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【2025年6月最新】三菱UFJフィナンシャル・グループ 2005年6月株主総会の議案でホリエモンが取締役候補に!でもこっちの議案のほうが気になった!

この記事は、5分で読めます。

こんにちは。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。

昨日届いた三菱UFJフィナンシャル・グループの議案書(第20期定時株主総会)を見たら、多数の「株主提案」が記載されていました。

その中の最後の提案(第9号議案)には、取締役候補者として、ホリエモン、NHK党首の立花孝志氏、青汁王子の3人の名前が挙がっていました。

第9号議案の中身

第9号号議案の中身は、以下のとおりです。

 

この提案に対して、「本議案に反対いたします」という取締役会の意見が付されていました。理由を一言でいうと、「会社側が選任した取締役候補者で十分」とのこと。

おもしろい提案ではありますが、株主としてはもちろん「否」に〇を入れました。

取締役会の反対理由は、3人のことには一切触れず、「大人の答弁」になっていますが、それぞれの評価も聞いてみたいところです。株主総会当日、発言権のある方どなたか質問してくれないでしょうか?

こんな提案をだれがしたのか、議案書には記載がないのでわかりません。提案者の意図は、だれもが知っている有名人として3名を挙げたと思います。

3名ともYouTubeで活動している人たちです。メディアとしてYouTubeの威力をここでも感じることになりました。

株主提案とは

「株主提案」とは、株主が株主総会で審議してほしい議題や議案を、会社に対して請求できる権利のことです。

会社法で認められた株主の重要な権利であり、株主の意思を経営に反映させ、経営陣への監視・牽制機能を果たすコーポレート・ガバナンス(企業統治)の根幹をなす制度と言われています。

この権利を行使するには、原則として「総株主の議決権の100分の1以上」または「300個以上の議決権」を「6ヶ月前から継続して保有」していることが必要です。

提案したい株主は、株主総会の8週間前までに、取締役に対して書面などで請求しなければなりません。

提案できる内容には、特定の事項を会議の目的とすることを求める「議題提案権」と、その議題について具体的な賛否を問う「議案提案権」があります

いずれも、取締役の選任・解任、定款変更、剰余金の配当、役員報酬の改定といった経営の根幹に関わる事柄が提案されます。

三菱UFJフィナンシャル・グループで株主提案をするには、現状では、

300個(単元)=30,000株×1,956円(2025年6月11日終値)=58,680.000円以上の資金が必要になります。

こっちの株主提案のほうが気になった

私がより気になった株主提案は、「第6号議案」でした。

その内容は、以下のとおりです。

 

定款の会社名を「三菱UFJフィナンシャル・グループ」から「三菱UFJフィナンシャルグループ」に変更しようという提案です。

「フィナンシャル」と「グループ」の間の「・」を取るという些細なものです。

そもそも、文字と文字の間に「・」(中黒/なかぐろ)を入れる理由には、「並列関係を示すため」や「外来語の区切りを明確にするため」などいくつかあります。

外来語の区切りを明確にするための用例としては、

  • パーソナル・コンピューター
  • コーヒー・ショップ
  • SDGs(サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ)等

「・」を入れることで、単語の切れ目を示し、どこで意味が区切れるのかが分かりやすくなります。

「三菱UFJフィナンシャル・グループ」は、この用例に基づいて決められたものであり、日本語の使い方としてなんら間違っているわけではありません。

しかし、残念なことに、提案理由にも記載されているように、この例に続く企業がまったく現れませんでした。

他のメガバンクも「三井住友フィナンシャルグループ」、「みずほフィナンシャルグループ」であり、「・」はどこにもありません。

そればかりか、日本の銀行持株会社34社あるうち、「フィナンシャル・グループ」と表記しているのは、この会社しかありません。これは、三菱UFJフィナンシャル・グループにとって悲劇でした。

他社は入れなかった「・」をあえて入れた理由に関しては、取締役会の意見では触れられていないので不明です。

三菱UFJ銀行の前身の一つである「東京銀行」は、かつては「外国為替専門銀行」として指定されていました。そのこともあって、昔から海外に支店も多く、外国語ができる帰国子女などが多く採用されていました。

三菱UFJフィナンシャル・グループもそうした流れを汲んでおり、その社風と関係があるのではないかと勝手な推測をしております。

この点も気になるところです。

確かに変更するとなると、お金もかかりそうなので、「否」に入れました。

社名に「・」が入っているのは私も違和感を感じるので直したほうがいいという思います。時間がかかってもいいので、お金をかけずに直す方策を検討できないものでしょうかね。

まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか。

今回は、2025年6月27日(金)に開催される「三菱UFJフィナンシャル・グループ株節公開(第20期)の株主提案について、紹介しました。

会場が関西なら現地にいってみたかったのですが、東京(グランドプリンスホテル新高輪)なので、断念します。

でも午前10時からライブ配信があるので、そちらを楽しみにしたいと思います。

事前質問もネットからできたので、上記の疑問点は送信しておきました。

今回の株主提案に関しては、議案書にだれが提案したか記載されていませんでした。他の企業でも同様に提案者は記載されないことがほとんどのようです。

でも誰がそれを提案しているのかという情報は他の株主が判断するにあたっての有力な情報のだと思います。

また、株主に責任ある提案をしてもらうというためにも提案者を明記するようにすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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