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【2025年10月最新】Bitwardenの使い方を徹底解説!IDとパスワード登録の手順も紹介

この記事の読了時間の目安は、7分です。

こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

今回は、無料で使える人気パスワード管理アプリ「Bitwarden(ビットウォーデン)」の基本的な使い方を、初心者でもわかるように解説します。

特に、「IDとパスワードの登録方法(保存方法)」を中心に紹介します。

この記事を読めば、あなたも今日から安全に、そしてラクにパスワードを管理できるようになります。

Bitwardenとは?

Bitwarden(ビットウォーデン)は、オープンソースのパスワード管理ツールです。

ウェブサイトやアプリのログイン情報(ユーザー名・パスワード)を安全に保存し、自動入力・同期などを行えるサービスです。

 

主な特徴
  1. オープンソース

    • ソースコードが公開されており、セキュリティ面の透明性が高い。

    • GitHubで誰でもコードを確認できます。

  2. マルチプラットフォーム対応

    • Windows / macOS / Linux / iOS / Android

    • ブラウザ拡張機能(Chrome、Firefox、Edge、Safariなど)

  3. クラウド同期

    • 保存したパスワードを複数デバイスで同期可能。

    • Bitwardenのクラウドサーバーを使うか、自分でセルフホスト(自前サーバー運用)も可能。

  4. ゼロ知識暗号化(Zero-Knowledge Encryption)

    • すべてのデータは端末側で暗号化されてから送信される。

    • Bitwarden運営側でもユーザーのパスワード内容を知ることはできない。

  5. 便利な機能

    • パスワード自動生成

    • 2段階認証(2FA / MFA)対応

    • セキュリティ監査レポート

    • チーム・企業向けの共有機能

💰 料金プラン(概要)

プラン 内容 年額(目安)
無料プラン 個人利用に必要な基本機能をすべて利用可能 無料
Premium TOTP生成、セキュリティレポートなどの追加機能 約10ドル
Families / Teams / Enterprise 複数ユーザーでの共有管理・監査機能 数ドル〜/ユーザー

Bitwardenの基本的な使い方の流れ

Bitwardenの基本的な流れは以下の3ステップです。

  1. アカウントを作成する

  2. ID・パスワードを登録する

  3. 自動入力や同期を使う

Step1:Bitwardenのアカウントを作成する

まずは公式サイトからアカウントを作成しましょう。

👉 Bitwarden公式サイト(https://bitwarden.com/)

  1. Create Account」をクリック

  2. メールアドレス・マスターパスワードを入力

  3. メールの認証リンクをクリック

これでBitwardenのアカウントが完成です。

💡マスターパスワードは絶対に忘れないように!Bitwarden側でも復元できない設計になっています。

Step2:IDとパスワードを登録する方法

Bitwardenにログインしたら、いよいよパスワードを登録していきます。

登録方法は大きく分けて2通りあります。

① 手動で登録する方法(自分で追加)

  1. Bitwardenのアプリまたは拡張機能を開く

  2. 「+(追加)」ボタンをクリック

  3. 以下の項目を入力

項目 内容
名前 どのサイトのログイン情報か(例:Amazon)
ユーザー名 メールアドレスやログインID
パスワード 実際のログインパスワード
URL サイトのログインページURL(例:https://www.amazon.co.jp
  1. 「保存」をクリック

これで登録完了です。

💡複数アカウントを管理している場合は、「フォルダ」や「コレクション」機能を使うと整理しやすくなります。

② 自動保存する方法(ログイン時に登録)

Bitwardenのブラウザ拡張機能をインストールしておくと、
Webサイトにログインしたときに自動で「保存しますか?」と表示されます。

  1. サイトにログイン

  2. 「Bitwardenがこの情報を保存しますか?」というポップアップが表示される

  3. 「保存」をクリック

これだけで自動的にIDとパスワードが保存されます。

✅ 一度登録すれば、次回からはログインフォームに自動で入力してくれます。

Step3:登録したパスワードを使う(自動入力)

保存したログイン情報は、次回からBitwardenが自動入力してくれます。

  • PCブラウザの場合
    → ログインページを開くと、Bitwardenのアイコンが表示され、「自動入力」ボタンを押すだけ。

  • スマホアプリの場合
    → 「自動入力を許可」しておくと、アプリやSafari/Chrome上で自動入力できます。

💡スマホの設定で「パスワードの自動入力 → Bitwardenを選択」にしておくのがポイントです。

便利な機能:パスワード生成ツール

Bitwardenには、強力なパスワードを自動生成するツールも内蔵されています。

  1. 新しいログインを追加する際に「パスワード生成」をクリック

  2. 長さ・文字種類(英字・数字・記号)を調整

  3. 「生成されたパスワードを使用」を選択して保存

これで、複雑で安全なパスワードを簡単に作成できます。

PCとスマホでの同期設定

Bitwardenの魅力は、PCとスマホの両方でデータが自動同期されること。
つまり、PCで登録したパスワードがスマホでもすぐ使えるようになります。

 

PC側の設定(ブラウザ拡張)
  1. ChromeやEdgeに「Bitwarden拡張機能」をインストール
  2. 拡張アイコンをクリックしてログイン
  3. 「設定」タブ → 「保管庫オプション」をクリック
  4. 「保管庫を同期」をクリック

これで、サーバー上の最新データとPCの情報が同期されます。

💡ブラウザ拡張機能はChrome、Edge、Firefox、Safariなど主要ブラウザに対応しています。

 

スマホ側の設定(iPhone/Android)
  1. App Store または Google Play から Bitwardenアプリ をインストール

  2. PCと同じメールアドレス・マスターパスワードでログイン

  3. 「設定」 → 「その他」 → 「今すぐ同期」をタップ

これで、PCで登録したパスワードがスマホにも反映されます。

✅ デフォルトでは自動同期がオンになっているため、手動操作なしでも常に最新状態が保たれます。

さらに便利に使うために、「自動入力」をオンにしましょう。

 

自動入力の有効化(スマホ)
  • iPhoneの場合
    「設定」→「パスワード」→「自動入力パスワード」→「Bitwardenを選択」

  • Androidの場合
    「設定」→「パスワードとアカウント」→「自動入力サービス」→「Bitwardenを選択」

これで、アプリやブラウザのログイン画面でBitwardenが自動入力候補として表示されます。

二段階認証(2FA)との連携方法

Bitwardenは、セキュリティをさらに高めるために「二段階認証(2FA)」に対応しています。

マスターパスワードに加えて、もう1つの認証要素(例:認証アプリのコード)を使うことで、不正ログインを防止できます。

✅ 二段階認証に対応しているアプリ例

  • Google Authenticator

  • Authy

  • Microsoft Authenticator

  • 1Password・OTP Managerなど

 

Bitwardenの設定手順
  1. Bitwardenにログイン
  2. 右上の「設定(Settings)」をクリック
  3. 「二段階認証の設定(Two-step Login)」を選択
  4. 「Authenticator App」を有効化
  5. QRコードが表示されるので、認証アプリでスキャン
  6. 認証アプリに表示された6桁コードを入力して「有効化」

これで、Bitwardenにログインする際に毎回認証コードが求められるようになります。

フィールド追加機能が便利

Bitwardenでいう「フィールド(Field)」とは、ID・パスワード・URL 以外の情報を追加できるカスタム項目のことです。

たとえば、あるWebサイトが次のようなログイン方式だとします👇

入力項目
ユーザー名 myid123
パスワード ********
取引パスワード 1234
メールアドレス example@mail.com

通常のBitwardenでは、
「ユーザー名」と「パスワード」だけしか自動入力に対応しません。
でも、「フィールド」を追加すると、「取引パスワード」や「メールアドレス」なども登録して自動入力できるようになります。

 

フィールドの追加方法(PC)
  1. フィールドに入力した項目のところにカーソルを持っていき、右クリック

  2. メニューから「カスタムフィールド名をコピー」をクリック

  3. Bitwardenを開き、「保管庫(Vault)」から編集したいアイテムをクリック

  4. 編集(Edit)」をクリック

  5. 画面下の方にある「フィールドを追加(+ Add Field)」をクリック

  6. 以下を設定👇

    • フィールドのラベル:コピーした「カスタムフィールド名」を貼付け、追加をクリック

    • フィールドタイプ(Type)

      • Text(テキスト)

      • Hidden(非表示:パスワード扱い)

      • Boolean(チェックボックス型)

      • Linked(Bitwardenの標準項目にリンク)から選択。ここでは「テキスト」を選択

    • カスタムフィールド:支店番号や口座番号などを入力し、「保存」をクリック

  7. 保存(Save)」をクリック

これで完了です!
ログイン時、Bitwardenがそのフィールドも検出すれば自動入力されます。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

Bitwardenはほとんどの機能を無料で使えるパスワード管理ツールです。それでいて、Appleのパスワードアプリにも負けない安全性があります。

銀行や証券会社での取引パスワード入力にもカスタマイズ機能を使えば、自動入力も可能です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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