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こんばんわ。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。
3年ぶりに緊急事態宣言がないゴールデンウィークになったことから、この期間に、多くの日本人が海外旅行に行っているようです。
日本人に人気のある東南アジアは、これまで厳格な入国制限措置を取ってきましたが、ここに来て、入国制限措置を解除・緩和しています。
そこで、今回の記事では、2022年5月1日現在での「東南アジア」の国々の入国要件について、まとめてみました。
マレーシア
マレーシアは、5月1日から次のように入国制限措置を緩和しました。
- 所定のワクチン接種者は、出発前と到着時の両方とも検査が不要
- 感染した場合の治療を補償する旅行保険加入が不要
- アプリを使用してチェックインが不要
ワクチン未接種者は、日本出発前2日以内にPCR検査を受け、到着後24時間以内に抗原検査(検査キット不可)を受け、5日間の検疫を受ける必要があります。
→陽性なら7日間の隔離
なお、60歳以上の方で3回目接種を受けていなけれは、未接種者扱いとなります。
現在残っている入国制限措置は、「MySejahteraアプリ」への事前登録です。
ワクチン状況については、このアプリで申告するようになっています。
したがって、入国に際しては、ワクチン接種証明書は不要ですが、入国後、レストランや観光施設等で提示が求められることがあるので、ワクチン接種証明書は取得し、持参するようにしましょう。
入国後については、次の行動制限措置が廃止されました。
- ソーシャルディスタンスの義務を廃止
- 屋外でのマスクの着用義務を廃止
タイ
タイは、5月1日から次のように入国制限措置を緩和しました。
- ワクチン接種者は、「テスト&ゴー」(到着時にPCR検査を受けて、検査結果がでるまで指定ホテルで隔離)が不要
- 必須の旅行保険の補償額が20,000ドルから10,000ドルへの引き下げ
ワクチン未接種者は、日本出発前72時間以内にPCR検査の陰性証明書の提出が必要になります。
規定回数のワクチンを接種しておらず、日本出国前の検査で陰性を証明できない旅行者は、ホテルで5日間の隔離が必要です。
また、滞在4日目か5日目にPCR検査を受ける必要があります。
以上のとおり、ワクチン接種者にはほとんど入国制限措置がなくなりましたが、「タイランドパス」は引き続き申請する必要があります。
シンガポール
シンガポールでは、4月下旬にワクチン接種者(2回以上)は、これまでに廃止された到着時のPCR検査に加えて、日本国内出国時のPCR検査が不要になりました。
現在残っている入国制限措置は、次のとおりです。
- ワクチン接種証明書の提示
- 出発前に「SGアライバルカード」への記入(ワクチン接種状況等)
- シンガポール版接触確認アプリ「TraceTogether」のダウンロード
- 30,000シンガポールドル以上の補償額がある旅行保険の加入
なお、ワクチン未接種者・未完了者は、日本出国前48時間以内のPCR検査陰性証明書が必要です。
フィリピン
フィリピンでは、次のような入国制限措置が残っています。
- ワクチン接種証明書の提出(2回以上)
- 日本出発前48時間以内に行われるPCR検査、または24時間以内に行われた抗原検査の陰性証明書の提出
- e-Health Declaration Cardにオンラインで記入
- ヘルスパスの登録
- 35,000米ドル以上の補償額がある旅行保険への加入
- パスポートが残存有効期限が6カ月以上
- フィリピン到着日から30日以内に出国する航空券を所持
インドネシア
インドネシアでは、査証(ビザ)、APECビジネストラベルカード、滞在許可(ITAS)・定住許可(ITAP)を持っている人以外は、原則、インドネシアに入国できません。
到着ビザ(VOA)については、4月6日からスカルノハッタ国際空港を含む主要空港等で日本人への発給が開始されました。
インドネシアでは、次のような入国制限措置が残っています。
- ワクチン接種証明書の提出
- 日本出国前48時間以内に行ったPCR検査の陰性証明書の提出
- 25,000米ドル以上を補償する旅行保険の加入
ベトナム
ベトナムでは、次のような入国制限措置が残っています。
- 日本出国前72時間以内のPCR検査又は24時間以内に抗原検査の陰性証明書の提出
- オンライン医療申告アプリ(PC―COVID)を使用
- 10,000米ドル以上を補償する保険健康保険への加入
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、2022年5月1日現在での「東南アジア」の国々の入国要件について、まとめてみました。
マレーシア、タイ、シンガポールについては、ワクチン接種者は、入国前・後の検査が廃止されました。
これにより、さらに多くの観光客が訪れることが可能になります。
一方、日本は、依然、観光客の受入れを認めていないのに加え、これら東南アジアの国々比べ厳しい入国制限措置を維持しています。
円安が大幅に進み、インバンドの好機にも関わらず、外国人観光客を受け入れない日本はさらに円安を加速させそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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