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こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
新しいiPhoneを手に入れたら、まずやっておきたい設定があります。
特別なテクニックではなく、「これをやっていないと損をする・危険になる」というものです。
この記事では、iPhoneに限定して今すぐ確認してほしい初期設定10項目を、順を追ってわかりやすく解説します。
iPhoneのデータ移行に関する記事はこちらご覧ください!
- デバイス名を変更する
- 現在地の基準デバイスを確認する
- パスコード10回間違いでデータを消去する設定
- iCloudバックアップを確認する
- 盗難デバイス保護をオンにする
- バッテリー充電上限を設定する
- スクリーンショットの撮り方を選ぶ(iOS 20.6以降)
- パスワード自動入力のアプリを選ぶ
- Safariのクレジットカード情報をウォレットで管理
- アクセシビリティ設定を見直す
- まとめ
デバイス名を変更する
AirDropの送信元やWi-Fi共有名に本名が出ていませんか?
iPhoneのデフォルト設定では、購入時に設定した名前(例:○○のiPhone)がそのまま外部に表示されてしまいます。
プライバシー保護のためにも、本名を含まない名前に変更しておきましょう。
-
「設定」アプリを開く
-
「一般」→「情報」をタップ
-
一番上の「名前」をタップして変更
現在地の基準デバイスを確認する
iPhoneの「探す」アプリや「家に着いたら通知」などの機能は、あなた自身ではなくデバイスの位置を基準にしています。
たとえば家にiPhoneを置いたまま外出しても、「自分は家にいる」と誤認されることがあります。
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「設定」アプリの一番上の自分の名前をタップ
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「探す」→「現在地」へ進む
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「このiPhone」になっているか確認
→ 他のデバイス名になっていたら「このiPhoneを自分の位置情報に使用」をタップ
パスコード10回間違いでデータを消去する設定
盗難・不正アクセス対策として、パスコードを10回間違えたら自動的に初期化される機能をオンにしておきましょう。
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設定 → 「Face IDとパスコード」
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一番下までスクロール
-
「データを消去」をオンにする
この設定を有効にすると、10回連続で間違えると自動初期化され、盗難時に中身を見られる心配がなくなります。
所有者確認にはApple IDのサインインが必要なので安心です。
iCloudバックアップを確認する
初期化や故障のとき、バックアップがなければすべてのデータを失います。
「最後のバックアップ日」を確認して、最新状態に保ちましょう。
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「設定」アプリ → 一番上の自分の名前 → 「iCloud」
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「iCloudバックアップ」をタップ
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「最後に作成されたバックアップ」が最近の日付になっているか確認
- なっていなければ、「今すぐバックアップを作成」→「続ける」をタップ
盗難デバイス保護をオンにする
iOS 18以降で追加された新機能「盗難デバイス保護」は必ずオンに。パスコードを知らない人が設定変更しようとしてもブロックされます。
- 「設定」アプリ → 「Face IDとパスコード」
- 中ほどにある「盗難デバイスの保護」をオン。
バッテリー充電上限を設定する
iOS 18対応機種では、充電の上限を80%などに設定できます。これによりバッテリー劣化を大幅に軽減できます。
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「設定」アプリ → 「バッテリー」
-
「充電」をタップ
-
「充電の上限」を80%に設定
💡 長期間使う人ほど効果大。
スクリーンショットの撮り方を選ぶ(iOS 20.6以降)
iOS 20.6では、スクリーンショット撮影後の挙動を選べるようになりました。
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「設定」アプリ → 「一般」 → 「画面の取り込み」
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「フルスクリーンプレビュー」をオンまたはオフ
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オン:撮影後すぐ編集画面へ(便利)
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オフ:以前のように連続撮影可能
パスワード自動入力のアプリを選ぶ
「Safariでログインできない」トラブルは、自動入力設定がオフになっているケースがほとんどです。
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設定 → 「一般」 → 「自動入力とパスワード」
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「パスワードとパスキーを自動入力」をオン
-
利用しているパスワード管理アプリ(例:Bitwarden・Passwordなど)を選択
💡 iCloudキーチェーンを使っている人も、ここで必ずオンを確認しておきましょう。
Safariのクレジットカード情報をウォレットで管理
iOS 18からは、Safariのカード情報がウォレットアプリに統合されました。今後はここで自動入力設定を確認します。
-
「ウォレット」アプリを開く
-
右上の「…」をタップ
-
「自動入力」を選択して確認
アクセシビリティ設定を見直す
SNSなどで紹介される「画面が見やすくなる裏技」は、実はアクセシビリティ機能を利用している場合が多いです。
これをオンにしていると、画面表示に不具合(白抜けやUI崩れ)が出ることがあります。
-
「設定」アプリ → 「アクセシビリティ」
-
「画面表示とテキストサイズ」
-
「透明度を下げる」「コントラストを上げる」がオンならオフに戻す
💡 アクセシビリティ機能は特別な目的のある人のためのもの。通常利用ではオフが推奨です。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は「iPhoneを快適かつ安全に使うための基本設定」を10項目紹介しました。これらを整えることで、セキュリティリスクを防ぎ、長く安心してiPhoneを使い続けることができます。
本記事で紹介した設定一覧
| 内容 | |
|---|---|
| ✅ | デバイス名の変更 |
| ✅ | 現在地設定の確認 |
| ✅ | パスコード10回でデータ消去 |
| ✅ | iCloudバックアップ確認 |
| ✅ | 盗難デバイス保護オン |
| ✅ | 充電上限の設定 |
| ✅ | スクリーンショット設定変更 |
| ✅ | パスワード自動入力設定 |
| ✅ | クレカ情報のウォレット管理 |
| ✅ | アクセシビリティ設定見直し |
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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