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こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
「月々1円で2年間iPhoneが使える!」というキャンペーンで契約した端末の返却時期が迫っているという方も多いのではないでしょうか。
私も iPhone13をドコモ「いつでもカエドキプログラム」を使って、月々1円で利用して今月がちょうど23か月目となります。
このタイミングでiPhone16に乗り換えたので、iPhone13を返却しました。
今回は、その返却手順と、返却にあたっての注意点などを詳しく紹介します。
いつでもカエドキプログラムでお得にiPhone16を手に入れた話はこちらの記事!
- 返却方法は「郵送」か「店舗持ち込み」
- 返却前にやるべき3つのこと
- 軽微な傷は問題なし、でも壊れていると2万2,000円
- 実際の返却手続きの流れ(店舗編)
- 端末の「返却」ではなく、「下取り」⁉
- dアカウントがないので返却できない
- 持ち込む店舗選びは重要
- まとめ
返却方法は「郵送」か「店舗持ち込み」
ドコモの公式サイトでは、返却方法として以下の2つが案内されています。
- 郵送で返却
- ドコモショップで返却
郵送手続きは申し込みページを見ただけで複雑そうに感じ、読む気をなくす方も多いかもしれません。このページを見るには、dアカウントにログインする必要があります。
郵送の場合は、郵送してから査定までに時間がかかりますが、ドコモショップへの持ち込みならその場で査定してもらます。これは大きなアドバンテージです。
ですので、ドコモショップへ直接持ち込むのが断然おすすめです。予約して行けば、15分ほどで手続きが完了します。
返却前にやるべき3つのこと
店舗に持って行く前に、次の3つは必ず確認しておきましょう。
端末の初期化(リセット)
個人データが残っている状態では受け取ってもらえません。(規約上、初期化されていないと受付不可)
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」から、すべてのコンテンツと設定を消去しておきます。
店舗によっては、その場で初期化をしてくれるところもありますが、データ転送も含めて初期化は自宅で完了させておきましょう。
なぜなら私のように初期化でトラブル場合もあるからです。
iPhoneのデータ移行や初期化については、こちらの記事をご参照ください。
SIMカードを抜く
SIMカードが残っているとトラブルの原因になるので、必ず抜いておきましょう。
フィルム・ケースを外す
査定時に全体の状態を確認するため、フィルムやケースも外しておきます。
店舗によっては、スタッフがはがしてくれるところもありますが、自宅ではがしておくほうが返却手続きがスムーズに完了します。
私は最後に軽く端末を拭いて持ち込みました。
来店予約
ドコモの場合、来店するには事前に予約する必要があります。来店予約は、以下の公式サイトから行うことができます。
軽微な傷は問題なし、でも壊れていると2万2,000円
返却時に気になるのが、傷や汚れ。
私のiPhone 13は、SIMカードの挿入口付近に若干塗装ハゲがある程度で、背面や画面には目立った傷はありませんでした。
ドコモでは、軽微な擦り傷や使用感は問題ありませんが、
-
電源が入らない
-
液晶表示が異常/タッチパネルが動作不良
-
カメラ、音声、各種ボタン等の機能が正常に作動しない
-
SIMトレイが不足、または損傷している。
という、「機能不良品」状態だと、2万2,000円(税込)の支払いが必要になります。
また、以下のようば場合だと受付不可品となり、残債を支払い端末を引き取らないといけません
- 初期化されていない(各種ロックが解除されていない)
- 改造などによるメーカー保証が対象外
- ネットワーク利用制限がかかっている
- 基盤が断絶している
とはいえ、全損扱い(受付不可品)や紛失以外なら最大も2万2,000円で済むというのは、利用者にとってはとても「神サービス」と言えます。
実際の返却手続きの流れ(店舗編)
ドコモショップでの手続きはとてもスムーズでした。
予約をして行ったところ、受付から査定完了まで約15分。
査定といっても、中古買取ショップのように細かくチェックされるわけではなく、起動確認、水没マーク、全体の目視確認程度で終了です。
返却時にドコモ回線をすでに解約している場合でも、契約時の電話番号を伝えるだけでOK。手続きがスムーズに進みました。
端末の「返却」ではなく、「下取り」⁉
「いつでもカエドキプログラム」に関して、法的にには、割賦販売契約または個別信用購入あっせん契約と呼ばれるもので、対象機種を「残価設定型24回払い」で購入する契約です。
こうした契約の場合、端末の所有権の移転は留保され、支払いが完了するまでは占有者ではなく、販売会社(ドコモ)にあるはずです。
ところが、私が、ドコモショップに端末を持って行ったとき、「いつでもカエドキプログラム」の手続きをお願いしますといったら、スタッフさんは「下取りですね」と言いました。このスタッフさん、最後まで「いつでもカエドキプログラム」という言葉は一切使わず、「下取り」と言っていました。
スタッフさんが「下取り」という言葉を使ったことに、私は少し疑問を感じました。
法的には、割賦契約中は端末の所有権はドコモにあります。しかし、一般的には「下取り」の方が、馴染みがあり、手続きのイメージがしやすいのかもしれません。
dアカウントがないので返却できない
受付不可品以外にも、返却できないケースがあります。
それは、「端末に紐づいたdアカウントがない」場合です。
これが結構多いようです。
そもそも「いつでもカエドキプログラム」の利用条件の一つに、「dポイントクラブ会員」があります
dアカウントを削除すると、紐づいた dポイントクラブの機能が使えなくなる可能性が高いため、返却前は削除していないかどうか必ずチェックが必要です。
公式には“自動で会員資格が消滅する”とは明言されていませんが、ログイン不能状態ではポイントクラブ機能が使えない状態になります。
ドコモと複数の端末の回線契約している場合など、dアカウントが複数発行する場合があります。その後、管理がめんどうになり、アカウントをまとめてしまう場合などに、意図せずこのようなことが発生してしまうのかもしれません。
持ち込む店舗選びは重要
ここで重要なのは、持ち込む店舗選びです。
ドコモショップの運営は、ドコモが直営でやっているわけではなく、いろんな中小の会社が運営を行っています。
したがって、それらの運営会社によって、待遇や研修制度などが異なり、そのためスタッフの質(知識、接客等)もおのずと異なります。
また、事務処理のやり方や対応なども結構異なったりします。
最初、行こう思っていた店舗に事前に訪問し、「いつでもカエドキプログラム」の下取りの査定のことをスタッフに訪ねたところ、めんどくさくな態度で答えていました。
このスタッフに質問の最後に「下取りをしてもらった後に、下取りが完了した後に完了を証明するようななにか書面はもらえますか」と尋ねたら、「そんなものは出ません」と言われました。(この中に、「下取り依頼移動機有り」という文言があり)
これを聞き、このドコモショップでは手続きしまいと思い、Googleマップで評判のよい店舗を探しそちらで手続きをしたら、とても丁寧なスタッフに対応してもらいました。
帰る際には、「個別信用購入あっせん/割賦販売契約終了申込書」を完了したことを証明するものとしてコピーして渡してくれました。

SNSには、ドコモショップのスタッフに、「いつでもカエドキプログラム」の最初の手続きの際、dアカウントを発行してもらえなかったとか、回線を解約した際、勝手にdポイントクラブ会員を解約されたなどの報告がありました。
くれぐれも店舗選びは慎重にしましょう。

まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
郵送返却は便利なようで、申込みの手間や入力ミス、査定結果のやり取りなどが煩雑です。一方、ドコモショップでの返却は、その場で全て完結するのが最大のメリット。
残りの支払い状況もその場で確認でき、質問にもすぐ答えてもらえます。
店舗に行くとという手間はかかりますが、確実に終わらせたいなら店舗返却がおすすめです。
トラブルを避けるために、下取り前に以下の点を確認しておきましょう。
✅ dアカウントが残っているか(削除していないか)
✅ 契約時の電話番号が分かる状態か
✅ iPhoneの初期化・SIM抜きが完了しているか
✅ 端末に著しい破損がないか
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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