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【2025年3月最新】スルガ銀行 「ことら送金」に対応したので、利用してみた!併せてヤバい改正が⁉

この記事は、5分で読めます。

こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

2025年2月19日からスルガ銀行で「ことら送金」が利用できるようになりました。

昨年8月に、近々利用できるようになるとのプレスリリースがあったものの、その後、サービスの開始に関するおしらせがありませんでした。

しかし、偶然、スルガ銀行のHPをみると「『Bank Pay』および『ことら送金』の取扱開始について」というお知らせを発見しました。

お知らせの概要

スルガ銀行のお知らせの内容をまとめると、以下のとおりです。

  • 2025年2月19日(水)から「ことら送金サービス」を開始する
  • 送金は、「Bank Pay」アプリより行う
  • 送金上限額は、1回あたり10万円/1日あたり10万円

スルガ銀行のお知らせは、こちらから確認できます。

www.surugabank.co.jp

「ことら送金」をする場合、銀行ごとに利用するアプリが異なります。主なものは、以下の3つです。

  • 銀行独自のアプリ(三井住友銀行、住信SBIネット銀行、SBI新生銀行、みんなの銀行など)
  • J-Coin Pay(みずほ銀行、三菱UFJ銀行、イオン銀行など)
  • Bank Pay(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行など)

Bank Payは、上記の銀行のほか、全国にある地方銀行、信用金庫、信用組合の多くで利用できます。

スルガ銀行から送金する場合は、このBank Payアプリをスマホにインストールして利用することになります。

スルガ銀行口座でお金を受け取るだけならBank Payは不要です。

ビックニュースのはずが

このスルガ銀行の「ことら送金」の対応は、銀行ポイ活をしている人にとっては、ビックニュースです。

スルガ銀行のインターネット支店(ANA支店、Dバンク支店など)では、口座振替1件あたりマイルやポイントがもらえます。また、円預金残高20万円以上なら振込手数料無料回数が月10回付与されます。

スルガ銀行がすごいのは、この条件を満たせば、口座ごとに月10回付与されます。例えば、ANA支店とDバンク支店でそれぞれ口座を開設している場合、ANA支店のみ残高20万円であったとして、両支店でそれぞれ月10回付与されるのです。

こうした特典があるスルガ銀行は、銀行ポイ活をする人にとっては必須アイテムと言えます。ただ、残念なことに、同じように必須アイテムである住信SBIネット銀行と異なり、ことら送金が使えなかったのです。

ことら送金が使えば、口座振替や振込で使用した資金を手数料無料で引き上げることができます。今回、スルガ銀行がことら送金に対応したことで、この手が使えるようになったわけです。

ところが、このビックニュース、あまり知られていません。大きく報じられていないからです。

スルガ銀行も公式HPにはお知らせを掲載するものの、口座開設者に対しての通知なども一切行われていません。

ポイ活民だけではなく、スルガ銀行の一般口座開設者にとっても手数料無料で送金できる「ことら送金」の対応は重要なニュースのはずです。

スルガ銀行のこうした対応をみると「ことら送金は手数料収入が減る厄介な存在」、銀行業界の流れとして対応はしたものの、できることから利用してもらいたくないというのが本音であるというのがみて取れます。

サービス導入に伴いやばい改正が

「ことら送金サービス」導入に伴い、スルガ銀行のキャッシュカード規定が改定されました。これが結構やばいのです。

改定内容は、以下のとおりです。

改定箇所
第10 条(カード・暗証番号の管理等)に以下の内容で第3 項を追加します。
改定内容
本人以外の第三者が、不正に取得した暗証番号等の口座情報を利用して申込みをした場合でも、入力された内容と当社に登録されている内容が一致した際には、当社はお客さま本人より利用申込みがあったとみなすこと。
上記の場合にお客さまに生じた損害については、当社が別に定める場合を除いて責任を負わないこと。
改定日
2025年2月3日(月)

今回、規定の改定により、たとえ本人に過失がなくても、不正に取得した暗証番号等の口座情報を利用してBank Payに登録して送金した場合、その損害は本人負担というわけです。

これは、Bank Payに限らず、Web口振受付サービス、PayPay取引などスルガ銀行のサービス全般が対象です。これまでには、こうしたことで損害がでた場合、銀行側が損害を補填してくれていましたが、今後はそれがなくなるわけです。

スルガ銀行の口座開設者にとって、この改正はとても重要な改正であるにもかかわらず、通知がまったくなされていません。

こうした重要な改正を、顧客に直接通知せずに「ことら送金サービス開始」というお知らせの中にこそっと掲載するだけの対応を取った「スルガ銀行」自体ヤバいのかもしれません。

本来なら消費者保護、口座開設者保護という観点に立てば、こうした重要な改正は顧客にしっかり通知するシステムを義務付けるべきだと思いますが、現状では、金融庁はこうしたガイドラインや指導は行っていないようです。

ところで、「キャッシュカード規定」とありますが、本来、「規定」ではなく、「規程」という字を使うべきではないでしょうか?

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、スルガ銀行「ことら送金」に対応した件にまつわる話をご紹介しました。

スルガ銀行が「ことら送金」に対応したことは、スルガ銀行の口座開設者にとっては、非常にいいことです。

しかし、その一方で「暗証番号」の不正利用の損失を過失のない場合であっても口座開設者が負わないといけないというルール変更が実施されたのは、大きなマイナスです。しかもそれがしっかり周知されることなく、こっそりやっています。

消費者保護の観点からそもそもこうした改正が許されるのかも甚だ疑問です。

 

今回の記事がお役に立たのなら、うれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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