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こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
2月に台湾に行った際、クロマグロの街で知られた「東港」をはじめて訪れました。
思っていた以上に、見どころが多く、海鮮料理がおいしかったので、ぜひ紹介したと思います。
「東港」とは
東港(Dōnggǎng)は、屏東(Píng dōng)県にある漁業が盛んな町です。台湾南部に位置し、高雄市内から南にバスで1時間ほどのところにあり、特に黒マグロの漁獲で有名です。
東港では「東港三宝」と呼ばれる特産品があり、それは黒マグロ、桜エビ、カラスミ(油魚子)です。
また、東港は「大鵬湾国家風景区」の一部であり、美しい海岸線や観光スポットが点在しています。さらに、3年に1度開催される「東港迎王平安祭典」は、台湾の伝統的な宗教行事の一つで、多くの観光客が訪れます。
高雄市内からバスで1時間ほどで行けるため、日帰り旅行にも適しています。新鮮な海鮮料理を楽しめる市場やレストランも多く、グルメ好きにはおススメの場所です。
行き方
東港までは、高鉄左営駅、台鉄高雄駅、高雄国際空港などからバスが出ています。残念ながら、台鉄やMRTなどの鉄道駅はありません。
高鉄左営駅から
高鉄左営駅からは、「大鵬灣琉球線」という台湾好行のシャトルバスに乗ります。1時間に1~2本程度の割合で運行しています。
シャトルバスなので、停まるバス停が少なく、乗車時間が少なくて済みます。
シャトルバスに乗る際は、高鉄左営駅(台湾新幹線)の2番出口にあるチケット売り場で乗車券を購入します。
フェリー乗り場のすぐそばのバス停にも止まりますので、小琉球に行くのならこのバスに乗ることをおススメします。華僑市場もフェリー乗り場のすぐそばにあります。
なお、現在、台湾好行の半額キャンペーン(2025年8月31日まで)が実施されており、交通系ICカード(悠遊卡(Easy card)など)で支払いうと、通常東港まで107元(約470円)かかるところ、半額のわずか53元(約230円)で乗車ができます。
なお、乗車する際には、悠遊カード(Easy Card)などの交通系ICカードにチャージをしたうえで、乗車しましょう。現金での乗車券の購入は料金が割高になるうえ、半額キャンペンの適用もありません。
悠遊カード(Easy Card)については、こちらの記事をご覧ください。
台鉄高雄駅、高雄国際空港から
台鉄高雄駅前からは、「建国站」というバス停から乗車します。
「建国站」は、下の地図のとおりです。
台鉄高雄駅周辺には、いくつもバス停があるので要注意です。
目印は、「御宿行旅雄中館」というホテルです。カラフルな建物ですぐにわかります。
その目の前が、「建国站」になります。
「建国站」で乗車できる路線は、「9127線」か空港経由の「9117線」になります。9117線には、AとBがあり、Bが急行になり、停車するバス停の数が少なく、到着時間が短縮されます。
AとBでは、東港内でのルートが多少異なるので、要注意です。Bは、フェリー乗り場に停車しますが、Aは停車しません。
Aに乗車して、フェリー乗り場や華僑市場に行くには、「輔英医院站」で下車し、西へ15分程度歩くことになります。
ここでもバスは悠遊カードなどの交通系ICカードを使うようにしましょう。
「建国站」から「輔英医院站」までで、20元+68元=88元(約390円)でした。高雄国際空港から「輔英医院站」までで、20元+40元(約270円)でした。
「輔英医院站」は、セブンイレブンの前にあります。なお、セブンイレブンの入口
「屏東客運東港站」との表示がありました。以前は、セブンイレブンの奥にある駐車場が、屏東客運の東港站として利用されており、屏東客運以外にも共同運行している国光客運や高雄客運などのバスも停車していました。
しかし、2024年1月に新しいバスターミナル「東港轉運站」がオープンしたことにより、「東港站」の機能はそちらに移転しました。
表示は撤去されず、そのまま残っているようです。
おススメのスポット
華僑市場
「華僑市場」は、フェリー乗り場の隣にある魚市場です。正式名称は「東港漁港漁產品直銷中心」ですが、小琉球から来た華僑の方々がたくさんの魚を買っていくので、このような呼ばれ方をしているそうです。
店舗により営業時間が異なります。11時ごろから営業を開始するところがあり、遅いところだと20時ごろまで営業しています。
市場では、数多くのお店で新鮮な魚介類が販売されています。日本では見慣れない魚もたくさんあり、見ているだけで楽しいです。
こちらでは、大きなエビが水槽に
魚屋だけでなく、刺身や寿司、海鮮丼を食べさせてくれるお店もたくさんあります。
こちらは、握りずしのお店です。
私はクロマグロの刺身を購入して、食べましたが、とてもおいしかったです。
「東隆宮」
「東隆宮」は、東港にある歴史ある寺廟です。主に「溫王爺」を祀っており、地元の人々にとって信仰の中心となっています。
特に有名なのは、3年に1度開催される「東港迎王平安祭」です。この祭りでは、疫病神を海へ送り出す儀式が行われ、王船を焼くことで厄除けと平安を祈ります。
王船は数百万元をかけて建造され、祭りの最終日には壮大な火祭りが繰り広げられます。
2024年9月に開催されましたので、次回は2027年に開催予定です。
東隆宮の正門には純金で作られた巨大なゲートがあり、昼夜問わず豪華絢爛な姿を見せています。台湾最大の黄金の牌楼とも言われ、王爺の権威を象徴するものです。
東港の文化や信仰を深く知ることができる場所として、東港に行った際はぜひ訪れたいものです。
大鵬湾国家風景区
大鵬湾国家風景区は、台湾南部の屏東県東港鎮に位置する美しい自然景観を誇るエリアです。台湾最大のラグーン(潟湖)を有し、豊かな生態系と多様なアクティビティが楽しめる観光地として知られています。
台湾初の開閉式橋である「大鵬湾跨海大橋」があり、週末には橋が開放されます。夜間のライトアップも美しく、人気スポットになっています。橋は、自転車や徒歩で行くこともでき、30mの高さから見る景色はとても素晴らしいです。
大鵬湾を1周するサイクリングコースは約12kmで、比較的平坦なコースで、湾岸の風景を楽しみながらのんびりと走ることができます。
湿地公園やマングローブの生態系を観察しながら走れるコースもあり、夕日が美しいスポットとしても人気です。
周辺には、Youbikeのステーションが何か所もあり、自転車を気軽に借りることができます。電動自転車もあります。黄色は普通の自転車で、橙色は電動自転車です。
立派なビジターセンターもあります。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、高雄からバスで1時間のところにある「東港(ドンガン)」を紹介しました。
高雄からのアクセスも良好で、日帰り旅行にもぴったりの場所です。ただし、大鵬湾国家風景区の観光もするなら最低1泊は必要です。
小琉球の観光とセットで訪れるのがおススメです。
次回の「東港迎王平安祭典」の時には、再度訪れたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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