この記事は、5分で読めます。
こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
「ダークウェブ」ってご存知でしょうか?ダークウェブとは、通常の方法ではアクセスできないようになっており、そこでは非合法な情報やマルウェア、麻薬などが取引されているサイトのことです。
このサイトでは、ECサイトや銀行などのユーザー名、パスワード、メールアドレス、住所、電話番号なども売買されています。
これらの情報が、自分の知らないうちに売買されていないか大変気になるところです。
Googleアカウントを持っていれば、これらがダークウェブで取引されていないかどうか簡単に調べる方法があります。
そこで、今回は、「ダークウェブ」とはどういうものなかのか、「Google」で個人情報が「ダークウェブ」で取引されていないかどうか調べる方法、もし取引されていた場合の対応策について解説します。
ダークウェブとは
「ダークウェブ」は、一般的な検索エンジンでは見つけることができず、特殊なブラウザを使用しなければアクセスできないインターネット上の領域のことです。
その匿名性が極めて高く、表立ってはその存在がわからないことから、「ダークウェブ」と呼ばれています。
ダークウェブでは、匿名性を利用して非合法の物品やコンテンツが取引されています。具体的には、以下のようなものが取引されています。
〇 アプリケーション利用時に必要なコードを不正に生成したデータ
〇不正に手に入れたクレジットカード情報と偽造クレジットカードの情報
〇氏名・住所・メールアドレス・電話番号などの個人情報のリスト
ダークウェブへのアクセスには、特別なブラウザやVPNなどが必要になります。ダークウェブは非常に危険な場所であり、以下のリスクがあります。
〇 利用によって犯罪に加担する可能性がある
〇 犯罪の被害に遭う可能性がある
〇 個人情報の流出やウイルス感染のリスクが高い
最近、社会問題となっている、「闇バイト」による強盗事件も、ダークウエブで売買された個人情報を使って、実行されていると言われています。
ダークウェブに流失していないか確認する方法
このような危険なダークウェブに自分のメールアドレスやパスワード、電話番号などの個人情報が流出されているか気になりますよね!
ダークウェブに流失していないか簡単に確認できるサービスをGoogleが「無料」で提供しています。
その名も「ダークウェブレポート」です。
Googleのメールアドレス(Gmail)に紐付く情報のほか、パスワードや追加のメールアドレス、電話番号なども確認できます。
スマホからの利用方法は、以下のとおりです。
① グーグルにアクセス
➁ アカウントマークをクリック
③ 「Google アカウントを管理」をタップ
④ 「セキュリティ」をタップし、下にスクロール。「ダークウエブレポート」の下の「使ってみる」をタップ
⑤ 「モニタリングを開始する」をタップ
⑥ 「すべてを選択」に☑を入れる
⑦ 「モニタリング中のプロフィールを編集」をタップ
⑧ 氏名、住所など変更したい場合は、赤い部分をタップ
⑨ 編集が済んだら、⑦の画面に戻り、件数がある項目をタップすると、結果の詳細が表示
2019年6月13日に、オンラインデザインツールの「Canva」から「氏名」、「メールアドレス」、ユーザーネーム」が流失していたことがわかりました。
個人情報が流出していたらどうするか
個人情報が流出してしまっていた場合の対応策はどうすればよいのか?
セキュリティソフトを使うというのは、違います。
過去に、LINEやYahooから40万件以上もの個人情報が流出したように、個人情報の流出のほとんどは、自分の知らないところで起こります。
これらは、自分のPCやスマホにセキュリティソフトをいれたところで食い止めることはできません。また、すでに流出してしまっているパスワードなどの個人情報もセキュリティソフトでは。
取るべき対応策は、以下のとおりです。
1 パスワードを変更する
2 メールアドレス、電話番号を変更する
3 ユーザーID・ユーザー名を変更する
メールアドレスが流出していた場合
各サービスのログインIDなどに使用しているのなら、まずはパスワードの変更をおこないましょう。
もしそれでも不安に思うなら、ログインIDを別のメールアドレスに変更するのが良いでしょう。
各サービスのログインIDなどに使用していない場合でもそのまま放置していると、迷惑メールが膨大に送られてくる可能性があります。煩わしい場合は、メールアドレスの変更を行うことを検討しましょう。
電話番号が流出していた場合
電話番号が漏れると、不審な勧誘の迷惑電話がかかってくるかもしれません。また、携帯電話番号であれば通話の他にSMSで迷惑メッセージが送信される可能性もあります。
もし可能であれば、番号の変更をキャリアに相談してみましょう。
それができない場合は、着信やSMSの内容に十分警戒する必要があります。通話の場合は電話番号非通知に対して一律で着信拒否するといった方法も有効です。
ユーザーIDやユーザー名が流出していた場合
該当サービスを使っていないのなら、アプリを削除してしまいましょう。
まだ必要なものなら、該当サービスのログインパスワードを変更しましょう。さらに、ユーザー名やユーザーIDが変更可能なら、変更しておきましょう。
また、銀行やクレジットカードなどの重要なサイトに関しては、二段階認証の設定を必ずやっておくようにしましょう。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
今回は、「ダークウェブ」とはどういうものなかのか、「Google」で個人情報が「ダークウェブ」で取引されていないかどうか調べる方法、もし取引されていた場合の対応策について解説しました。
このGoogleのサービスは7月から「無料」で提供されるようになりましたが、それまでは、クラウドストレージサービス「Google One」の機能として有料で提供されました。
自分の個人情報が知らないうちにダークウェブに流していないかを簡単に調べることができますので、是非利用してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事が良ければ、ブックマークとスターをお願いします。
また、SNSでシェアして頂けると、モチベーションが上がります。
今後も役に立つ、記事を配信していきます!
Amazon Music Unlimited(音楽聴き放題)が30日間無料(通常月額880円)!
Amazon Music Unlimited公式サイト
Audible(聴く読書12万冊聴き放題)が30日間無料(通常月額1,500円)!
Audible公式サイト
Kindle Unlimited(電子書籍読み放題)が30日間無料(通常月額980円)!
Kindle Unlimited公式サイト