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【2024年12月最新】国指定機関 CIC 「クレジット・ガイダンス」を取得してわかったこととは?

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この記事は、6分で読めます。

こんばんは。管理人のUncleゆーさん(@UncleYusan)です。

2024年11月28日により、国指定機関であるシー・アイ・シー(CIC)がクレジットカード保有者の信用状況を指数化した「クレジット・ガイダンス」の提供を始めました。

今年、「ビックカメラ j-westカード」というクレジットカードの審査に落ちてしまったこともあり、さっそく取得しました。

今回は、CIC 信用スコア「クレジット・ガイダンス」の開示請求方法の注意点や信用スコア・総合評価をみて気づいたことを紹介します。

クレジット・ガイダンスとは

「クレジット・ガイダンス」とは、CICが保有する信用情報を分析のうえ算出した「指数」とその「算出理由」を「クレジット・ガイダンス情報」としてクレカ保有者・ローン借入者とクレジット会社等に提供するサービスです。

「指数」は、200~800の3桁の数値で、信用状態を表示されます。「算出理由」は、「未入金がないため、指数にプラスの影響を与えています」など指数の算出に特に影響を与えた理由が最大4つ表示されます。

CICは、1984 年に創立した、主に割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員(837社. 2024年3月時点)とした、割賦販売法および貸金業法の両法令に基づく指定を受けた信用情報機関です。

個人の信用情報のデータベースを持っており、例えば、新規でクレジットカードの申込みをすると、クレジット会社は、CICから申込者のクレジットカードや住宅ローンの返済状況や借入残高などの信用情報を得て、カード発行の審査を行います。

また、住宅ローンの申込みを受けた銀行も審査にあたって、同様の手順で申込者の信用情報を得ます。

延滞などの記録があれば、審査に落ちるということもあります。記録は5年間保管されます。

収集している情報は、個人の属性・契約内容・支払状況・残債額などです。

これまでも、クレカ保有者等はCICに対してこうした収集した情報の開示を請求することができましたがそれだけを見ても、自分の信用情報が高いのか低いのかわからないという問題がありました。

この問題を解決しようして、クレジット・ガイダンスの提供が始まったわけです。

取得方法と注意点

クレジット・ガイダンスを取得するには、インターネットか郵送で行います。郵送は手数料がインターネットの3倍(1,500円)と高く、取得までに時間と手間がかかるので、インターネットでの取得がおススメです。

インターネットでの取得には、手数料が500円かかります。(クレジット一括払いまたはキャリア決済)

提供時間は、毎日8:00~21:45 です。

インターネットでの取得の流れは、以下のとおりです。

  1. 利用環境・支払い方法の確認
  2. 受付番号の取得
  3. 認証コードの取得(キャリア決済の場合)
  4. お客様情報の入力
  5. 利用手数料の決済
  6. 開示情報の表示

 

受付番号の取得の際には、以下の点に注意が必要です。

  • 手数料500円以外に、ナビダイヤルなので、20秒ごとに10円がかかる。番号を確認するには、100円ほどかかる。
  • クレジットカードの有効期限とセキュリティコードが必要になるので、手元に手数料を支払うクレジットカードを用意しておく。
  • 楽天カード、ポケットカードやアプラスカードなど支払いに利用できないクレジットカードがある。自分のカードが利用できる公式サイトで事前に確認しておく。

確認できた情報

信用スコアと算出理由???

指数(信用スコア)が「572」で、算出理由には次のものが挙げられていました。

  • 請求回数に対する未入金回数がないため、指数にプラスの影響を与えています。
  • 極度額(クレジットカード等)に対する残債額の割合が、指数にプラスの影響を与えています。
  • 新規契約の申し込み件数が、指数にマイナスの影響を与えています。
  • 残債額の合計が横ばい、または増加傾向にあり、指数にマイナスの影響を与えています

算出理由のマイナス要因をみると、新規申込件数が多いことや残債額の合計が多いことをあげていますが、これでは、カードを利用する人=悪いという前提に立っているように見えてしまいます。

私の場合、ほぼすべて一括払いで遅滞なく支払いを行っています。年1回しかクレジットカードを利用しない人と、毎日のようにクレジットカードを使っている人。どちらも遅滞なく完済していたとしたら、年12回きっちり完済したという人のほうが「信用度」が高いように思うのですが・・・。

どれほどきっちり完済しているかという支払い状況を重視した採点にすべきように思います。

審査落ちしたものも「申込情報」に表示される

今年7月からのカード発行申込件数は、15件もありました。このうち7件は、ビックカメラ j-westカードや j-westカードのものです。

WESTERポイントをお得にためて、特典切符を手に入れたくて、ビックカメラ j-westカードを申し込んだのですが、人生初の審査落ちに。

どうしても特典切符を手に入れたくて、ビックカメラ j-westカード「エクスプレス」という別のカードに申込みましたが、こちらも撃沈。

しかたなく本家のj-westカード関連のあらゆるものを申し込みましたがいずれも撃沈。

結果として、クレジット・ガイダンスを汚してしまくことになりました。審査に落ちた場合は、同じカード会社には申し込んでも審査落ちする確率は極めて高く、クレジット・ガイダンスを汚すことにもなるのでやめておいたほうがよさそうです。

申込情報は、クレジット会社がアクセスした日から6カ月を過ぎれば、自動的に削除されるので、再度申し込みをするなら、6カ月後にするべきでしょう。

楽天カードとメルペイがよく利用している

「利用記録」をみると、楽天カード(3回)、メルペイ(2回)、JCB、エポス、三菱UFJニコス、ポケットカード(いずれも1回)が表されていました。

楽天カード、JCB、エポス、三菱UFJニコスについては、カードの新規発行や切替を行ったためだと思うのですが、メルペイとポケットカードは理由がわかりません。

この間、クレディセゾンで、スルガ・セゾン・プラチナ・ビジネス・アメックスを新規発行したのですが、クレディセゾンの記録はありませでした。カードを発行するからといって、必ずしもカード会社はCICの信用情報を閲覧しているわけではなさそうです。

「$」をたくさんつけるのが良いのか?

入金状況が過去にさかのぼり24時間表示されています。請求どおりの入金があった場合は「$」マークが表示されていました。

クレジットカードの利用がなかった場合は、「ー」か空欄になっています。

私は、クレジットカードだけで50枚ほど持っているため、入金状況が利用なしになっている欄が結構ありました。

カードに利用履歴がないのはよくないと一般に言われますが、カードを利用していないことは、マイナス要素として算出理由には挙げられていません。クレジット・ガイダンスでは、このことは評価されていないようです。

まったく使っていないカードは、断捨離すべきなのかもしれませんが、クレジットカードに関する記事を書いたりするので、難しい面があります。

なお、直近の請求額も掲載されていますが、少額決済は「千円未満」と表示されていました。

「極度額」は思ったより少なかった

極度額という欄に「NNNN」と表示されていたクレジット情報がいくつかありました。

これらは、同じクレジットカードから複数枚クレジットカードを発行している場合、限度額がクレジットカードごとではなく、カード保有者ごとに決まっている場合、その額を極度額と呼びます。

極度額は、複数枚のうち1枚だけに表示され、その他のカードのクレジット情報には「NNNN]と表示されます。

この極度額をみると、意外と金額が少ないと思いました。新規発行したクレジットカードが送付されてきたときに同封されている台紙にカードの限度額が表示されていますが、1枚あたり限度額とあまり変わらないように思いました。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

今回は、CIC 信用スコア「クレジット・ガイダンス」の開示請求方法の注意点や信用スコアや算出理由などをみて気づいたことを紹介しました。

信用スコアの算出には、契約内容、支払い状況、入金状況、申込情報などで算出されています。

クレジットカードを発行するにあたっては、信用スコアの計算に使わない、年収、学歴、職歴、預貯金、家族構成などの情報も含めて審査の重要な要素になっていますので、その点カードの申込者は理解しておく必要があります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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