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こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
昨今の証券会社の不正アクセス・不正取引問題を踏まえて、利用している証券会社のうち一部の信用口座を廃止することにしました。
信用口座を廃止する理由
「不正アクセス・なりすましによる甚大な被害のリスクを避ける」
これが最大の理由です。 もし第三者にIDとパスワードが漏洩し、不正にログインされた場合、信用口座では資産以上の損失を被る可能性があります。
犯人は、私の口座を使って勝手に信用取引(空売りや信用買い)を行い、意図的に損失を発生させることができます。
その結果、多額の追証(追加保証金)が発生し、身に覚えのない借金を背負わされる危険性があります。
現物口座であれば、最悪の事態でも口座内の資産がゼロになるだけですが、信用口座では資産がマイナスになるリスクがあるのです。
一部の信用口座は残した理由
私の場合、レバレッジをかけた信用買いはまったくやりません。
しかし、複数ある証券口座のうち、一部の信用口座は残すことにしました。
その理由は、空売りができる状況は残しておきたかったからです。
空売りには、以下のような大きなメリットがあります。
保有資産のリスクヘッジ(保険)になる
すでに保有している株式(ポートフォリオ)の値下がりリスクを軽減するための「保険」として空売りを活用できます。これを「ヘッジ売り」と言います。
A社の株をたくさん持っているとします。今後、株式市場全体が大きく下落しそうだと感じた場合、A社の株価も下落する可能性が高いです。
そこで、日経平均株価などに連動するETFを空売りしておきます。
もし予想通り市場が下落すれば保有しているA社の株は値下がりして損失が出ますが、空売りしたETFは値下がりしているので利益が出ます。
このように、買いポジションだけでは対応できない下落リスクを、空売りによってコントロールできるのです。
このような局面に即座に対応できるように、一部の信用口座は残すことにしました。
当然、残した口座は、取引はあるものの、資産がほとんどない証券会社のものです。資産が多いメイン、サブで利用しているところはすべて信用口座を廃止しました。
廃止手続きはネットでできない
ネット証券でも信用口座の廃止手続きは、ネットでできないところがほとんどです。開設するときはネットから簡単にできるのに???
SBI証券、三菱UFJeスマート証券の場合は、カスタマーセンターに電話をかける必要があります。
SBI証券の場合、不正アクセスの対応で忙しいのか、日中カスタマーセンターに電話がつながりませんでした。
SBI証券では、「電話予約サービス」というものがあり、指定した日時に担当者から電話をかけてもらえます。
ただし、これも込み合っており、1週間先までの予約ができますが、すぐに埋まってしまいます。日付が変わったらすぐに予約することをおススメします。
楽天証券の場合は、所定の書類に必要事項を記載して、郵送する必要があります。郵送料は「受取人払い」になっているので、費用はかかりません。
書類をプリントアウトしたり、書いたりとめんどくさいことにはかわりありません。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか。
今回は、セキュリティの観点から利用していない「信用口座」を廃止した理由ややり方などを紹介しました。
今回の記事がお役に立たのなら、うれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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