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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan）です。
昨日、エアウォレットのアプリの「お知らせ」のページに、「想定された利用形態と異なる極端な利用への対応」というアナウンスが掲載されました。
内容は、「銀行ポイ活」のために、COIN＋を利用して過度な頻度でチャージや出金を繰り返した場合、アカウントを「垢バン（解約）」するというものです。
そこで、今回は、株式会社リクルートMUFGビジネスが発表した「COIN＋利用して過度な頻度でチャージや出金を繰り返した場合、アカウントを垢バンする」というお知らせについて解説します。
お知らせの内容
株式会社リクルートMUFGビジネスが発表した「お知らせ」は、次のとおりです。
「他社ポイント獲得を目的とし、過度な頻度でチャージ・出金取引等を繰り返す行為」を行った場合、アカウント解約の可能性があるという内容です。
11 月にもポイ活民からみて改悪となる、エアーウォレットの使用変更が行われ、同一名義・同一口座で「振込予定日」が同じ出金申請が複数ある場合、まとめて振り込みされるようになりました。
これだけでは歯止めがきかなかったのか、さらに今回は、「過度なポイ活利用をしたらアカウント解約しますよ」との警告を行ったわけです。
恐らくこの警告を行う引き金となったのは、先日12月25日に住信SBIネット銀行Tポイント支店（TNEOBANK）がポイントプログラムが一部改訂されたことにあるようです。
この改訂により、これまで口座振替を行った場合、月５Pが付与されていましたが、1件あたり５P付与に改善されました。
この改訂により、過度なポイ活利用の頻度が増加するのではないかと危機感を感じているようです。その証拠にわざわざTNEOBANKからのチャージは、「口座振替（銀行引き落とし）」はポイント付与対象にはならないと記載しています。
これは正しいのですが、実際は、「その他決済サービス」の利用として、TNEOBANKからエアウォレットにチャージをしても、5P獲得することはできるのです。
「他社ポイント獲得を目的とし、過度な頻度でチャージ・出金取引等を繰り返す行為」とありますが、実際は、この行為に該当するかどうかの認定は難しいように思います。
過度な頻度といったところで、本来、チャージ・出金をするのは、本来のこのアプリの機能であってそれらをやってもらうために存在するわけです。
他社ポイント獲得の目的といっても、利用者本人がそれを否定すれば、反証することは現実的に難しいと思います。
エアウォレットとCOIN＋の関係
「エアウォレット」は、「COIN+」を利用してチャージ・支払い・送金・出金が
無料でできるデジタル口座管理・決済アプリのことです。
一方、COIN+は、QRコード決済システムで、COIN+加盟店での支払いが可能で、銀行からCOIN＋にチャージし、COIN+加盟店での支払いが行なえます。
どちらも株式会社リクルートMUFGビジネスが提供しています。
エアウォレットは、COIN+の部分を除いてしまうと、使えるお店を紹介する機能などほんの一部の機能しかありません。
COIN+は、エアウォレットに実装されているだけではなく、無印良品のアプリ「MUJI PASSPORT」にも実装されています。
COIN+は、他の小売店が自社の専用アプリに実装することが可能であるという特徴があります。
COIN+の小売店側が支払う手数料は、クレジットやQRコード決済各社よりもかなり低い価格設定がされています。一般的には、クレジットカード5%程度、他のQR決済1.5%程度、COIN+1%程度と言われています。
自社の専用アプリに実装し、COIN+で支払いをしてもらえれば、小売店としては支払う手数料が抑えられ助かるわけです。
こうした利用をしてもらうために、本来のエアウォレットの機能の核心部分であったCOIN+を独立させたという見方もできます。
PayPayや楽天ペイなどの他のQRコード決済アプリと比較した場合の大きなメリットとしては、1円からチャージや出金ができることです。
通常、他のQRコード決済や電子マネーなどは1,000円以上、場合によっては3,000円以上でないとチャージができません。
COIN+は、1円単位からチャージや出金ができるので、無駄にアプリにお金をとどめておく必要がないのです。必要な金額だけチャージして、余ったらすぐ銀行口座に出金してしまえばいいのです。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか？
発表した「COIN＋利用して過度な頻度でチャージや出金を繰り返した場合、アカウントを垢バンする」というお知らせについて、さらには、エアウォレットとCOIN＋の関係やCOIN＋について解説しました。
今回の記事をまとめると、次の３つです。
〇 エアウォレット（COIN＋）が、過度なポイ活利用でアカウントが「垢バン」になる可能性に言及した
〇 過度なポイ活利用の認定は、現実は難しいそう
〇 COIN＋は、エアウォレットの機能の核心部分で、他の小売店舗などの専用アプリにも実装できる
〇 COIN＋の最大のメリットは、1円からチャージ・出金ができること
今回のエアウォレット（COIN＋）の発表は、記事の本文でも記載した通り、あまり実効性があるものだと思わないので、ポイ活民の反感を買うだけでプラスはなにもないと思います。
ポイ活民にも、本来やってもらいたい買い物での決済での利用を促すようなプロモーションやメリットのアピールを行ったほうがよいのではと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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