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こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
私は「DJI Pocket2」という小型ジンバルカメラを持っており、旅行の際は必ず持っていき、現地の様子を撮影しています。
重量が100gほどの軽量で、しかも画質もよく、ジンバル機能がついているので動画も安定して撮影できます。
ところが、先日の台湾旅行で利用した際、マイクロSDカードの容量を超えて使用したため、それまで撮影した動画がすべて消失してしまいました。
本来、DJI Pocket2の場合、マクロSDカードの容量の限界まで使用したら、それ以上は録画できない設定になっているはずなのです。
ところが、どういうわけか、今回上書きされてしまったのです。
上書きした際の状況
利用していたマイクロSDカードは、
でした。購入したのは、アマゾンです。値段は1.280円でした。マイクロSDカードは、店頭で買うよりアマゾンで購入するほうが圧倒的に安いので、毎回アマゾンで購入しています。
このカードは、残念ながらDJI Pocketが推奨するマイクロSDカードではありません。
台湾には8日間滞在したのですが、SDカードの容量オーバーに気が付いたのは、最終日の8日目でした。
前日に利用状態を確認したところ、すでに100GBを超えていましたので、一部のデータをノートPCに移動させて15GB容量を空けました。
最終日は、帰りの空港までのバスや空港の様子を撮影していました。撮影の途中でDJI Pocket 2の画面をのぞくと、不思議なことに容量が増えていたのです。
おかしいなあと思って、ノートPCでカードの中身を確認すると空港内で録画したデータは残っているものの、それまでのデータがなくなっていました。
DJIに問い合わせてみた
DJIのサポートにチャットで問い合わせをしてみました。DJIのサポートは以前も利用したことがありますが、あまり待たされることもなく、丁寧な対応をしてくれるという印象を持っています。
今回もすぐにつながりました。
上書きされてしまったことを伝えると、サポートから以下のような質問がありました。
推奨SDカードではなく、「KIOXIA128GB UHS-I」であることを伝えると、以下の回答が ありました。
推奨のSDカードではない場合、以下「ご参考」のような挙動をきたすか予想できないため、正常な動作が行われるか保証ができかねてしまいます。
ご参考)非推奨SDカード端末利用時の挙動例
対応(使用)不可/脱着不可/1部機能使用不可・誤表示/保存データ異常/録画異常 等
要は、非推奨のマイクロSDカードを利用したため、保存データ異常ないし録画異常を起こしてしまったということです。
推奨のマイクロSDカードは、DJIの公式サイトに掲載されています。
推奨されているのは、以下の6つのカードだけです。
Samsung Pro 64GB UHS-I スピードクラス 3 microSDXC、
Samsung Pro Endurance 64GB UHS-I スピードクラス 1 microSDXC、
Samsung Evo Plus 64GB UHS-I スピードクラス 3 microSDXC、
SanDisk Extreme 16/32GB UHS-I スピードクラス 3 microSDHC、
SanDisk Extreme Plus 128GB V30 A1 UHS-I スピードクラス 3 microSDXC
できるだけ容量の大きなカードを使いたいところですが、128GBでは「SanDisk Extreme Plus 128GB V30 A1 UHS-I スピードクラス 3 microSDXC」しかありません。
ヨドバシドットコムやソフマップなどでは14,000円近くしています。アマゾンでは、比較的安くで販売されていますが、それでも5,000円ほどします。
ちなみに、DJI Pocket 2には、Osmo Actionシリーズのようなループ録画機能はなく、設定で上書きをしないようにすることはできません。
対応策
対応策としては、「推奨のカードを利用しましょう」ということになるのですが、上記のとおり製品が限られており、しかも値段が高いです。
私はその後、持っていた別のマイクロSDカード(32GB)で試してみましたが、その際は、容量が満杯になっても勝手に上書きされることはなく、満杯になった時点で自動停止しました。
DJI Pocket 2の画面表示には、右下にあるマイクロSDカードの表示が赤くなり、その左横には赤字で「フル」と表示されました。
この状態で録画ボタンを押すと、上部に「容量不足」と表示されるだけで、録画はできませんでした。
非推奨のものであっても、正常に動作し、上書きはされないケースもあるようです。
非推奨のものを使う場合、上書きされないかは実際録画してみないとわからないわけですが、その検証のためには、128GBだと時間を要し結構めんどくさいことになります。
容量の上限に近づく前に、小まめにデータの移動・削除やマイクロSDの交換を完璧にできるのなら確認の必要はないかもしれません。
しかし、私の場合、まず無理なので、大切なデータが上書きされてしまう事態に陥らないためには事前に確認しておくしかありません。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、DJI Pocket2がマイクロSDカードの容量を超えて使用すると、大切なデータが上書きされ、消失してしまう場合があるということを紹介しました。
マイクロSDカードの書き込み速度が遅い場合、上書きされてしまうことがあります。DJI Pocket2を利用される際は、要注意です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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