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こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
今週日曜日から札幌に滞在しておりました。お目当ては、もちろん「さっぽろ雪まつり」。サラリーマンになったころから行ってみたいと思っていたのですが、年度末のこの時期、業務が忙しく一度も行くことができませんでした。仕事をやめて、やっとその夢がかないました。
今回は、「2025年さっぽろ雪まつり」の見どころやおもしろかったことなどを紹介するともに、これから行こうと思っている人向けのアドバイスをまとめたいと思います。
なんといっても大雪像!
さっぽろ雪まつりの象徴は、なんといっても、5基の大雪像です。大雪像は5基というのはここ数年同じようです。今年の大雪像は、以下の5基です。
過去には、ストックホルム大聖堂やヘルシンキ大聖堂などの建造物が多かったのですが、最近では、若者や外国人に人気があるアニメのキャラクターが登場することが多いようです。
大雪像1基制作するには5トントラック500台分の雪が必要だそうです。
『転生したらスライムだった件』(大通会場4丁目)
雪像製作:陸上自衛隊第11旅団、第11特科隊、第11後方支援隊、第11高射特科隊、第11偵察隊、第11特殊武器防護隊
アニメジャンルの「異世界転生」ものの人気作品らしいです。この手のアニメはまったく読まないので・・・。
開会日13時から声優2人とプロデューサーによるトークショーが開催されました。
『札幌へ駆けるサラブレッド』(大通会場5丁目)
雪像制作:さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会 第1雪像制作部会
(NPO 法人北海道の地域文化を守る会)
国内で生産されるサラブレッドのうち約98%が北海道で生まれ、その数は毎年7,000頭を超えているとのこと。そのサラブレットをモチーフにした大雪像です。
夜には、プロジェクトマッピングも実施されました。
『北海道庁旧本庁舎~赤れんが庁舎~』(大通会場7丁目)
雪像制作:陸上自衛隊北部方面システム通信群
開会日9時から自衛隊から主催者に対して贈呈式がありました。この時間、大雪が降り大変でした。
昼間は、雪色ですが、夜はプロジェクトマッピングで鮮やかな赤色に変身します。
現在、改修工事中の北海道庁旧本庁舎は、2025(令和7)年7月25日のリニューアルオープンの予定です。
『小樽 銀鱗荘』(大通会場8丁目)
雪像制作:さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会 第3雪像制作部会
銀鱗荘は、鰊漁(にしんぎょう)で繁栄した猪俣安之丞が明治後期に建てた鰊漁家建築です。もともとは、ニッカウヰスキーで知られる、余市にありましたが、1938(昭和13)年に小樽市に移築されました。国の登録有形文化財。
『モンスターハンターワイルズ』 2月28日狩猟解禁!
「アルシュベルト&オトモアイルー」(大通会場10丁目)
雪像制作:さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会 第2雪像制作部会
(さっぽろ青少年女性活動協会)
大人気ゲーム『モンスターハンター』シリーズ最新作の発売に先駆け、メインモンスターとサポートキャラ「アルシュベルド&オトモアイルー」を雪像で表現した作品。
雪像制作者は、5つのうち2つが自衛隊、残りの3が大雪像制作委員会です。
観光イベントに自衛隊が一役かっているわけですが、建前は「野戦築城訓練」の一環として行われています。
大雪像制作委員会は、札幌市職員、雪像制作のノウハウを持つ民間団体、ボランティアなどで構成されています。ボランティアは毎年募集され、全国から参加されています。
数年前にボランティアへの謝礼が廃止され、人集めが難しくなっているようです。
毎年10月下旬から11月末までボランティアの募集があるようなので、ご興味のある方はぜひどうぞ!
中雪像や小雪像にも名作が・・・
さっぽろ雪まつりの雪像には、サイズで分けると、大雪像(高さ15mほd)、中雪像(高さ10mほど)、小雪像(高さ2m)だそうですが、大雪像に引けを取らず多くの人を集めていた作品が中雪像や小雪像のなかにもたくさんありました。
その中で印象に残った作品をいくつか紹介します。
■RX-78-2 ガンダム&GQuuuuuuX
初代ガンダム《RX-78-2ガンダム》と最新機体である《GQuuuuuuX》(読み方:ジークアクス)の2体を「原点と最新」のテーマに出展。幅約6メートル、高さ約5メートルの迫力ある雪像。
とりわけ、夜になると、プロジェクトマッピングがあり、多くの観客を引き付けていた。ガンダムは海外でも人気で、多くの外国人がちょっと違ったイントネーションで「わぉ!ガンダム」と言っていた。
最後のシーンで、目の部分が緑色と黄色に光るのがとりわけ「クール」でした。
■マスコットのキユーピーとマヨネーズ
2025年、発売100周年を迎えたキユーピーマヨネーズが初出展。こちらも海外の人に大うけ。多くの人が記念撮影をしていました。
450gのキユーピー マヨネーズをかけながら雪像を制作したそうです。
ちなみに、企業名とマスコット名に使われているのは「キユーピー」です。小さい「ュ」ではなく大きい「ユ」を使用するそうです。
■出没注意!
昨年も全国各地で熊が出没。そうした世相を受けての作品の一つです。どうぞ今年は被害が出ませんように!
■雪に埋もれた巨人
着眼点が面白いと思った作品です。
チューブスライダーは絶対乗っとけ!
さっぽろ雪まつりの会場は、メインの大通会場、すすき、そしてつどーむの3会場に分かれています。午後からは、つどーむ会場に移動しました。
つどーむは、札幌市東区にある「札幌市スポーツ交流施設 コミュニティドーム」の愛称で、「集う」「ドーム状」という意味が由来だそうです。
大通会場から地下鉄とバスに乗り継いで、約30~40分ほどかかります。地下鉄栄町駅からは、期間中シャトルバス(片道200円)が出ています。
シャトルバスの運賃は、昨年は100円だったそうですが、今年は倍の200円に値上げ。ここにも物価上昇のあおりが・・・。
徒歩で13~15分ほどなので歩けない距離ではありません。バスの待ち時間を考えると歩いたほうが早いことも。私も帰りは歩いて栄町駅まで行きました。
現地には14時20分ごろ到着しました。可愛いゆきだるま達がお出迎えです。
つどーむ会場は、基本、子供たちが楽しめるアトラクションがあるところなのですが、数少ない、おとなも楽しめるアトラクションの一つが「チューブスライダー」です。
待ち時間60分とありますが、実際には30分ほどで乗ることができました。
タイヤの形をしたチューブで高さ10m、長さ100mの雪の滑り台をすべっていきます。
上にあがると、下からみた以上に急こう配に見えて結構恐怖感がありました。
男前のお兄さんたち(高校生?)がたくさんいて、サポートしてくれます。特に小さな子供たちがチューブを持って階段を上がるのは一苦労。そんな時、やさしく手伝ってあいました。お疲れ様です!
かなりのスピードを感じながら滑っていきます。時間にしたら十数秒ですが、楽しい体験ができました。しかもこれが「無料」!
これ以外にも、大人が楽しめるものとして「イントゥ・ザ・スノー」というアトラクションがあり、雪埋めでの記念撮影ができます。
雪国ならではの楽しい写真が撮れ、いい思い出になりました。この二つのアトラクションをやるだけでもつどーむに行く価値はあります。
いろんなものが貰えた!
大通会場を歩いていると、様々なブースでいろんなものが無料で配られていました。貰ったものは以下のとおりです。
■アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶
■ジョッキハンドル
■ホットコーヒー(ホワサバ)
■愛媛のいよかん
美しい「愛媛いよかん大使」から、おいしい「いよかん」2ついただきました!
■辛ラーメン(開会式前日)
アドバイス
札幌市周辺に居住しているのなら、2月11日までの開催なので今回の雪まつりを見に行くことも可能でしょう。また、来年ぜひ行ってみたいという人もいることでしょう。
そうした人向けへのアドバイスを以下のとおりまとめてみました。
- 初日は様々なイベントが開催されるので、行くなら初日を狙え!
- 初日は朝から様々なイベントがあり、また、事前に会場を下見しておくのがいいので、開会初日の前日に札幌入りが望ましい。
- 昼間と夜では雪像の印象が変わるので、必ず両方をみる。天候も目まぐるし変わるので、朝、昼、夜の3回が理想。
- 宿泊先は、主会場の大通周辺がおススメ!
- 航空券は、開催期間中押さえにくくなるので、早めの予約を!
(雪が降らない地方に住んでいる人向け)
- 服装は、防水、フード付きの厚めのアウターと中は薄めの服を重ね着して温度調整。
- 厚底、防水、滑り止め機能付きのブーツが必要。安く済ませたいならワークマンのケベックネオ。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、「2025年さっぽろ雪まつり」の見どころやおもしろかったことなどを紹介するともに、これから行こうと思っている人向けのアドバイスをまとめてみました。
想像した以上に楽しかったので、是非、来年も行きたいと思いました。冬の札幌は寒いからと敬遠しがちかもしれませんが、今年は暖冬だそうで、関西に住む私にとってもそれほど寒いとは思いませんでした。
大通会場周辺は地下街が発達しており、札幌駅からすすきのまで続いています。(全長1.9km。直線距離では日本一)雪が降ってきたら逃げ込めば暖を取ることができます。
ホテル代や航空券が夏のオンシーズンと同様割高にはなりますが、それを払っていく価値は十分にあると思いました。
今回の記事がお役に立てれば、うれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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