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こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
海外キャッシングがお得と言われたセディナカード。このブログでも何回も紹介してきました。理由は、ATM利用手数料とカード事務手数料がかからないからです。
そんなセディナカードですが、2024年4月から三井住友カード(FS)に改め、発行会社も三井住友カードになりました。
これでお得に使えなくなると、カードを解約された人も多いと聞きます。
しかし、先日、海外キャッシングをしてみると、RevolutカードやWiseデビットカードなどよりもお得にキャッシングができました。
今回は、セディナカードの現状とベトナムでの海外キャッシングの結果を紹介します。
セディナカードとは
セディナカードは、年会費無料のクレジットで、通常200円で1ポイント貯まり、1ポイントあたり1円相当(還元率0.5%)で利用できます。
ポイント還元率は大したことはありませんが、このカードが威力を発揮するのは、海外でのキャッシングです。
通常、クレジットカードを使って、海外ATMから出金しようとすると、ATMの利用手数料に加え、クレジットカード事務手数料(2~4%)が発生します。
ところが、セディナカードはこれらの手数料が無料なのです。
クレジットカードでキャッシングした場合、引き出したお金に利息がかかってきます。
利息をできるだけ払わないようにするには、繰り上げ返済をする必要があります。この場合、多くのクレジットカードでは、カード会社に電話をかけて、手続きをする必要があります。
そうなると繰り上げ返済の手続きは、実質上、帰国してからしかできないことになり、それだけ利息を多く払わなくてはいけません。
ところが、セディナカードの場合は、ネットから繰り上げ返済ができるため、売上データが明細に反映されしだい、海外からでも繰り上げ返済ができ、その分利息の支払いを節約することができます。
また、セディナカードの場合、ネットでの繰り上げ返済は、ペイジー(Pay-easy)と呼ばれる利用料無料のシステムで行うことができます。
こうしたことから、海外旅行をする多くの人が、セディナカードでATMキャッシングしていました。
新規申込終了に
そんなセディナカードは、2024年1月25日に新規申込受付を終了しました。発行会社が、2024年4月1日に三井住友カードに統合されたため、三井住友カードを冠する名前に変更するためです。
現在、セディナカードの後継カードとして、三井住友カード(FS)が存在します。
名称やカード券面は変わりましたが、
こちらのカードの基本機能は、セディナカードと変わりません。
例えば、一回払い利用可能枠、締め日、引き落とし日、分割払いやボーナス払いなどの支払い方法、年会費、わくわくポイント、ダイエー・イオンでのポイント3倍などのクレジットカードのサービスなどは変更されていません。
ところが、公式サイトの入会申込みのページを見てもこのカードが見当たらないのです。現在、どうも新規申込はできないようです。
お得なキャッシンク機能は健在
セディナカードの利用者のなかには、セディナカードから三井住友カード(FS)に変わってしまったことで、海外キャッシングをお得できなくなると思い、解約してしまった人たちもいるようです。
しかし、実際は、合併後の2024年4月1日以降もATM利用手数料、クレジットカード事務手数料とも無料のままです。
有効期限までは、これまでのセディナカードの券面のものを利用することになります。私の場合は、2028年に新しい三井住友カード(FS)の券面になります。
ベトナムで利用した時の結果
2024年10月に、ベトナムのホーチミンで、セディナカードを利用してATMから出金したので、その結果を紹介します。
利用したのは、ホーチミン・タンソンニャット国際空港にある「マリタイムバンク」のATMです。
出金日:2024年10月11日
出金額:500,000ドン
返済日:2024年10月15日
返済額:3,017円(うち利息分3円)
為替レート:1 vietnam dong = 0.0060202 japanese yen(10月13日)
キャッシング年利は18%ですので、利息は1日あたり0.049%(18%/366)となります。
今回、利用日が2024年10月11日で、返済日が2024年11月15日でしたので、借りていた日数は4日となります。
したがって、この4日間の利息は、0.049✗4=0.196%となります。
私のセディナカードは、国際ブランドはマスターカードです。
キャッシングの通貨換算は、両替時ではなく、データがマスターカードなど国際ブランドの決済処理センターに到着した時点となります。
恐らくマスターカードの決済処理センターに到着し、為替換算を行ったのは、前日の13日であろうと思われます。
マスターカードの10月13日の為替レートは、1 ドン = 0.0060202円です。為替レートは、こちらの公式サイトから確認できます。
このレートで500,000ドンを日本円に換算すると、3,010.1円となります。
利息は、3.010.1元✕0.196%≒6円となります。
計算上は、3,010+6=3,016円となります。
しかし、実際に繰り上げ返済した金額は、3,017円でした。元本と利息の内訳に差はあるものの、ほぼ同額となりました。
ATMで発行された明細書をみると、以下のとおり44,000ドン(約270円)のATM手数料が記載されていましたが、その分はセディナカードの明細に一切計上がされていないことから、ATM手数料が無料になっていたことが確認できました。
先日、RevolutとWiseのベトナムキャッシング比較の記事を書きました。その時は、2倍の1,000,000ドンをそれぞれ出金し、日本円の引き去り額を確認したところ、Revolutのほうがお得だという結果になりました。
その日のレートは、今回を比べると1 VND = 0.006002 JPYと多少良かったにもかかわらず、その時のRevolutの金額と今回の支払い金額を2倍したものを比較すると、セディナカードのほうが、300円ほど安く済んだことがわかります。
これは、ATM手数料が無料というのが効いているわけです。
RevolutとWiseのベトナムキャッシング比較の記事はこちら!
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか。
今回は、セディナカードの現状と先日ベトナムで行った海外キャッシングの結果を紹介しました。
ベトナムでのキャッシングの結果、セディナカードが海外キャッシングで依然お得なカードであることが確認できました。
ただし、クレジット会社事務手数料が発生しないのは、キャッシングだけなので、ショッピングなどについては、RevolutやWiseを利用するほうがお得になるはずです。
海外キャッシングには、「アコムACマスターカード」という最強カードがあります。ただ、こちらは消費者金融が発行しているカードなので発行には抵抗がある人も多いようです。
また、定年退職者やFIREした人など現在会社などで勤務をしていない人は申し込むことができません。
今回の記事がお役に立たのなら、うれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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