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こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
昨年に引き続き、2月に台湾に行ってきました。ANAマイルがたまっているので、これを使って特典航空券を発券しました。
昨今、燃料サーチャージの高騰により、マイルで特典航空券を取れたとしてもかなりの金額を別途支払わなければなりません。
支払う金額を最小限に抑える方法を以前紹介しましたが、今回もこの方法を使って、台湾に行きましたので、改めて紹介します。
ANA運航便で台湾に行くルート
ANA運航便で台湾への直行ルートは、東京(羽田)ー台北(松山)しかありません。(2025年3月4日現在)
もしこれを往復利用した場合、必要マイル数と支払い金額は以下のとおりです。(レギュラーシーズンの場合)
必要マイル数 20,000マイル
税金・料金等 旅客サービス施設使用料 2,950 円
国際観光旅客税 1,000 円
空港サービス料 2,290円
燃油特別付加運賃 17,000 円
航空保険特別料金等 1,400円
計 24,640円
20,000マイルと税金・料金等の24,640円が必要になります。税金・料金等の内訳で最もウエイトが大きいのが、燃料サーチャージです。ANAの場合、往復で17,000円必要になります。
20,000マイルを使った上に、さらに24,000円以上支払うとなると、LCCでもいいのではないかと思ったりします。
ANA運航便以外のルートは?
税金・料金等をなんとか抑えることはできないか?ANAマイルは、提携航空会社の特典航空券を発券することができます。
スターアライアンス加盟航空会社で日本ー台湾間の直行便を飛ばしているのはエバー航空(台湾)です。次の13路線を運航しています。
・東京(成田)ー 台北(桃園) ・東京(成田)ー 高雄
・東京(羽田)ー 台北(松山)
・東京(羽田)ー 台北(桃園)
・大阪(関空)ー 台北(桃園) ・大阪(関空)ー 高雄
・札幌(新千歳)ー 台北(桃園)
・福岡 ー 台北(桃園) ・福岡 ー 高雄
・沖縄(那覇)ー台北(桃園)
・仙台 ー 台北(桃園)
・小松 ー 台北(桃園)
・松山 ー 台北(桃園)
・青森ー 台北(桃園)
エバー航空の燃料サーチャージ(2025年3月4日)に関しては、
・日本(沖縄を除く)=台湾 7,400円
・沖縄=台湾 3,600円 ※1旅客1区間当たり
沖縄(那覇)ー台北(桃園)ルートなら、燃料サーチャージを半額以下に抑えることができます。
特典航空券ルールを活用したお得な発券方法
沖縄に住んでいなければ、このルートは使えないじゃないかと思われるかもしれません。しかし、ANA国際線特典航空券のルールをうまく活用すれば、無料で沖縄までANAの国内線を使っていくことができます。
ANA国際線特典航空券のルールの一つとして、日本→海外→日本という行程の場合、行きに国内線2路線と国際線3路線、帰りに国際線3路線と国内線2路線までを組み込むことができるというのがあります。
例えば、東京(羽田)ー沖縄(那覇)や大阪(関空)ー沖縄(那覇)などの国内線特典航空券の分もマイルの追加なしに発券することができるのです。
東京(羽田)ー沖縄(那覇)ー台北(桃園)を往復で特典航空券を発券したとすると、必要マイルと支払い金額は、次のとおりになります。
必要マイル数 20,000 マイル
税金・料金等詳細 国内線旅客施設使用料 1,220 円
旅客サービス施設使用料 1,000 円
国際観光旅客税 1,000 円
空港サービス料 2,290 円
燃油特別付加運賃 7,200 円
航空保険特別料金等 800 円
計 13,510円
このルートで行けば、1万円以上の節約になります。
乗り継ぎは、24時間以内に行えばOKです。したがって、沖縄で1泊し、観光することも可能です。
また、エバー航空のようなスターアライアンス提携航空会社を利用する場合、ストップオーバー(途中降機)が行きか帰りのどちらか1回可能になります。
ストップオーバーとは、経由地の空港で、24時間以上滞在することです。
これらのルールをうまく活用すれば、1回の特典航空券の発券で目的地が異なる複数の旅行ができます。
注意点
今回ご紹介したルートは、あくまで費用面で安く行ける方法です。その代わり、台湾までの到着時間はかなりかかることになります。
沖縄(那覇)ー 台北(桃園)は、1日2便あり、東京や大阪などから午前中に出発すれば、夜便に搭乗ができ(乗り継ぎ最低時間3時間に引っかかるため午前便は無理)、当日のうちに台湾に到着することは可能です。到着時間は、20時30分(現地時間)になります。
便数が多くないので、席が早く埋まる傾向にあります。できるだけ早めの予約をおススメします。
ANAマイルで特典航空券を取る場合、シーズンによって料金が異なります。ローシーズンの場合、台湾までは17,000マイルで行くことができます。一方、エバー航空のような提携航空会社の特典航空券を取る場合は、こうしたシーズンによるディスカウントはありません。
したがって、ローシーズンに行く場合は、この点も加味して、どのルートで行くのがよいのか判断する必要があります。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
この記事では、燃料サーチャージの支払い金額をできるだけ抑えて、最小ANAマイルで特典航空券を発券する方法を紹介しました。
ANAマイルで得点航空券を発券するルールをよく理解していれば、お得なルートで航空券を手に入れることができます。
使い方によっては、マイルの価値が20倍以上になることも・・・。
マイルを上手に活用して楽しく旅行をしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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