ気づいたことがあります。日本の場合、金融当局の指導が厳しいせいか、取扱商品が違ったり、各銀行のルール、サービス、手数料などに差がそれほどなく、別の銀行に替わったとしても利用者には大きな不利益につながることははあまりないように思います。

しかし、そこは、自由の国、アメリカ。日本に比べると、銀行サイドの裁量領域が広いためか、ルール、サービス、手数料などでかなりの差があります。この点、特に米国銀行の口座を開設して日が浅い人は要注意です。

今回は、ユニオンバンクとの大きな違いを中心に、USバンクを利用するにあたって、注意すべき点を解説します。

「オーバードラフト・プロテクション」が「オフ」に

ユニオンバンクと違って、USバンクでは、「オーバードラフト・プロテクション」がデフォルトで「オフ」になっています。

オーバードラフト・プロテクションとは、銀行口座の残高が不足しても、支払いや引き落としを行えるようにするサービスです。

オーバードラフト・プロテクションを利用すると、口座の残高がマイナスになっても、一定の金額までなら手数料や金利が発生しません。また、オーバードラフト・プロテクションは、口座に自動的に適用されるものではなく、通常、事前に申込が必要です。

ところが、ユニオンバンクの時は、オーバードラフト・プロテクションが自動的に適用される仕様になっていました。また、後でこれをオプトアウト(拒否)しようとしてもできないルールになっていました。

オーバードラフト・プロテクションは、緊急時や予期せぬ出費に備える便利なサービスという面もありますが、口座残高が一定以上の金額になってしまうと手数料や利息が発生してしまいます。

例えば、自分の証券会社の口座からACHトランスファーで口座残高以上の入金指示(USバンクからみれば出金)を誤ってした場合、もしオーバードラフト・プロテクションを「オフ」にしておけば、その指示はキャンセルされるだけなのです。

しかし、もし「オン」にしておくとこの機能が発動され、一定の金額以上になった場合、手数料や利息を取られる事態になります。

こうしたデメリットもありますので、オーバードラフトプロテクションを「オン」にするか「オフ」にするかはご自分の口座の利用状況によりますのでよく考えて必要ならば「オン」にするようにすべきです。

「オン」「オフ」の設定変更は、Customer Service>Self Service>Overdraft Optionsの画面から行うことができます。

なお、過去に、ユニオンバンク時代のオーバードラフト・フィー(貸越手数料)については、記事にしていますので、こちらも参考にしてください。

www.ysky.info

送られてこないアラート通知

ユニオンバンクの時は、アラートを設定しておけば、たとえ10ドル以下の少額の出入金があったとしてもアラート通知が登録したメールアドレスに送信されていました。

しかし、USバンクの場合、設定したとしても出入金のアラートは、デフォルトで「100ドル以上」の出入金しかアラート通知が送られません。

この設定は変更できますが、それでも最低金額が「10ドル」と定められており、「10ドル以上」でないと通知が送られてきません。

ところが、これには例外があります。「ACH送金」を利用して入金した場合は、たとえ10ドル以上の入金であってもアラート通知は送信されません。

アラート通知設定後、試しにRevolutで10ドル送金してみたところ、通知が送られてきませんでした。

USバンクに電話をして、そのことを確認したところ、電話に出た担当者(米国人?)の説明では、「出入金に関するアラート通知については、外部機関からの出入金のみに対応しており、ACH送金の場合、外部機関とみなされない。」という話でした。

ご存知のとおり、Revolutは、ACH送金を使っていますので、今回、アラート通知が届かなかったことになります。

アラート通知の設定変更は、Customer Service>My Alartの画面から行うことができます。注意点は、チェッキングとセービング等の複数口座がある場合は、それぞれ設定を変更しなくてはならないことです。

”Dashboard”と”My accounts”の情報が同期されていない

前章で記載した、Revolutからの入金をオンラインバンキングで確認したところ、"Dashboard"の記載には"PENDING"となっていたのですが、"My accounts"の記載は、"COMPLETED"となっていたのです。

そこで、これもUSバンクの担当者に確認したところ、My acoountsの記載は処理がすぐに反映されるが、Dashboardの方はすぐには反映されないという回答でした。その担当者には、同期させておかないと利用者は混乱するよと伝えましたが、その担当者からMy accountsの方が正しいのでそちらを見てほしいとの回答でした。

なにか意図があってこうしているのか、それとも単にシステム上のミスなのかは、担当者の説明からはわかりませんでしたが、すぐには改善されないでしょうから利用者側で注意しておかないといけません。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、ユニオンバンクとの大きな違いをみながらUSバンクを利用するにあたって、注意すべき3点について解説しました。今回取り上げた注意すべき点は次のとおりです。

  • 「オーバードラフト・プロテクション」がデフォルトで「オフ」になっている
  • 設定していてもアラート通知が送られてこないケースがある
  • ”Dashboard”と”My accounts”の情報が同期されていない

今回取り上げた以外にも注意点がありますので、日を改めて記事にしたいと思います。

※オンラインバンキングの設定に関しては、ご自分でよく確かめておくことをおススメします。もし設定に関して不明な点があれば、ご本人が直接コールセンターにお問い合わせください。それが一番確実です。

 

今回の記事がお役に立たのなら、うれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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