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こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
今回は、無料で使える人気パスワード管理アプリ「Bitwarden(ビットウォーデン)」の基本的な使い方を、初心者でもわかるように解説します。
特に、「IDとパスワードの登録方法(保存方法)」を中心に紹介します。
この記事を読めば、あなたも今日から安全に、そしてラクにパスワードを管理できるようになります。
Bitwardenとは?
Bitwarden(ビットウォーデン)は、オープンソースのパスワード管理ツールです。
ウェブサイトやアプリのログイン情報(ユーザー名・パスワード)を安全に保存し、自動入力・同期などを行えるサービスです。
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オープンソース
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ソースコードが公開されており、セキュリティ面の透明性が高い。
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GitHubで誰でもコードを確認できます。
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マルチプラットフォーム対応
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Windows / macOS / Linux / iOS / Android
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ブラウザ拡張機能(Chrome、Firefox、Edge、Safariなど)
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クラウド同期
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保存したパスワードを複数デバイスで同期可能。
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Bitwardenのクラウドサーバーを使うか、自分でセルフホスト(自前サーバー運用)も可能。
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ゼロ知識暗号化(Zero-Knowledge Encryption)
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すべてのデータは端末側で暗号化されてから送信される。
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Bitwarden運営側でもユーザーのパスワード内容を知ることはできない。
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便利な機能
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パスワード自動生成
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2段階認証(2FA / MFA)対応
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セキュリティ監査レポート
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チーム・企業向けの共有機能
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💰 料金プラン(概要)
| プラン | 内容 | 年額(目安) |
|---|---|---|
| 無料プラン | 個人利用に必要な基本機能をすべて利用可能 | 無料 |
| Premium | TOTP生成、セキュリティレポートなどの追加機能 | 約10ドル |
| Families / Teams / Enterprise | 複数ユーザーでの共有管理・監査機能 | 数ドル〜/ユーザー |
Bitwardenの基本的な使い方の流れ
Bitwardenの基本的な流れは以下の3ステップです。
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アカウントを作成する
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ID・パスワードを登録する
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自動入力や同期を使う
Step1:Bitwardenのアカウントを作成する
まずは公式サイトからアカウントを作成しましょう。
👉 Bitwarden公式サイト(https://bitwarden.com/)
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「Create Account」をクリック
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メールアドレス・マスターパスワードを入力
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メールの認証リンクをクリック
これでBitwardenのアカウントが完成です。
💡マスターパスワードは絶対に忘れないように!Bitwarden側でも復元できない設計になっています。
Step2:IDとパスワードを登録する方法
Bitwardenにログインしたら、いよいよパスワードを登録していきます。
登録方法は大きく分けて2通りあります。
① 手動で登録する方法(自分で追加)
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Bitwardenのアプリまたは拡張機能を開く
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「+(追加)」ボタンをクリック
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以下の項目を入力
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | どのサイトのログイン情報か(例:Amazon) |
| ユーザー名 | メールアドレスやログインID |
| パスワード | 実際のログインパスワード |
| URL | サイトのログインページURL(例:https://www.amazon.co.jp) |
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「保存」をクリック
これで登録完了です。
💡複数アカウントを管理している場合は、「フォルダ」や「コレクション」機能を使うと整理しやすくなります。
② 自動保存する方法(ログイン時に登録)
Bitwardenのブラウザ拡張機能をインストールしておくと、
Webサイトにログインしたときに自動で「保存しますか?」と表示されます。
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サイトにログイン
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「Bitwardenがこの情報を保存しますか?」というポップアップが表示される
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「保存」をクリック
これだけで自動的にIDとパスワードが保存されます。
✅ 一度登録すれば、次回からはログインフォームに自動で入力してくれます。
Step3:登録したパスワードを使う(自動入力)
保存したログイン情報は、次回からBitwardenが自動入力してくれます。
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PCブラウザの場合
→ ログインページを開くと、Bitwardenのアイコンが表示され、「自動入力」ボタンを押すだけ。 -
スマホアプリの場合
→ 「自動入力を許可」しておくと、アプリやSafari/Chrome上で自動入力できます。
💡スマホの設定で「パスワードの自動入力 → Bitwardenを選択」にしておくのがポイントです。
便利な機能:パスワード生成ツール
Bitwardenには、強力なパスワードを自動生成するツールも内蔵されています。
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新しいログインを追加する際に「パスワード生成」をクリック
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長さ・文字種類(英字・数字・記号)を調整
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「生成されたパスワードを使用」を選択して保存
これで、複雑で安全なパスワードを簡単に作成できます。
PCとスマホでの同期設定
Bitwardenの魅力は、PCとスマホの両方でデータが自動同期されること。
つまり、PCで登録したパスワードがスマホでもすぐ使えるようになります。
- ChromeやEdgeに「Bitwarden拡張機能」をインストール
- 拡張アイコンをクリックしてログイン
- 「設定」タブ → 「保管庫オプション」をクリック
- 「保管庫を同期」をクリック
これで、サーバー上の最新データとPCの情報が同期されます。
💡ブラウザ拡張機能はChrome、Edge、Firefox、Safariなど主要ブラウザに対応しています。
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App Store または Google Play から Bitwardenアプリ をインストール
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PCと同じメールアドレス・マスターパスワードでログイン
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「設定」 → 「その他」 → 「今すぐ同期」をタップ
これで、PCで登録したパスワードがスマホにも反映されます。
✅ デフォルトでは自動同期がオンになっているため、手動操作なしでも常に最新状態が保たれます。
さらに便利に使うために、「自動入力」をオンにしましょう。
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iPhoneの場合
「設定」→「パスワード」→「自動入力パスワード」→「Bitwardenを選択」 -
Androidの場合
「設定」→「パスワードとアカウント」→「自動入力サービス」→「Bitwardenを選択」
これで、アプリやブラウザのログイン画面でBitwardenが自動入力候補として表示されます。
二段階認証(2FA)との連携方法
Bitwardenは、セキュリティをさらに高めるために「二段階認証(2FA)」に対応しています。
マスターパスワードに加えて、もう1つの認証要素(例:認証アプリのコード)を使うことで、不正ログインを防止できます。
✅ 二段階認証に対応しているアプリ例
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Google Authenticator
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Authy
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Microsoft Authenticator
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1Password・OTP Managerなど
- Bitwardenにログイン
- 右上の「設定(Settings)」をクリック
- 「二段階認証の設定(Two-step Login)」を選択
- 「Authenticator App」を有効化
- QRコードが表示されるので、認証アプリでスキャン
- 認証アプリに表示された6桁コードを入力して「有効化」
これで、Bitwardenにログインする際に毎回認証コードが求められるようになります。
フィールド追加機能が便利
Bitwardenでいう「フィールド(Field)」とは、ID・パスワード・URL 以外の情報を追加できるカスタム項目のことです。
たとえば、あるWebサイトが次のようなログイン方式だとします👇
| 入力項目 | 例 |
|---|---|
| ユーザー名 | myid123 |
| パスワード | ******** |
| 取引パスワード | 1234 |
| メールアドレス | example@mail.com |
通常のBitwardenでは、
「ユーザー名」と「パスワード」だけしか自動入力に対応しません。
でも、「フィールド」を追加すると、「取引パスワード」や「メールアドレス」なども登録して自動入力できるようになります。
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フィールドに入力した項目のところにカーソルを持っていき、右クリック
- メニューから「カスタムフィールド名をコピー」をクリック

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Bitwardenを開き、「保管庫(Vault)」から編集したいアイテムをクリック
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「編集(Edit)」をクリック
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画面下の方にある「フィールドを追加(+ Add Field)」をクリック
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以下を設定👇
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フィールドのラベル:コピーした「カスタムフィールド名」を貼付け、追加をクリック

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フィールドタイプ(Type):
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Text(テキスト)
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Hidden(非表示:パスワード扱い)
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Boolean(チェックボックス型)
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Linked(Bitwardenの標準項目にリンク)から選択。ここでは「テキスト」を選択
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カスタムフィールド:支店番号や口座番号などを入力し、「保存」をクリック

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「保存(Save)」をクリック
これで完了です!
ログイン時、Bitwardenがそのフィールドも検出すれば自動入力されます。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
Bitwardenはほとんどの機能を無料で使えるパスワード管理ツールです。それでいて、Appleのパスワードアプリにも負けない安全性があります。
銀行や証券会社での取引パスワード入力にもカスタマイズ機能を使えば、自動入力も可能です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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