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【2025年6月最新】知らなかった!「車検証、車検ごとに発行されません」⁉ 電子車検証の「継続利用」がもたらすリスクとは

この記事は、5分で読めます。

こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

今日、保険会社から自動車保険の内容確認に関するメールが送られてきました。そこで、車のグローブボックスに入れていた自動車検査証を取り出してみました。

ところが、手元にある直近の「自動車検査証」の日付は、令和5年(2023年)1月となっていました。

これって、前々回もの?今年1月車検を受けましたが、その分が見当たらないのです。

車検ごとに発行されなくなった

そこで、現状の車検証に関してネットで調べてみました。すると、2023年以降、新しい自動車検査証(車検証)は、車検ごとに新しく発行されなくなったようなのです。

念のため、国土交通省の「自動車検査登録ヘルプデスク」に電話で確認しました。

すると、2023年以降の新しい車検証は、券面の記載事項(登録番号や所有者の氏名など)に変更がなければ、ICタグの情報が更新されるだけで、物理的な車検証そのものは同じものを使い続ける「継続利用」が基本になっていたことがわかりました。

つまり、一度交付されたら、次の車検でも、その次の車検でも、場合によってはその車を乗り潰すまで、たった一枚の車検証を使い続ける可能性があるということです。

このことは、恐らく車検を受けたディーラーの担当者から説明されたと思うのですが、完全に誤解していました。

これまでは、車検を受ければ必ず新しい有効期間が記載された、ピカピカのA4サイズの車検証が交付されていました。それが当たり前だと思っていました。それがいつのまにか継続に利用に。

私と同じように「え、そうなの!?」と驚いた人もいるかもしれません。

「失くしたのでは」と一時焦りましたが、この事実を知り、「ほっと」しました。

と同時に、やり方が変えるんなら、「車検証は記載事項に変更がない限り継続利用されます」と一言書いておくべきだと思いました。新しい車検証には、こうした説明が一切記載れていません。

新しい車検証とは?

新しい車検証のことを国(国土交通省)は「電子車検証」と呼んでいます。まずは電子車検証の基本的な変更点をおさらいすると・・・。

■ いつから?

普通自動車:2023年1月4日〜

軽自動車:2024年1月4日〜

■ どんな形?
完全なペーパーレス化ではなく、A6サイズ相当(約105mm × 約177.8mm)の厚紙に変わります。従来のA4サイズから約1/4にコンパクト化され、はがきを少し横長にしたサイズ。

■ どう変わる?
紙の券面に記載されるのは、登録番号や車台番号などの基本的な情報のみ。そして、この車検証の裏面にはICタグが埋め込まれています。
これまで記載されていた「車検証の有効期間」や「所有者の氏名・住所」といった重要な情報は、ICタグの中に電子データとして記録されることになりました。

これらの詳細情報を確認するには、スマートフォンに専用の「車検証閲覧アプリ」をインストールし、ICタグを読み取る必要があります。

「電子車検証」といいながら、従来通り、紙の車検証を発行しているところが誤解を生む原因になっていると思います。

どうせなら、マイナンバーカードのようにプラスチックカードにしてくれてたら、継続利用だとすぐに理解できたはずです。

ICタグが入っているのになぜ耐久性のない紙にしたのか疑問です。

「継続利用」がもたらすリスクとは

さて、ここからが本題です。これまでの車検証は、言ってしまえば「2年(初回は3年)の命」でした。

車検ごとに新しくなるので、多少雑に扱っても、次の車検でリセットされていました。しかし、「継続利用」が前提となる電子車検証はそうはいきません。

この仕様変更は、ユーザーに新たなリスクと注意点を突きつけたことになります。

これまで2年だった耐久年数が、5年、7年、あるいは10年以上になるかもしれない。これが何を意味するか?

グローブボックスに入れっぱなしにしているうちに、湿気でヨレヨレになったり、端が擦り切れたりするかもしれません。

万が一何かをこぼしてしまったり、夏の車内の高温で印字が薄くなったりするリスクも高まります。ICタグは精密な電子部品。強く折り曲げたり、角に衝撃を与えたり、水に濡らしたりすると、破損して情報が読み取れなくなる可能性があります。

ICタグが壊れてしまえば、この車検証はただの紙切れ同然です。

これまでと同じ感覚で、他の書類や工具と一緒に無造作にグローブボックスに放り込んでおくのは、非常に危険な行為と言えます。

もちろん、従来の車検証も紛失・破損すれば再交付が必要でした。しかし、ダメージの質が変わってきます。

万が一、電子車検証を紛失・破損してしまった場合、運輸支局で再交付を受けることになりますが、その際には手数料として350円が必要です。お店に代行を依頼すれば、その手間賃も上乗せされます。時間も労力もかかります。

最善の対策とは

「継続利用」のデメリットに対する唯一にして最善の対策があります。

それは、「デリケートになった車検証を物理的にしっかり保護する」ことです。

グローブボックスにそのまま入れるのは、もはや論外。これまで使っていたペラペラの車検証入れでも、折り曲げや衝撃からICタグを守るには心許ないかもしれません。

そこで、ネットで検索したらありました。よさそうなハードケースが。

早速購入にしました。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか。

今回は、2023年から車検証が車検ごとに発行されなくなり、継続利用されていること、電子車検証と称しているが以前紙で発行しているので誤解を招いていること、この新しい車検証により新たリスクが生まれたことなどを紹介しました。

なぜ、電子車検証を継続利用としておきながら、耐久性のあるプラスチックカードにしなかったのは、まったくの謎です。

 

今回の記事がお役に立たのなら、うれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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