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【2021年9月27日発表】ワクチン接種者を対象に入国隔離を緩和!厚生労働省正式発表

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この記事は、2分で読めます。

こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

先週9月23日の記事で、日本政府が新型コロナウイルスの水際対策に関して、ワクチンの接種者を対象に緩和することを「朝日新聞」や「日経新聞」が報道したことをお伝えしました。

記事のなかで、「来週には、厚生労働省から正式な発表がある」と書きましたが、早速月曜日に、厚生労働省から発表がありました。

そこで、今回の記事では、報道で不明だった点を中心に検証しながら、今回の厚生労働省の発表内容について解説します。

前回の記事については、こちらをご覧ください。

www.ysky.info

 

 

厚生労働省の発表内容

厚生労働省の主な発表内容は、次のとおりです。

  • 帰国・入国者に対して求めていた自宅などでの待機期間について、14日から最短10日に短縮。
  • 10月1日0時以降に入国・帰国するワクチン接種証明書を持つ人が対象。
  • 入国後10日目以降のPCR検査等で陰性と判明した場合、以降の待機義務を解除。
  • 検疫所の宿泊施設における3日間の待機対象となる、変異株流行国・地域からの入国・帰国者についても、ワクチン接種者は宿泊施設での待機を不要とする。
  • 緩和措置をうけるには、接種証明書の「写し」を提出する必要あり。

今回の発表に関しては、厚生労働省のHPに、今回の緩和措置をわかりやすく整理した、次のような表がありましたので、参考までに添付しておきます。

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朝日や日経の報道で不明だった点はどうなったか

期間の短縮の条件として、「10日目の検査」はどのように行うのか?

「自主隔離後の検査の実施方法や費用の負担をどうするのかといった問題もあり、新たにこうした条件を本当につけるのかは疑問」と前回の記事では書きましたが、やはり政府は「10日目の検査」を隔離期間の短縮の条件として求めるようです。

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検査に関しては、

  • 「PCR検査」又は「抗原定量検査」であり
  • 医療機関又は衛生検査所で実施したものに限る  となっています。

したがって、AMAZONなどで販売している抗原検査の簡易キットなどを利用した検査は対象外となります。

厚生労働省のHPに「自費検査を提供する検査機関一覧」というものがあります。

www.mhlw.go.jp

ここに掲載されている多くの医療機関でPCR検査を受けると、2~3万円はかかります。

証明書が発行されるまでに要する時間も多くの医療機関では1日~1日半あります。

一方、抗原定量検査なら費用は6~8千円に抑えられ、時間も15分ほどで終わるところが多いようです。

しかし、抗原定量検査の実施医療機関は、PCR検査の実施医療機関よりも圧倒的にが数が少ないので、かなり遠方まで出向いて行く必要があるかもしれません。

また、厚生労働省は、検査の際は、公共交通機関の利用を禁止ています。

これだけの費用と手間をかけて、2~3日短縮できると言われても、正直、この制度を使って隔離期間を短縮する人がどれだけいるのか疑問です。

こうした条件をつけるのを見ると、いかに厚生労働省が14日の隔離期間の緩和に慎重であるかということがよくわかります。

なお、格安でPCR検査をうけたいのなら、木下グループがおススメです。

木下グループは、厚生労働省の検査機関一覧に掲載されています。

木下グループを使えば、PCR検査、抗原定量検査とも2,000円ほどで検査を受けることができます。

ワクチン接種証明書は、紙で提出するのか?

入国の際、ワクチン接種証明書の原本をコピーし、提出しなければなりません。

接種証明書は、別表の国・地域の公的機関で発行されたものでなければなりません。f:id:YSky_channel:20210928231834j:plain

また、ワクチン接種証明書には、氏名、生年月日、ワクチン名/メーカー、ワクチン接種日、ワクチン接種回数が記載(日本語もしくは英語)され、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカの各ワクチンの2回接種を示し、指定の国・地域の政府等公的な機関で発行されたものでなければなりません。

なお、電子接種証明書、いわゆる「ワクチンパスポート」については、「検疫所職員にご相談ください」という記載があります。思わず「どっちやねん!」と笑ってしまいました。

相談したら認めてもらえるのでしょうか。この点、どういう場合に認めてもらえるのかはっきりしてもらえないと利用者は困ります。

こうした中途半端な対応は、厚生労働省としては、公には認めたくはないが、かといって欧米で普及しているワクチンパスポートを否定もできないという姿勢の表れではないかと勘繰ってしまいます。

開始時期はいつからか

10月1日(金)0時からとなっています。
緊急事態宣言の全面解除と併せて形になっています。

この点は、想像どおりでした。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回、厚生労働省が、ワクチン接種者を対象に「入国隔離の緩和」を発表しましたが、海外渡航を望む人からしては、希望とは程遠い内容でした。

3回目のワクチン接種の必要性が言われる中、日本においては、海外諸国のようにワクチン接種者に隔離を免除するような時期はまだまだ先のように思われます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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