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【2024年3月最新】台湾ランタンフェスティバル(台灣燈會)

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こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

先日行った台湾旅行の際に、台南市で開催されている「台湾ランタンフェスティバル」に行ってきました。

今回は、毎年台湾で開催される「台湾ランタンフェスティバル」について紹介します。

「台湾ランタンフェスティバル」とは

「台湾ランタンフェスティバル」は、台湾の春節(旧正月)をお祝いする伝統のお祭りで、毎年、台湾各市持ち回りで開催される美しい光の祭典です。

台湾では、「台灣燈會(タイワンダンフイ)」と呼ばれています。

ランタンとは、中国提灯のことで、本来は、小型の照明器具です。吊り下げ型で、掛けたり提げたりして使用します。

もともとは元々は元宵節(げんしょうせつ)をお祝いする民間の行事でした。その後、1990年に寺院などでランタンを集めるイベントが始まり、これが現在の台灣燈會の起源となっています。

比較的新しいお祭りですが、期間中は多くの観光客が世界中から集まる人気のイベントとなっています。

台湾のランタンと言えば、日本では、願い事を書いたランタンに火を灯して空に舞い上げる「十分の天燈」が有名ですが、このフェスティバルでは、天燈は行われず、様々な形をした色鮮やかなランタンが会場にかざれます。

2024年は、現在台南市で開催されています。2025年は桃園市で開催される予定です。

2024台灣燈會在台南

今年の開催地は、「台南」です。台南市は、台湾では4番目に規模が大きい都市です。台南市での開催は16年ぶりとなります。

今回は、台南建都400年記念の一大国際イベントと位置付けられ、「龍耀台南(光り輝く台南)」をテーマに開催されています。

台湾新幹線の高鐵駅周辺の「高速鉄道特区」と呼ばれるエリアと観光地として有名な「安平」の2つの会場で行われています。

高鐵会場には、数多くの美しいランタンが展示されていますが、安平会場は、ランタン自体はほとんど展示されておらず、ドローンショーや花火大会などがメインになっています。

開催期間は、高鐵会場が2月24日(土)~3月10日(日)、安平会場は2月3日(土)~3月10日(日)となっています。

もともとは、春節(旧暦元日)から数えて15日目にあたる「元宵節(げんしょうせつ)」に提灯を灯すというイベントです。

今年の場合ですと、春節が2月10日(土)、元宵節は2月24日(土)にあたります。

高鐵会場の開催初日には、蔡英文総統のあいさつがあったり、日本のよさこい踊りが披露されたり大いににぎわっていました。

高鐵会場の様子

300点にものぼるランタンが展示されていましたが、ほんの一部を紹介します。

「メイン展示エリア」の入口付近には、フェスティバルの名称のイルミネーションがあり、そのそばに巨大な龍のランタンが七色に輝いていました。

 

風と波に乗って各地を遊ぶ龍の雄姿をモチーフにした、高さ22メートルのメインランタンです。作品名は、「龍来台湾」といいます。

この巨大の龍は、ゆっくり回転しながら色を変化させることができ、なんとも言えない美しさでした。

海賊船をモチーフとしたランタン。カラフルな色を奏でており、インスタ映え間違えなしです。

台湾には、日本の統治下にあったことから、日本と同じ地名のところが多数あります、

その一つ、台中市内にある「清水」。中国語読みで「シンシュエイ」といいます。

台湾鉄道の清水駅の駅名看板とGE製E200形電気機関車のランタン。これもなかなか幻想的でした。

台北の温泉地を紹介したランタン。台湾四大名湯には、陽明山温泉、北投温泉、関子嶺温泉、四重渓温泉と言われています。

鉄道関係のランタンが目につきました。台湾の人は、台鐵が大好きなんですよね。駅には、いろんなグッズが売られていますし・・・。それになんと言っても「台鐵弁当」。どこの駅でも飛ぶように売れています。

ちなみにこちらは、「阿里山森林鉄路」です。

日本からも、名古屋市や札幌市などがランタンを出展していました。

こちらは名古屋城のランタン。昨年に引き続きの出展です。

札幌市は、時計台のランタンを出展していました。時間が遅かったためか、灯が落とされていました。

宮城県からはこけしのランタンが・・・。

台湾の田園風景をモチーフとしたランタン。

「$マーク」と「✕貧」が描かれたランタン。「お金持ちに困らないように」という願いをこめてのランタンか?中華圏らしい!

会場内いたるところにこうした美しいランタンがありました。実際の方が、写真よりも数倍美しかったです。

安平会場の様子

安平会場は、19時半から花火とドローンショーが行われます。

待っている間に、美しい夕日を見ることができました。

会場周辺が観光地ということもあり、会場には多くの人がいました。

ランタン自体はほとんどなく、こうした大型の光り輝くオブジェが30点設置されていました。


19時半になると花火が打ちあがり、500機のドローンショーが15分程度行われました。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、毎年台湾各地で開催される「台湾ランタンフェスティバル」について紹介しました。

今年も国内外から1,000万人を超える来場があり、台湾の一大イベントとなっています。早くも来年のランタンフェスティバルが待ち遠しいです。

来年は、桃園国際空港のある桃園市での開催となりますので、是非参加してみてはいかがでしょうか。その美しさに魅了されること間違いなし。インスタ映えする写真もいっぱい撮れるはずです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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