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【2025年10月最新】実際にやってみてわかった iPhoneの初期化を安全・確実に行う方法

 

この記事は、6分以内で読めます。

こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

iPhone13からiPhone16への移行が無事完了したので、次は、「いつでもカエドキプログラム」でドコモに返却する(契約上は下取りしてもらう)iPhone13の初期化をしました。

今回はこの「iPhoneの初期化」について、実際に作業をしながらまとめてみました。

「iPhoneの初期化」と聞くと、「一歩間違えると取り返しがつかないのでは?」と不安を感じる方も多いかもしれません。実は、私もそうでした。

でも安心してください。

この記事では、この手順通りに進めれば、簡単に初期化が完結するはずです。

作業前に確認しておくこと

インターネットに接続できる状態にする

これは必須です。初期化の過程でApple IDのサインアウトなどが自動で行われるため、通信環境が必要になります。

もちろん、自宅のWi-Fiが使えるならそれがベストです。

でもない場合、モバイル通信が頼りですが、機種変更後などで初期化予定のiPhoneがモバイル通信できないケースもあります。

その場合は、外出先のWi-Fiにつなぐか、新しいiPhoneのインターネット共有(テザリング)を使いましょう。

SIMカードの状態を確認する

出荷や売却を前提にする場合、SIMカードやeSIMが残っていないことを確認してください。特にSIMカードは抜き忘れが多いので要注意です。必ず、初期化の直前にもう一度確認しておきましょう。

パスコードを設定した状態で初期化する

ほとんどの人はパスコードを設定していると思いますが、もし設定していない場合は、初期化の前に設定しておきましょう。

iPhoneのデータはパスコードで暗号化されているため、安全に初期化するためには必須です。

普段パスコードを使っていない人も、この時だけは一時的に「1111」などの簡易コードでOKです。

Apple Accountのパスワードの確認

Apple Accountのパスワードは覚えていますか? パスコードと違って、普段あまり入力する機会がないため、忘れがちです。

パスワードを忘れた場合、再設定は可能ですが、場合によっては手間がかかることがあります(筆者も再設定で苦労しました)。

初期化の最終段階で必要になるため、必ず事前にパスワードを確認し、忘れていれば再設定を済ませておきましょう。

(トラブった体験談)

Apple Accountは忘れたら再設定はできますが、一度パスワードを変更すると前のパスワードは1年間利用できなくなります。

そのため、覚えにくいパスワードをついつい設定してしまい、また忘れてしまうという悪循環になります。

実は、私も初期化を実行する、最終画面でパスワードを入力しようとしたのですが、入力間違いのメッセージが出てしまいました。思い当たるものを入れてもすべてダメ。

「パスワードをお忘れですか?」というところから、パスワードの再設定をしようとしたのですが、「アカウント復旧キー」を求められ、入力するもこれ弾かれてしまいました。

結局、Appleのカスタマーに電話で相談したところ、iPhone16からiPhone13の初期化するという荒業を使って、一旦初期化を終わらせました。

ただし、このやり方で初期化すると、通常初期化後に表示される「こんにちは」画面が表示されません。アップルのカスタマーは「問題ない」と言ってくれたのですが、このままドコモに持っていくと、もめ事の原因にもなりかねないと思いました。

そこで、アップルのカスタマーに問題ないことを確認したうえで、再度、初期設定をした後、再度、初期化を行いました。

 

実際の初期化手順(ここから作業)

ここからはいよいよ作業です。

設定アプリを開いて、以下の順番で進めてください。

  1. 設定アプリ → 一般

  2. 一番下までスクロール → 「転送または iPhone をリセット」をタップ

  3. 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択

この段階で「iPhoneを消去」という画面が表示されます。

ここで初期化を行うと、ここに挙がっている項目が削除されます。

Apple IDのサインアウトが同時に行われることが示されています。

よくネットでは「事前にAppleIDのサインアウトが必要」と書かれていますが、実際には初期化の中で自動的にサインアウトされます。

さらに「探す」(iPhoneの位置情報を特定したり、紛失時にロックをかけたりする機能)も自動的にオフになり、「アクティベーションロック」(第三者による不正利用を防ぐセキュリティ機能)も解除されます。

これも同じく自動で行われますので、別途操作する必要はありません。

もし画面の下に「ウォレット」や「eSIM」という項目が表示されている場合、それは移行し忘れ」の可能性があるサインです。(ただし、すでに移行済みのサービスでも表示される場合があります)

特にeSIMが表示されている場合、このあと以下のような2択画面になります。

  • 上:eSIMを残してiPhoneを消去する

  • 下:eSIMを含めてすべて消去する

機種変更後にeSIMがまだ残っているか可能性があれば、一旦「キャンセル」して確認します。もしeSIMが残っていれば、移行手続きを済ませます。

済ませたら、「続ける」をタップしていき、初期化を完了させてください。私の場合、初期化は5分ほどで終了しました。

初期化後の確認方法

初期化が完了すると、iPhoneは自動的に再起動し、「こんにちは」画面が表示されます。これで初期化は完了です。

この時点で、もうこの端末に自分のデータは一切残っていません。売却・譲渡・下取り・保管、どの用途でも安心して使えます。

ただし、念のため以下の方法で確認しておきましょう。

Apple Accountから確認

新しいiPhoneで「設定」アプリを開き、自分の名前をタップします。端末の一覧から、初期化したiPhoneが消えていればOKです。

もし残っている場合は、一覧から該当端末をタップ → 「アカウントから削除」を選択すれば完了。

「探す」アプリで確認

新しいiPhoneで「設定」アプリを開き、自分の名前をタップします。端末の一覧から、初期化したiPhoneが消えていればOKです。

初期化するとiCloudの写真やメモは消える?

結論から言うと、iCloud上のデータは消えません

初期化されるのはiPhone本体のデータだけで、iCloud上のデータには影響しません。
他の端末からもそのままアクセスできます。

ただし、初期化せずに他人に貸した場合、クラウド連携したデータを削除・編集されるリスクがあります。そのため、保管・譲渡・貸出前には必ず初期化しておきましょう。

初期化したiPhoneから個人情報を抜かれる可能性?

パスコードを設定した状態で初期化していれば安全です。

iPhone内部のデータは常に暗号化されています。その暗号の鍵となるのが「パスコード」です。

初期化ではデータを単に消すのではなく、暗号のルール自体を壊すので、どんな技術でも復元は非常に困難です。FBIでも解析不可能といわれるほどの強固なセキュリティですので、ご安心ください。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

iPhoneの初期化は、正しい手順さえ知っていれば難しいものではありません。

最新のiOSでは、むしろ、不要なサインアウト作業や設定変更をせずに、安全に行うことができるようになっています。

今回ご紹介した流れをざっくりまとめると:

  • Wi-Fi環境を整える

  • SIMカード/eSIMの状態を確認

  • パスコードの設定

  • Apple Accountのパスワードを確認(場合によっては再設定)
  • 「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」

  • 「こんにちは」画面が表示されれば完了

  • 新しいiPhoneでApple Accountと「探す」 から削除を確認

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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